気学の方位で転職を見ることがありますが、転職先の方位よりも大事なことがあります。
仕事関係の相談では「仕事が合わないので辞める」とか、「ずっと転職を考えていた」とか、「復職したいのだけど、他にもいろいろと仕事を探していて」という感じで相談されます。
このため就職を希望している会社の方位が占いの中心になりやすく、ご相談者も転職の方位を相談されます。
しかし、実際には転職先の方位の吉凶よりも、大事な事がいくつかあります。
それが会社や仕事の適正とタイミングです。
探している仕事が自分に合っているのか、時期として(選択できるならば)その転職が合っているのかなどは、吉方位・凶方位よりも重要です。
この占いのやり方は、現実に対して影響の大きいところから最善を見つける方法です。
転職や就職で大事なのは「その仕事が自分に合っているかどうか」であり、「その会社に自分が合わせられるかどうか」です。
方位よりも仕事の条件・内容が大事
仕事を探す時は、条件や仕事内容を重視されると思います。
これは占い師側も同様で「まずは」吉凶方位よりも優先して占っていきます。
方位を気にしなくても良いというより、他に優先して気にすることがあるということです。
ここを外していなければ、方位が悪くても乗り越えていけますので、どれだけ重要な事かが分かります。
転職先・就職先が吉方位か凶方位かもタイミングの一つなので悪いよりは良い方が良いですが、全体の流れが良い場合は優先順位が下がります。
ただし、あまり行きたくない、やりたくない仕事の場合は、方位の吉凶の優先度が高まります。
これは全体の流れから選択しようとしている事が外れていることを意味していますので、それに加えて凶方位であればリスクが高まることが分かるからです。
どんな仕事でも働いてみないと分からないのは確かですが・・・
やりたくない仕事で凶方位ならやめた方が良い
占う事でマイナス面が多いと分かった場合、現実のリスクも実際に大きくなりやすいです。
仕事を見つけた場合はこれまでお話をしたとおりですが、仕事を探す場合の方位はどうするか?です。
仕事を探す場合も方位の優先度は低いです。
まずは自分に合った仕事・合わせられる仕事を探すことが最優先です。
自分に合った・合わせられるという意味合いは、仕事の内容・条件・求めている事など、仕事を選ぶ上で現実面で優先度の高いことに合っているかどうかです。
この段階では吉方位の会社を選びたいといった感じで、占いが優先順位の上位になることはあまりありません。
ほとんどの人は占いでは無く、仕事を探す目的に合わせて現実的なことを考えていると思います。
占いであっても、この現実面をおろそかにするとおかしくなっていきます。
吉方位の仕事が良いとは限らない
仕事探しで吉方位を使うやり方もありますが、効果は疑問です。
(仕事が見つかったら働くか~ぐらいの)余裕があるならやっても良いと思います。
でも、良い方位で見つかる仕事が良くて、悪い方位で見つかる仕事が悪い、ということにはなりません。(参考:「凶方位で選んだものは悪いモノ?」)
占いを意識しすぎるとこの辺がおかしくなっていきます。
じゃあ、どのタイミングで占いを使うかですが、仕事選び・会社選びで選択肢が複数でてきた場合です。
こういうときに占いは強いです。
方位的に吉方位の会社を選ぶという選択肢もあります。
タイミングの良い会社を選ぶというのもあります。
ここでのポイントも占いが先に来るのではなく、会社を選ぶ方が先にくることです。
自分に合っている仕事なのに、占いの結果が悪い
良いと思って選んだ会社なら占いが悪くても現実を優先します。
良いと思って選んだ会社で占いが悪くなる場合、実力的に足りていないか、しんどい仕事の可能性があります。(どんな仕事でもしんどいのは変わらないかも知れませんが)
仕事がダメでは無く、その仕事をやるために適応していくのが大変という意味合いで悪く出ていることがあります。
これは転職に伴う引っ越しでも同様です。
占い的な悪さは仕事の大変さかもしれないです。
でも、その転職は必要だと思ってしていることなら、やめる選択をするには早いです。
どういう風にその仕事に合わせていったら良いかを知ることです。
運気を上げるとか運気が下がるとか、そういう次元以上に仕事に合わせて行くことは大事です。
一通り状況を把握して、その上で決断しても遅くありません。
コメント