年末年始は社会的な節目として最大です。
次が年度末・年度初め。
その他、ゴールデンウィークや夏休み、入学(入職)や卒業なども全て社会的な節目です。
これらの社会的な節目は私たちの生活に強く影響を与えるため、この時期にその人にとってきっかけが生み出されやすくなります。
社会の影響を個人が受ける
節目が直接自分に関係あるかどうかは関係無く、多かれ少なかれ影響を受けます。
節目の時期は、必要そうなことを自然と認識させられるのも特徴です。
例えば、年末年始などの節目になると毎年の様に、もう結婚(離婚)しようかな~とか、転職(仕事を辞めよう)しようかな~とか、○○を始めようかな(止めようかな)~とか、思ってしまうようなことです。
社会的な節目は大きな影響を持ちますが、特に年末年始は全員が影響を受けるため、知らず知らずのうちに自分の転換期を引き寄せていることがあります。
それがなんとなく現状を変えようとする気持ちが湧き出てくることです。
節目が気持ちの変化を引き起こす
大事なのは何をしようとしているかではなく、何かをしたいと思い始めた気持ちそのものです。
「したい」と思ったことそのものは、たぶん不正解です。(この点が分かりにくくて厄介かも知れません。シグナルとしては分かりやすいのですが)
これまでいろいろと占ってきた感じでは、こういう時に「○○をしたいのですがどうですか?」と相談された時の答えは「今は〇〇よりも□□の方が良いですね」という感じになることが多いです。
この「□□の方が良い」となるのは、「なぜ○○をしたいと思ったのですか?」と伺った後に出てくる経緯を整理すると「□□」というのが出てくるからです。
あなたを守ってくれている何かだと思いますが、そんな自分に必要な事を気づかせてくれようとするために、「〇〇をしたい」と思わせるところから始まっている感じです。
ただ、本人としては何をどうしたら良いか分からないので、「〇〇」という目先の事に意識が向いています。
節目で自分を振り返ると必要な事が分かりやすい
この時に自分で答えを見つけ出すなら一つの方法として、「今、自分が必要としていること」を書き出してみると良いです。
したい事では無く、必要な事です。
これがハッキリすると、おそらく全てが解決の方向に向かい始めます。
それぐらいこの時期の意識は影響を及ぼしてきます。
上でもお話ししたように、ネックになるのは「気になる事そのもの」は転換期に対してあまり関係無いことです。
気になる事が出てくる事によって、自分の中で必要な本当の事に気づかせようとしてくれているのですが、それを理解するのはなかなか難しい。
だから、思いついた事をそのままやろうとするのではなく、「自分が一番必要としているのは何か」を掘り下げてみてください。
そこにこの先に必要とされる答えが見つかります。
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