八方塞がりの過ごし方、やって良いこと悪いこと

八方塞がり・大殺界・天中殺等の運気が下がる時

「今年は八方塞がりだからどうしたら良いか不安なんです」という相談はよくあります。

一番大事なのは「八方塞がり」という言葉に振り回されないことです。

八方塞がりが問題なのでは無く、実際に問題が起きるのか・起きているのかどうかが問題です。

どういう状況であれ、今を生きることに変わりは無く、今出来ることをやることに意味があります。

八方塞がりが怖くなるのはネガティブな情報が溢れているからですが、意外に出来ることをやるだけで良い感じにしていけます。

簡単ですが動画も用意しました↓

この八方塞がりは「年回り」なので、一定の間隔で必ず誰にでも訪れてきます

八方塞がりは大きな事は出来ないし、引越しも避けたほうが良いという考え方があります。

はっぽうふさがり【八方塞がり】
① 陰陽道おんようどうで、どの方角にも障りがあって何もできない状態。
② とるべき手段がなくなり途方に暮れること。 「 -でお手上げだ」
引用:コトバンク 八方塞がり

八方塞がりは運勢が下がる時期

占い上の八方塞がりは「運勢が下がる時期」に該当しますが、「今年の運勢が悪い」と言われると誰でも不安になります。

しかし、八方塞がりは九分の一ですので、年間何百万人(イメージです(笑))も対象者がいます。

厄年の人よりも多いかも知れません。

運勢が下がる時期は誰でも一定の間隔で訪れますが、受け止め方・理解の仕方が変わるとこの時期の過ごし方が飛躍的に変わってきます。

八方塞がりは自分を振り返るタイミング

運勢が下がる時期は外に意識を向けるのではなく、今の自分、これまでの自分を振り返る、内側に意識を向ける時期です。

運勢の下がる時期は占いによって時期や解釈が違いますし、八方塞がりも占いによって時期・解釈が変わってきます。

八方塞がりの年は、九星気学など方位盤を使う占いで本命星(または月命星)が中宮(ちゅうぐう)(真ん中にくる)の年に当たっていることを意味することが多いです。

他の占いで「八方塞がり」を使っている場合は、その占いのルールに沿います。

自分の本命星が方位盤の真ん中に来ているから身動きが取れないという意味合いです。

そういう解釈も成り立ちますが、そうじゃ無い解釈もあります。

本命星が方位盤の真ん中に戻るときは、終わりの始まりでもあります。

これまでを見直しこれから先に繋いで行く流れです。

これ以外に気学や方位学などの方位を扱う占いは、「行ける方位・時期があるのかどうか」を重視する場合もあります。

気学の八方塞がりは行き先が凶方位しかない

そこに行きたいかどうかに関わらず凶方位で行ける方位が無いことがあり、これが気学の八方塞がりです。

占いを進めていくと、方位鑑定上、凶方位が重なってしまい、行けるタイミングがないことがあります。

この場合は今やろうとしていることのタイミングを可能な限り変更することで凶方位に対処します。

時期をずらすこと自体が出来ないこともありますので、相談者の状況を伺いながら占い的にも現実的にも悪い影響が小さくなる選択肢を見つけていきます。

似たような人は同じような占いの結果が出てくる?

同じ生年月日の人は占いだけを基準にすれば、同じ結果になります。

微妙な違いが出ることもありますが、ある程度大きな枠組みだと同じです。

でも、その人の現状を占いに取り入れていくと結果もそれぞれ違ってきますし、その人専用の答えが出てきます

今が八方塞がりの年ならば、「現実も本当に八方塞がりか?」という確認を占っていきます。

ここを抜かすと「今年は運勢が悪いと言われたけど、良いことばかり起きた」「今年は運勢が良いといわれたのに、悪い事ばかり起きた」というようなことが起きます。(参考:「厄年や大殺界に良いことが起きる、運勢が悪い時に良いことが起きる理由」

実際がどうなのかは起きている事と相談者の状態をすり合わせることが必要です。

八方塞がりだからといって、全てがだめではない

八方塞がりも占いの一つの基準です。

占いには全部良い・全部悪いというのはありません。

八方塞がりは「内も外もダメ」という意味では無いのです。

やろうとしている内容によっては今年がチャンスとなることも出てきます。

その結果「今年は八方塞がりだけど大丈夫だね」ってなることがありますし、「八方塞がりどおりの要注意な年」という場合もあります。

ここまで占うと、人によって置かれている状況・状態によって違う結果になっていきます。

同じ九星の人で、同じように八方塞がりの年であっても違います。

これが本来の占いです。

八方塞がりの時にやって良いことダメなこと

引越しを考えていたけど八方塞がりだから控えておこうとするのは悪くありません。

しかし、引越しが必要な人にとっては違う判断が生まれます。

八方塞がりは一定の間隔でやってくる時の流れですので、このタイミングに今やろうとしている事、今抱えていること、懸念事項、止めたいと思っていることを考えると良いです。

そうすることで今考えている「引越し(あるいは他の何か)」の重要性と必要性が見えてきます。

引越しそのものは方位占いを使います。

方位占いの結果で引っ越してもOKとなれば、まずは安心です。

方位占いでダメな時は現状を整理するわけですが、現実でも無理をしている場合は気をつけます。

現実が大丈夫なら大丈夫な要素が多いですし、八方塞がりだけで止めるモノではありません。

八方塞がりだからと断念するのは早い

八方塞がりという時の流れに良いも悪いも無く、その時々の置かれている状況によって、どうしたら良いかを考える目安の時期です。

今年は八方塞がりだからとか、厄年だからとかで何かを決める前に、今はどういう状況にあるだろうかと「現状」を考慮します。

世の中には八方塞がりが気になる人もいれば気にならない人もいますし、今やろうとしている事がその人に合っていることもあれば合っていないこともあります。

八方塞がりの時期は無理をしやすいと暗示されますが、現実も無理をしているかどうかを確認する必要があります。

八方塞がりが気になるなら、現状の整理、今やろうとしていること、やりたいことの状況を把握することでどうしたら良いかが分かってきます。

無理をしておらず準備をしてきたことならば、八方塞がりでもスムーズにスタート出来ます。

無理をしてなんとかする必要があるなら、望んでいる事でも冷静になった方が良いです。(ダメということではありません。焦ってはいけないという意味合いです)

占いはその整理に力を貸してくれます。

八方塞がりだからと何でもダメではありません。

いつも読んでくださってありがとうございます♪

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