恨み辛みねたみは持たない方が良いと言いますが・・・。
人生を良くしたいと思う時に、足を引っ張るのが「恨み辛みねたみ」です。
では、「恨み辛みねたみ」は持たない方が良いでしょうか?
私はしんどいけれど恨み辛みねたみが消えないというなら、今はそれで良いとお伝えします。
ご相談を頂く時に、様々な人生の背景を伺います。
人それぞれに理由があり、恨み辛みねたみを抱えている人もいろいろと抱えています。
ご本人自身が「恨んではいけない」「トラウマを抱え続ける意味は無い」と自分に言い聞かせている場合も多いです。
ここは心機一転、「恨んでいて良い」「ねたんでいて良い」「憎んで良い」とお勧めします。
実際、恨めば良いし、ねたんで良いと思っています。
恨むだけの理由、ねたむだけの理由があるからです。
何も無かったら恨まないしねたまないし、関心もありません。
そんなもんです。
だから、負の感情と言われようとも、強い想いがあるならそれを抑え込まないことです。
たしかに恨み辛みねたみは、その本質としてどうしても自分自身の心と体に侵食し、不調を引き起こしやすいです。
これがデメリットです。
しかし、恨み辛みねたみを抑え込むことを止めると、ある意味で心の緊張が緩みます。
これがメリットです。
ネガティブな想いを持っている自分自身を認めると、想いの狭間での苦しみが無くなっていきます。
そして、どうするの?
ここで大切な指標が一つあります。
恨んで良いし、ねたんで良いですし、そのまま思い続けて良いです。
思い続けて良いので、別方向として「好きなモノ・事」を作り出してください。
恨み続ける・ねたみ続ける自分の一方で、好きなモノ・事を「作る」という作業を始めます。
好きなモノ・事は「見つけるもの」「出会うもの」ではありません。
好きなモノ・事は自分の中から作り上げる以外にはありません。
コツは身の周り・目の前の事に必死に取り組むことで、何となくふんわりと「ついやってしまう」とか「気に掛かるか」というのが出てきます。
それに気がついたら、そこに専念していきます。
3ヶ月とか半年とか時間が経っていけば、あなたにとって「好き」とまでは言わないにしても「気になる」ぐらいには成長してきています。
それを更に踏み込んでいけば良いです。
この間も恨み続けて良いですし、ねたみ続けて良いので、「好き」を作り出す作業をやり続けてください。
ただ続けるだけで、違う世界が開かれます。
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