方位除け・方災解除は凶方位に効果がある?

大凶方位・大殺界・天中殺・空亡・陥入・八方塞と方位除け・方災除け、そして方違え

引っ越しや旅行の方位鑑定の依頼で出てくるのが「凶方位の影響を受けないように出来ませんか?」というご相談です。

凶方位が気になる人にとっては、年始の祈願の時にどうするかと考える人も多いです。

九星気学・方位学の方位鑑定の「理屈」は、凶方位に行く選択をした段階で、その影響からは逃れられないと考えます。

吉方位も同様です。

この凶方位の影響を避けるために「方位除けはどうでしょうか?」と聞かれることも多いです。

私は「方位の影響は方位で挽回ばんかい・コントロールするもの」なので、方位除けの影響はこの段階では考慮しませんとお伝えします。

でも、方位鑑定以外の部分では十分に意味はあると思っています。

凶方位以外に厄年(衰運)を何とかしたい人も多い

運や運勢の上下は潮の満ち引きに似ていて、人がコントロール出来る部分はわずかです。

意識して吉方位に行く、凶方位を避けるといっても状況が許さないことも多いからです。

ただ、この影響を多少なりとも良くしてくれる手段として、お守りや厄払いがあります。

占い的には対処法の一つになります。

方除けとは方角や方位による災いを除けることです。
お引っ越しや旅行の際に、知らないうちに悪い方角に行かれたり、また、家の増改築などで悪い方位の所を工事したりすると災いが起こるので、それを防ぐことが必要です。

こちらは「山王総本宮 日吉大社」の「方除け」についての一文を引用しています。
hiyoshitaisha.jp/about/

方違え(かたたがえ)で有名な大阪の方違神社(ほうちがいじんじゃ)ではこのようにお話になってます。

この三国の境(ちなみに“堺”の地名はこれに由来する)で何処の国にも属さない、又方位の無い清地であるという考え方に依りその境内の御土と菰の葉にて作られた粽は、悪い方位を祓うという信仰を以て、古きより方災除の神として御神徳を仰ぐ参詣者が全国より訪れる。

一言で言えば「方位が無い場所としての神域」という感じでしょう。(内田解釈)
http://www.hochigai-jinja.or.jp/concept.html

共通するのは「方位の影響はある」という前提で神事が行われていることです。

では「様々な寺社仏閣で行われている方位の厄除けは効果があるのかないのか」です。

占いと寺社仏閣の基準は違う

九星気学や方位学の占いの方位鑑定と、神社などの方位除けや方災解除は判断基準が微妙違うために比較することが難しいです。

似ているように見えても違うジャンルなので、混ぜてしまうと何が影響していて、何が違うのかが分からなくなります。

「方位除けは意味が無いのですか?」ですが、これまでお話をしているように意味はあります。

占いの方位鑑定は移動の運気と現実をみる

北海道には北海道の風土、沖縄には沖縄の風土があります。

国を飛び出て、たとえばロシアはまた全く違うわけです(私が行ったことがあるのはロシアだけで、それしか具体的に分からないのでごめんなさい)。

ただ、ロシアは東西にも南北にも広大な土地で、一番東のサハリン、西のモスクワやサンクトペテルブルグ、それぞれ違います。

土地が持つ力もあれば、そこに住む人それぞれが持つ気質(性質)にも違いがあります。

人の性質は生まれ年、生まれ月によって大きく9つに分け、九星という枠にはめていくのが気学の基準です。

これらを軸にして、その場所と気が合う時期・合わない時期と方位を明確にしたのが、九星気学や方位学です。

「気の流れがあるのでは?」というのを昔の人が導き出したものを、現代の私が使っている感じです。

これの影響・検証を常日頃の占いで行っているわけです。

検証とは、お客様の過去の移動を占い、お客様の状況に照らし合わせて行く作業です。

この仮説(未来の占いの結果)と検証(過去の現実)と経験則の中で、私は方位の影響を整理し、相談者に伝えています。

その上で「どうしたら良いか」をみていくのが「占い」です。

では、方位除け・方災除けはどうなのかです。

方位除け・方災除けはお守り⇒安心材料

方位除け・方災除けは「厄除けの一つ」と私は見ています。

まさに神事・仏事で、一例として神社やお寺では、こんな感じで方位除けについては名前が付いています。

八方除け
方災解除
方位除け
方除け

大切なことがもう一つあって、寺社仏閣で方位除け・方災除けをしていても「移動から受ける方災と年回りから来る方災」によって違う場合があることです。

移動の運気と運勢(年回り)の両方の厄除けをやっている寺社仏閣も多い

たとえば、八方塞がりの年としてよく扱われるのが、自分の本命星が方位盤の真ん中に来る年です。
※私はこれを八方塞がりとしていません。私は九星気学・方位学では運勢を見ないので、八方塞がりを鑑定するなら他の占術で総合的に見て鑑定しています。(参考:「八方塞がりの過ごし方」)

