行動が人を変えるのか、意識が人を変えるのか、そもそも人は変わるのか?っていう話があります。
一つはっきりしていることがあります。
人が変わるかどうかは分かりませんが、人はその人が持っている本来の姿になることも出来るし、意識的であれ無意識的であれ遠のくことも出来ます。
辛いと感じる状態になるほど、本来の姿がから遠のいています。
「あ~、なんか良いね」という感じの時は、意識的であれ無意識的であれ本来の姿になっています。
これらが自然に起きるので、意識していないと気づきにくいです。
つい身の回りの状況を基準に判断し、行動するからです。
それも人生なので悪くないですが、人生には「仕組み」があることを知ったら、選択の幅が拡がります。
やることはシンプルなのですが、難しいのは「本当に変わるのだろうか」と信じられないことです。
本当は信じるかどうかは関係なく、勝手に本来の形に戻っていきます。
押さえるところを押さえておけば良いのですが、ふらふらしちゃうんですよね。
それでもちゃんと元の姿に変わっていきます。
元の姿に変わるから、変わるといえば変わるし、変わらないといえば変わらないのです。
満たされている状態が本来ある姿であり、辛い状態が自分が分からなくなっている姿です。
極端な感じがしますが、目安です。
実は辛い状態の方が認識しやすいので、辛いと感じることの中で対処が出来そうなことを一つずつ片付けていきます。
一つ対処を始めると、少しだけ楽になります。
出来る範囲で良いです。
完璧を目指す必要もありません。
辛いと感じている状態になったら、辛いと感じることの中の対処が出来そうなことを一つ選び片付けます。
2つ出来そうなら2つ片付けます。
出来ない時は保留で大丈夫です。
動けるときに動きます。
これが行動の力です。
辛いと感じたら動く。
これが意識の力です。
心が基点になった意識と行動は必ず幸せに繋がっていきます。
心は「満たされた状態」にあります。
今、心の状態を実感出来なくても、「辛さ」に意識を向けることで、心に意識を向けている状態です。
辛さしか知らない時は心が無いのでしんどいだけなのですが、心の存在が大事と分かると、辛さは間違っているということが分かります。
人は間違っていると分かると、正しくしようという正常化作用が働きます。
だから、辛いことから抜けだそう、心がある状態に戻っていこうとすることで、自然とあるべき姿に向かっていきます。
人によって掛かる時間は多少違いますが、早ければ3ヶ月ぐらいで目に見えてきますし、1年も経てばあるべき姿になっています。
何かが変わるわけじゃ無く、本来ある自分に戻るだけです。
でも、それが良い。
楽しい事も嫌な事もあったとしても、「あぁ、満たされてるんだな」って感じる時が一瞬でも出てくれば、それが2度3度と増えていきます。
それが積み重なれば、どう転がっても不幸にはなれなくなります。
どんな出来事が起きても、「そうか、分かった」という感じになり、その先にある幸せにたどり着きます。
今がどんな状態であれ、「辛いな」と感じる時は正しく対処をするチャンスです。
正しい対処は自分らしく生きる事を手伝ってくれます。
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