今回のお話は読み流すぐらいで良いです。
こういうのもあるんだな~ぐらいで。
トラウマや罪悪感は過去が今に影響してきています。
トラウマや罪悪感は感じ方が習慣化されているので強固です。
まずはここを認識するところから始めます。
人それぞれ様々な事を感じ、手に持ち、生きています。
過去の出来事が自分を縛り苦しめてくる
そこから解放されるためにどうすれば良いのか
トラウマや罪悪感から解放されたいと思うほどに、なぜかますます縛られてしまう
ただし、トラウマや罪悪感が「ダメだ」という話をしたいわけではありません。
人によってはトラウマや罪悪感を必要とする人もいるからです。
だから、ここでは「解放されたい人」に合わせたお話をしています。
私は「過去も今も未来も変わる」と思っています。
「起きた出来事(過去)は変わらない」と思ってしまう時、それは「起きた出来事」に縛られている状態です。
70代80代90代ぐらいになると、正直過去の出来事などどうでも良くなってきます。(50前後の私ですらそうだから(笑))
なんだったら全然違った事実が生み出されていたりして、しかも周りも「そうだったかも」と思っているからいい加減なものです(笑)。
昔は「これはすごく大事だ!」って言っていた事が、時間が経ったら覚えてすらいないこともあります。
絶対忘れないって言ってた事実が既に違うこともあります(笑)
人にとって出来事とは、どのようにでも変化をしてしまう存在です。
出来事を重視しすぎると、トラウマや罪悪感に繋がりやすくなります。
過去に何が起きたとしても起きなかったとしても、それはどうとでも解釈出来る存在ですので、それ自体の持つ意味もころころ変わります。
解釈が変化するなら、今受けている印象も変化します。
受け止め方でどんどん変わっていくので、私たちの人生もどのように受け止めるかで変わります。
トラウマや罪悪感はこれまでの生活で意識的・無意識的にわき上がってきますが、これは「不安」と同じです。
不安は感情の揺らぎからわき上がり、感情の揺らぎは不安定な状態から発生しやすくなります。
トラウマや罪悪感は事実かどうかは関係無く、「心がそのように思ってしまっている」ところから生まれています。
この「事実かどうかは関係無い」に踏み込むことで、状況が変わっていきます。
トラウマや罪悪感の根っこはどこにあるのかを模索します。
これはいつでも出来るわけでは無く、一人で行うのは難しく、ガイドがいた方が良いです。
トラウマや罪悪感の根っこ=原因を探す時とは、それを探す事が出来る状態にあることを意味します。
だから、出来る時にしか出来ないのです。
早いとか遅いとか無い。
一度で済むモノでもないです。
原因を模索する時、大抵はこれまで正しい(あるいは間違っている)と考えていたことが崩れていきます。
正しいかどうかは重要ではありません。
正しくても間違っていても良いんです。
ただ、「正しい」とか「間違っている」に縛られている状態がトラウマや罪悪感を引き起こしてきます。
ここに理解が及ぶと、トラウマや罪悪感が起きたとき自分で「これは本当なの?」と問いかけることが出来る様になっていきます。
時間が掛かると思います。
でも、その都度、トラウマや罪悪感に向き合う事で新しい思考の習慣が生まれてきます。
この習慣が身についてくると、トラウマや罪悪感に対する耐性が高まると共にどうでも良くなってきます。
気がついたら全部忘れてます(笑)
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