八方塞がりとは、厄年などと似た考え方で一定の周期でその人の積み重ねてきたものが表にでる時期、ととらえます。

これ以外にも自分の本命星が北東や南西、または北に在位した場合などは運勢が下がる時期ととらえることがあります。

これらは年回りでくる方災と言えますし、運勢となります。

ちなみに、方災(ほうさい)とは「方位の影響から受ける災難」ってことです。

年回りの方位の影響以外に、移動に伴って方位から受ける影響(災難)もあります。

移動の吉凶の影響を見るのが九星気学・方位学

私が扱っている気学・方位学はまさにこっちの方です。

移動することから受ける・起こる吉凶を占うのが仕事です。

移動することから受ける方位の影響を回避する点では、寒川神社方違神社などはその代表でしょう。

今回の下調べでは、どこがすごく良いかというところまではまだ到達していませんが、調べるとすぐ出てくる代表的な感じです。

運勢も移動の凶方位も両方ともOKっていうのは日吉大社ひよしたいしゃなどです。

方位除けの効果がある理由

神様仏様の「加護」で「お守り」だから効果があるというのもありそうですが、それだけでは気休めで信じるかどうかの話です。

ところが実際、鑑定を依頼されるお客様の中で方位除け・方災除けのお守りをまつってから、随分と楽になった気がします、という方がいらっしゃいます。

効果・効能を実証することは出来ませんが、仮説と検証を繰り返すと、方位除けや方災除けは効果があるのでは?となります。

私はよく言いますが、お墓や神様は大事にしてくださいとお伝えしています。

そこにどんな繋がりがあるかは分からないので、論理的には言えません。

分からないけれど、昔の人がずっとやってきたことには(知らないだけで)意味がある事も多いです。

そもそもお墓には、中に入っているかどうかは別にして、親族を祀(まつ)っています。

自分の親や祖父母を大事に出来ない人が、自分を大事にするのは難しく、神様(神社など)を大切に出来ない人が、繋がりを大切にすることもやはり難しいと考えます。

何事も自分に返ってくるという考え方

お守りを手に入れるために行動し、お守りを大切にすることは、方位などから受ける災難からあなた自身が守られるというのもあるのだろうと思います。

また、そういう効果が無いならば、日本中で厄除けなどされるわけが無いです。

証明は出来ないけれど、そこに何かがあるとみています。

これらの状況を考慮すると「方位除け」をやる気持ちを持てるなら、意味があります。

ただし、注意点があります。

方位除けも凶方位の影響も大事なポイント

方位除けはやれば良いというものでは無いです。

これは方位の影響・効果を使いこなす時にも重要なポイントになります。

凶方位の影響を抑え、吉方位の影響を活用するには、如何にしてその影響に気がついていくかがポイントになります。

これが方位除けについても同じように言えます。

「お守りを持つことは、その加護を感じ、災難を自分から避けなければならない」わけです。

凶方位に行こうとしている段階で、既に災難に片足突っ込んでいるかもしれません。

それに気がつくために「凶方位であることを知る価値」があります。

「方位除けを手に入れたからもう大丈夫!」と思って好きにやっていると、穴ぼこに落ちます。

方位除けを加護を意識し慎重に動く

守ってもらっていることに感謝し、そこからの気づきを大切にすることで、初めて方災除けの力を効果的に活かしていけます(あるだけでも良いですが、意識から抜けるとイマイチだからです)。

以上のことから、お守りとして方位除け・方災解除は良いと言えます。

でも、祈願に行く時にまで吉方位を意識するかどうかは別です。 (私なら気にしません)

都合を優先した方が上手くいくことも多いです。

結局、方位除け・方除け・方災解除は意味があるの?

これらの祈願やお守りは、方位から受ける災難を和らげる、あるいは中和する力を持つと考えられるものです。

つまり、守りの加護を受けることになります。

加護は「意識してこその加護」です。

その意識を持つことが出来るならば、意義ある対策の一つになります。

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