凶方位に行くと凶作用が強くなり、その結果、トラブル・事故・病気など、もろもろが大きくなるという情報を見かけると思います。
ネット情報、書籍情報を含めて、何かを参考にするときは、その情報の意味する本当のところを理解する力が必要になってきます。
凶方位の影響(方位の影響)は「ある」という前提でお話を進めますが、「誰もが凶方位の影響に気がつけるわけではない」という事実もあります。
凶方位の情報も吉方位の情報も読んでみると、すごい感じがするかもしれませんが
書いてある方位の影響は「誰もが該当する」わけではない
占いの悪い一面として、「一例で全部を表す」みたいなところがあります。
一例は一つの傾向かも知れませんが、多数派なのか少数派なのかの検証が必要です。
これは占い師側の事情ですが、占って貰う側も知っておいた方が良いですし、「自分の場合はどうなのか?」という疑いの目も必要です。
目の前に出された情報を鵜呑みにしないことは、自分を守る上でも大切な自己防衛です。
方位の影響に気がつけるかどうかは過去の引っ越しや旅行の方位の状況を、現実と照らし合わせて見れば良いです。
思い当たる節があれば気をつけた方が良いです。
それでもその時々で方位の影響や作用は変わってきますので、一概に怖がり過ぎる必要はありません。
注意したいのは「思い当たる」ことについて、人は自分の望む答えを見つけようとする傾向があります。
その結果、あまり関連がなくても「思い当たる」と感じたりします。
想い当たりは「思い込み」の場合もある
全く検討ハズレとまでは言えないと思いますが、状況によっては「気にしすぎ」もあります。
その辺のことは占ってみないと判別は付かないのですが、思い当たるだけでは足りないこともあるということです。
結局、凶方位に行くと凶作用が強くなる人なのかどうか、トラブルに巻き込まれる可能性はどうなのかは、占ってみないと分からないというのが現実です。
でも、「自分はどうなのか、自分のケースはどうなのか」という視点があれば、怖い情報を目にしても「必要ならまずは確認をしてみよう」となると思います。
そこからスタートした方が、情報にも占いにも振り回されなくて済みます。
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