良い人には2種類あると思っています。
「周りから良い人に見られたい人」と「自分が良いと思うことをやりたい人」です。
前者は周りの人がどのように感じるかを大切にします。
後者は自分がどう感じるかを大事にします。
似ていますが異次元の違いがあります。
実は「どちらも我が儘」なのです。
周りから良い人に見られたいと自分の我を通すか、自分が良いと思うことをやろうとして自分の我を通すかだけの違いです。
しかし、結果が異次元なのです。
周りから良い人に見られたい人は周りの評価が常に気になり、自分の存在が薄くなっていきます。
周りを優先するということは、自分を後回しにすることですから。
自分が良いと思うことをやろうとする人は周りの評価はあまり気にしませんが、自分が思うようにやろうとする分、労力は多大です。
しかも、やっている事の責任は誰かの責任に出来ません。
しかし、心が満たされ充実感が溢れてきます。
実際のところ大変さはどちらも似たようなものなのに、前者は自分の存在が消え始め存在する意味が薄れていき、後者は自分の存在に満ちあふれていきます。
これからの時代は「自分を満ち足りた存在」にしていったほうが生きやすくなります。
傍若無人に身勝手に周りの迷惑を顧みず好きに生きれば良いというお話ではないのです。
自分の中にある良心の声に耳を傾け、自分に寄り添い、従うだけで良いです。
良心の声は優しさの声と言っても良いです。
自分の周りを見たときに・・・
ほんの少し手を貸してあげる
ほんの少し声を掛けてあげる
ほんの少し時間を割いてあげる
あなたの心の中で「こうしてあげたい」という何かの感覚に耳を傾けてあげます。
最初は恥ずかしかったり無理だったりするかもしれませんが、声を聞こうとしてあげるだけで自分に優しくなれます。
人は優しくなると緊張が緩み、更に優しさが沸いてきます。
「しないといけない」ことは実は無いよってお話です。
あなたに必要な事なら「しないといけない」とは感じず、「〇〇したい」となりますし、これが心の声です。
今、周りを気にしすぎて、こういうのが分からなくなってきています。
心の声を聞いたからと言って周りをないがしろにすることなどありません。
あなたはあなたでしかないからです。
ただ、心の持ちよう、どこに耳を傾けるかで全く違う「今」が作り出されてしまうということを知っておいて頂けたらと思うのです。
「しなければならない」で心が満たされそうになったら、「私はどうしたい?」「そのためにはどうすれば良い?」と考えてみてください。
このやりとりを自分の中で繰り返していくと、「今の状態」が自分にとって負担になっていると気がつくかも知れません。
もしそうなら、周りに合わせるのは止めちゃえば良いです。
一気に気楽になって、目の前が明るくなります♪
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