大凶方位だからと諦める必要はなく、状況を把握して出来る事を積み上げていけば何とかなることが多いです。
引っ越しシーズン到来と進学・就職・転職シーズンにも入ってきました。
こういうときに必ず出てくるのが、「凶方位だけどどうしたら良いか」というご相談です。
引っ越しの時の凶方位ですと、引っ越しに至るまでの経緯や引っ越し後の様子も大事になってきます。
一方で引っ越しを伴わない進学や就職、転職の場合でも、凶方位が気になって相談されるケースがあります。
今回は引っ越しの伴わないケースをメインにします。
方位占いは全ての行動についてくるものですので、引っ越しや大きな旅行以外にもなんでも使えます。
そして、そこには必ず何らかの運気が付いてきます。
だからこそ、進学や就職・転職などで方位が悪い事が分かった場合、気にするのは当然といえば当然です。
ただ、方位の吉凶に加えて、現実の状況はどんな感じなのかもかなり大事になります。
普段から運を気に掛けている人の場合は、大凶方位であってもそこまで気にしなくて良いです。
とにかく一発どかん!と運気を上げておけば普段の些事は気にしなくて良いです。
大抵、気に掛かる何かがありますし、身に覚えもあるので対処を早くできるためです。
これは就職や進学などについても同様です。
それほど日頃から運とかタイミングを意識しておくこと、こういう時に違いが出てきます。(普段から占いを受けた方が良いという話ではありません。どちらかというと、運を意識しておくことで日々の暮らし方が変わる感じです)
進学や就職先が凶方位になると不安が出てきますが、「どうして凶方位なのだろう?」というところに意識が向くと対処の仕方も分かってきます。
無理をしていたり、望んでいなかったり、準備が足りていなかったり、理由は様々有りますが、凶方位はタイミングの悪さも暗示してくるので、掘り下げて行くと課題が見つかりやすいです。
これに加えて今の運勢の流れがどういう時期なのかを知ることが出来ると、勝負の時なのか、実力を蓄えた方が良い時期なのか、それとも我慢の時なのかも分かってきます。
人それぞれに持っている運勢の流れを見て、今必要な対処を考えます。
もう一つこういう時に振り返ると効果的なのが、「その選択が自分に合っているのか」です。
好き嫌い、やりたいやりたくない、といった感覚の部分がとても大切になります。
人は無意識に自分に必要なものを選び出す力があります。
いろいろと理屈を付けて違うものを選んだりすることも有りますが、基本的には自分に合うものを感じる力を持っています。
こういう基準というか感覚を持っていないと、凶方位だから「やっぱりだめ」ってなりかねないです。
実際にはそんなに単純ではありません。
誰もが分かっているのに当事者になると急に不安になるので厄介です。
方位が凶方位ということは、どこかに厳しい流れがあることを教えてくれています。
「悪い」ということは「ダメ」ということではなく、冷静に判断して決断する必要がありますよってことです。
就職や進学の話が相談で出てきた時には、必ず方位以外の要素を考慮します。
凶方位だからと単純に悪いというケースはほとんど無いです。
それよりも「方位が悪い=運気がわるい・タイミングが悪い」けれども、これは突き進んだ方が良い、あるいは少し様子を見て判断した方が良いということが多いです。
相談される方も大抵何か感じるところがあります。
大切なポイントは目の前の吉か凶で一喜一憂するのではなく、総合的に見てどうするのが良いのかを見極める事です。
こういうことが分かっていれば吉方位だからとか、凶方位だからとかだけで判断しなくなります。
吉でも止めた方が良い、凶でもやった方が良いということもあるってことです。
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