2023年に入りもう1月4日!
2日、3日といろいろとやっていたような気もするのですが、気がついたら4日になってました。
元日からスタートしているところもサービス業では多いですが、今日から本格的に会社がスタートするところも多いかも知れません。
会社を通した初詣などは今日ぐらいから本格化するでしょうか。
年末年始はもともと運気・運勢に関心が集まりやすく、今年がどういう年なのか一番気になります。
良ければ良いですが、悪かったときにどうするか。
このブログは大体「悪かったとき」がテーマになっています。
今回のお話も例年年初にお話をしている内容になりますので、ざっと目を通しておかれると良いと思います。
方災よけ(「方位除け・方災解除は凶方位に効果がある?」)などと合わせて気になるのが、八方塞がりについてです。
「今年は八方塞がりだから(厄年・大殺界・空亡・天中殺・陥入等々)どうしたら良いか不安なんです」という相談はよくあります。
この八方塞がりは年回りなので、一定の間隔で必ず誰にでも訪れてきます。
八方塞がりなので、大きな事は出来ないし、引越しも避けたほうが良い、という考え方も確かにあります。
はっぽうふさがり【八方塞がり】
① 陰陽道おんようどうで、どの方角にも障りがあって何もできない状態。
② とるべき手段がなくなり途方に暮れること。 「 -でお手上げだ」
引用:コトバンク 八方塞がり
八方塞がりなどは運勢が下がる時期?
占い上の八方塞がりは「運勢が下がる時期」に該当します。
今年の運勢が悪い、と言われると誰でも不安になります。
しかし、八方塞がりは年間何百万人(イメージです(笑))も対象者がいます。(世界中で考えたら桁がいくつも変わります)
厄年に該当する人よりも多いかも知れません。
運勢が下がる時期は一定の間隔で訪れますので、受け止め方を変えるだけでも過ごし方が飛躍的に変わってきます。
八方塞がりは、本来自分を振り返るタイミング
運勢が下がる時期は、自分の外に向けて意識を向けるのではなく、今の自分、これまでの自分を振り返る方が効果的です。
ただ、運勢の下がる時期は占いによって時期や解釈が違います。
八方塞がりも、占いによって運勢の下がる時期・解釈も変わってきます。
もともと八方塞がりの年は、九星気学など方位盤を使う占いで本命星(または月命星)が中宮(ちゅうぐう)(真ん中にくる)の年に当たっていることを意味します(他の占いで「八方塞がり」を使っている場合は、その占いのルールに沿います)。
自分の本命星が方位盤の真ん中に来ているから身動きが取れない、という意味合いです。
そういう解釈も成り立ちますが、そうじゃ無い解釈もあります。
本命星が方位盤の真ん中に戻るときは、終わりの始まりでもあります。
これまでを見直し、これからに繋いで行く意味合いです。
これ以外にも気学や方位学などの方位を扱う占いは、全般的に「行ける方位があるのかどうか」を重視します。
気学の八方塞がりは、行き先が凶方位しかない時

そこに行きたいかどうかに関わらず、全部が凶方位で行ける方位が無いことがあります
鑑定を進めていくと、方位鑑定上、凶方位が重なってしまい、行けるタイミングがなくなります。
これが八方塞がりで厄介なのですが、この場合は今やろうとしていることのタイミングをずらすことで対処していきます。
私は占いに出てくる結果よりも、占いと現実との結びつきで出てくる答えを重視します。
占いと現実を結びつけた時、相談者にとって最も必要な答えが出てきます。
似たような人は同じような占いの結果が出てくる?
同じ生年月日の人だと、占いだけを基準にすれば、同じような結果になります。
微妙な違いが出ることもありますが、ある程度大きな枠組みだと同じ結果になります。
でも、占い以外の要素を取り入れると、置かれている環境は人それぞれ違うので、結果も違ってきます。
更に現状と占いをすり合わせると、その人専用の答えが出てきます。
そこで、相談者の現状と背景を占いの中に加えていきます。
その上で今が八方塞がりの年ならば、「現実も本当に八方塞がりなのか?」という鑑定をします。
ここを抜かすと「今年は運勢が悪いと言われたけど、良いことばかり起きた」というようなことが起きます。(参考:「厄年や大殺界に良いことが起きる、運勢が悪い時に良いことが起きる理由」)
もちろん、運勢の悪いときに良いことが起きたように見えても、実は良いことでは無いこともあります(そういう風に言う占い師もいます)。
しかし、それを理解するためには、起きている事と相談者の現状を照らし合わせないと、本当の所は見えてきません。
八方塞がりだからといって、全てがだめではない
八方塞がりも一つの占いの基準です。
八方が塞がっているなら、外に意識をむけるのではなく、内に意識を向ける必要があることを教えてくれています。
占いには、全部良い・全部悪いという結果はありません。
八方塞がりは、内も外もダメという意味では無いのです。
だからこそ、やろうとしている内容によっては今年がチャンスとなることも出てきます。
その結果「今年は八方塞がりだけど大丈夫だね」ってなることがありますし、「八方塞がりどおりの要注意な年と言える」という場合もあります。
ここまで鑑定をすると、人によって違う結果になっていきます。
同じ九星の人で、同じように八方塞がりの年であっても違います。
これが本来の占いです。
八方塞がりの時にやって良いことダメなこと

世間的には八方塞がりだけど「自分にとってはどうなの?」という事が普通は気になります。
一般的な理解で八方塞がりを受け止めるとしても、単純にそれだけで今やろうとしていること、考えている事をストップするのは無理があります。
確かに、人は見えている一面だけでも分かる部分はあります。
でも、総合的に占ったときに「ダメなことでも今必要な事もある」という結果が出てきます。
引越しをしたいと思っていて、八方塞がりだから控えておこうと考えるのは悪くありません。
しかし、引越しが必要な人にとって、八方塞がりだから止めようと思うのは乱暴です。
八方塞がりは一定の間隔でやってくる時の流れですので、このタイミングに今やろうとしている事、今抱えていること、懸念事項、止めたいと思っていることの可否を整理していきます。
すると、今考えている「引越し(あるいは他の何か)」の重要性が見えてきます。
引越しは方位占いを使いますが、方位占いの結果で引っ越してもOKとなれば、それに関してはタイミングが合っていることになります。
ダメな時は現実面でいろいろと無理をしやすいだけで無く、占い上も大抵はダメな選択になりやすいです。
引越し一つを挙げても考慮する要素はいくつかあり、八方塞がりだけで止めるモノではありません。
八方塞がりだからと断念するのは早すぎる
時の流れに良いも悪いも無く、その時々の置かれている状況によって、良い悪いが後からついてくる感じになります。
このため、今年は八方塞がりだからとか、厄年だからとかで何かを決めるのでは無く「時の流れ」と「現状」を考慮します。
世の中には八方塞がりが気になる人もいれば、気にならない人もいますし、今やろうとしている事がその人に合っていることもあれば、合っていないこともあります。
八方塞がりの時は無理をしやすい場面が出てきますが、そういったことが現実にあるのか無いのかを確認する必要があります。
八方塞がりが気になるなら、とりあえず現状の整理と、今やろうとしていること、やりたいことの状況を把握することです。
無理をしていない、準備をしてきたことならば、八方塞がりでもスムーズにスタート出来ます。
逆に大きな無理をしてなんとかする必要があるなら、望んでいる事でも冷静になった方が良いです。
占いはその整理に力を貸してくれます。
八方塞がりだからと何でもダメでは無いです。
最後に厄払いなどの効果があるかどうかですが、それは方位除け関連でまとめてあります。
いつも読んでくださってありがとうございます♪