私が占う時に重視するのは、占いの結果よりもその結果と比較して現実がどうなのかと、相談者自身が何を感じているかです。
これらを軸にして、占いの基準を微調整しています。
占いの結果を優先してしまうと、現状を無視しやすくなります。
「占いでは○○と出ているから」となりやすいのが特徴です。
私の手法である「相談者に占いの結果を合わせる」といっても、ダメなものが良くなるわけでも無いですし、合わないものが合うとなるわけでもないです。
それでも相談者に合わせて占いを微調整すると、どうしたら良いのかが分かりやすくなるメリットがあります。
占いを信じた方が良いわけではない
私にとって占いは信じるかどうかの対象では無いです。
占いの結果と現実がどうなのかに関心があります。
自分が幸せになるために、いつ何をどのようにすれば良いのかを知るために使っているだけです。
五黄殺や暗剣殺などの凶方位の影響についても、信じる必要性はありません。(信じる方が力を発揮する場合もあるので、状況次第の時もあります)
重要なことは信じるかどうかじゃなく、現実はどうなのか、今のあなたはどうなのかです。
何かをやろうとして、どこかに行こうとして凶方位を選んだのであれば、方位の影響の前に「現実はどうなの?」「無理をしていない?」「何かをおろそかにしていない?」「本当にそれで良いの?」というセルフチェックのタイミングです。
方位の吉凶だけで判断しない
方位を占う中では、その人の生き方が合っているのかどうか、資質や運勢は合っているのかどうかも占いに入ってきます。
その上で現実をチェックしてみると、かなりの割合で凶方位を選ぶだけの理由が出てきます。
大切なのはここです。
凶方位を選ぶだけの理由が出てくるということは、問題の種が見つかるということです。
それを明らかにした後で、それでも行くのか止めるのかです。
占い師と関わる価値
私は良い悪いで鑑定結果をお伝えするよりも、リスクとメリットをお伝えすることの方が多いです。
その人が乗り越えた方が良いことなのか、それとももう少し考えることに時間を掛けた方が良いのかです。
状況によっては「私があなたならこうする」という話まですることがあります。
提供するのは現状と未来を見すえた判断基準です。
全体を把握した上で決めることと、思い込みや勢いで決めることでは、目先は良くても1年後、2年後が違ってきます。
5年も10年も先の話では無いからこそ、今が重要ってことです。
占いを信じようとするのではなく、自分を良くするために占いを活用していきます。
五黄殺や暗剣殺が怖いかどうかは、気づくかどうか、実感があるかどうかです。
実感があるなら必要な対処をするだけですし、実感がないなら今目の前のやるべきことをやった方が良い結果になりやすいです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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