凶方位に旅行をしたら不幸や不運が起きるとたくさん書いてあります。
「みんなに起きる」みたいに書いてあるかも知れませんが、そういうのはありません。
占いは万能じゃ無いです。
大丈夫な人もいればダメな人もいます。
よく例に使うのが修学旅行です。
修学旅行は全員が同じ方位に行きます。
全員にとって大凶方位だとしたら、全員が不幸や不運になるの?
修学旅行の事故を取りあげる占い師さんもいるかもしれません。
でもね、でもですよ。
年間の修学旅行は単純に17歳ぐらいの人口が100万人として、半分以上は在学していると思います。
修学旅行って中学校・高校と分かれますので、100万人ぐらいは各地に旅行してます(ちなみに修学旅行は教育旅行って言います)。
100万人の内、どの程度が凶方位に行っているかは知りませんが、万単位で行っていると予想できます。
みんなに不幸や不運が均等に起きている事なんて無い
みんなで五黄殺、暗剣殺、歳破のどこかに行っていることだってあるでしょう。
でも、ニュースになるほどのとんでもないことが起きたなんて聞くことはほとんどありません。
修学旅行はものすごく細部まで検討されている上に、二重三重にトラブルが起きないようにフォローされています。
海外への修学旅行じゃ無くて、国内の修学旅行も同じです。
こういった例を挙げても、凶方位に旅行をしたらみんなに不幸や不運が起きる考え方はおかしいです。
これだけでも十分ですが、普通に考えても「これまで方位の影響を知るまでは普通に旅行をしてましたよね?」と思います。
方位の事は気に掛かる時に大事にする
方位の事は気になって仕方がないぐらいの時に、何かシグナルを持っています。
人から聞いたとか、何となく気になるぐらいなら、まだ大丈夫。
でも、何かを切っ掛けにして気になり始めたら、一通り調べてみると良いです。
占いで大事なことは「実感」です。
実感がある時にどうしたら良いか
方位の影響が強くなると気づくことが増えます。
占いの結果だからではなく、その人がそういう感覚を持っているのが気づきです。
「実感」を確認するために方位の影響をどの程度受けているかを占っていきます。
占いの結果をもとにすることで、方位の影響をどの程度考慮すれば良いかも分かってきます。
ここから今後の対策を占う事で、必要な答えが見えてきます。
単純に「今回の旅行は凶方位みたいだからどうしよう」という不安にも対応が出来る様になります。
占いは万人に通用するモノではないからこそ、こうやって個別に明らかにしていきます。
同じ人でも方位の影響を目安に出来る時とそうで無い時がある
行き先が凶方位となった時、それだけで不幸や不運が起きるわけではありません。
凶方位に旅行をした(する)場合、まずはどういった状況にあるのかを占っていきます。
その結果、あまり気にしなくても良い状態にあるなら、凶方位を気にする必要性はありません。
影響が少ない流れにあるのに気にしすぎるのも良くないからです。
移動の目的次第で対処も変わる
凶方位は問題を引き起こす流れがある時と困難を示す時では、旅行の目的によって微妙に違うため、何をどういう風にしたら良いか変わってきます。
ネット上に出ている「こうしたら良い」というのは、方位の影響をどの程度受けているか分からない人向けです。
旅行の目的、現状、なぜ今なのか、その重要性は?という感じで、一つの凶方位の移動を深掘りすることでどうしたら良いかがハッキリしやすいです。
心の準備が出来ていない中でトラブルに巻き込まれると不運・不幸が起きた!となりやすいですが、対処をしていると何かが起きても大変な流れになる前に解決出来ます。
凶方位と言っても人や状況によって大丈夫なときもありますので、いつでもどこでも強く影響を受けるわけではないです。
なぜか気になって仕方がないといったようなときに、確認してみてください。
そういう時に必要なシグナルになっていることが多いです。
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