凶方位の影響はいつから?

九星気学・方位学の凶方位

凶方位(吉方位も基本は同じ)の影響は、4年後・7年後・10年後に強くなる、というのを聞いたことがありますか?

方位の影響する期間については様々な解釈があります。

結論を先に言いますと、1年、4年、7年、10年は確かに方位の影響が強くなりますが、強くなる原因は方位だけではありません。

方位の影響を振り返ったときに1年目、4年目、7年目、10年目に記憶に残るようなことが起きやすいようにみえます。(吉方位・凶方位に関わらず)

この期間、方位の影響を実感出来る人は顕著に感じやすいと言えますが、違う側面から見た時に違う話が出てきます。

運勢や時の流れから起きるトラブル

人によって間隔は違いますが、人生のサイクルとして、数年おきに人生の変化が起きやすいです。

良い変化か悪い変化かは人それぞれですが、何かが起きる・起こす可能性が高まる時期です。

大きな変化として10年~12年ぐらいで形になるものもあります。

これはその人の運勢もそうですし、時の流れもそうです。

方位の影響と思っている4年後、7年後、10年後についても、運勢や時の流れの影響もある可能性が高いです。

以前、「凶方位と運勢が下がる時期が重なると怖い」というお話をしたことがあります。

悪いモノに悪いモノが重なって、それに実感が伴う場合、次の節目の時にも似たような感じになりやすいという話です。

数年おきに変化が起きるタイミングが悪い方に向きやすくなるためです。

これは凶方位に行くのを止めれば良くなるというほど単純ではありません(一つの対処の仕方ではありますが)。

悪影響の原因を修正する

凶方位に行くのも、行かないのも人生ですが、その選択を行おうとしている根っこが変わらないと運命は変わりにくいです。

凶方位の影響を考える時に「悪い事」と繋げやすくなるのは、占い師が悪い話ばかりをしてきた結果です。

実際に悪い事ばかり続くこともあれば、そうで無いこともあります。

占い師はこの「そうで無い」状況を再現出来れば、凶方位もそこまで怖がる必要はないというのが私の見解ですし、実際にそういうケースが多いです。(そういうケースが多いから、こういう考え方になる(笑))

ただ、注意点があります。

過去の蓄積が現実化するリスク

私に相談されるケースの多くは、ほぼ初めて占って貰うか、これまで方位の事はほとんど気にしたことがない人です。

こういう場合、今に至るまでに積み重ねたものを見ることで、現在の状況が分かる可能性があります。

悪い時に悪い事が重なるのは、そこに至るまでに積み重なってしまった何かがあるかもしれません。

その結果、何かの拍子に凶方位に行き、その影響を実感しやすくなります。

でも、タイミングやその他の何かが外れていると、意外に大丈夫だったりします。

この辺を見極めどうしたら良いかを明らかにするのが私の仕事です。

占いの結果だけを見ていると、現実が置いてけぼりになることもあります。

たしかに先を見越しても、今、うまく調整が出来ないこともあるので、凶方位を選択した場合で対処が必要な人ならば、先を見越して今出来る範囲で修正していきます。

その中で修正が出来そうな人は、対処する力もあるので話がはやいですし、心配いりません。

どんなに悪くてもそこがスタート地点に出来るのが占い

問題があるとすれば、ぐるぐるしてしまって結局動けなくなってしまう人がいることです。

凶方位の選択はタイミングの悪さを教えてくれるので、その他のこともタイミングが悪くなっていないかを確認するのも占いです。

その結果修正が必要と分かっても、やっぱり動けないときはしょうがないです。

こういう時は動かざるおえない状況になるまで待ちます。

占いの良いところは「今」を基準にどういう風にしていくと良いかが分かることです。

凶方位の影響が4年7年10年だとして、その時期が来ても他の事が悪くなっていなければ怖がる必要は無いです。

また、他の事が悪くなっているなら、悪くなっていることを修正していけば良いだけです。

正直なところ、自分の状況が「悪いな~」と気がつけることは運が良いです。

運の悪さとは悪い事に気づけず泥沼にはまり続けダメになっていくことです。

気がつけば修正が出来ます。

いつも読んでくださってありがとうございます。

一緒に読んでみてください:「吉方位・凶方位の影響は絶対?本当のところはこれ」

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