同じ方位占いでも、基準が違えば結果も違います。
吉方位旅行や吉方位の引っ越しを意識すると、いろいろな本を読んだり、占いを受けたりすると思います。
方位に意識が向いているときは、方位への理解が必要なタイミングとも言えるので、いろいろと試してみるのも良いです。
ただし、その中で注意したいのは占い師の鑑定基準です。
九星気学・方位学を使って方位占いをする占い師はたくさんいますが、鑑定基準は様々です。
「占いの結果は占い師によって違う」と知っておくだけでも、占いの受け方が変わってきます。
占いの基準が違っても、占いが当たらないということではない
私はどんな占いあっても、自分に合っているならばその占いの結果は当たりやすい、という理解でいます。
実際、いろいろな占いがあるけれど、その人に合っていると判断出来るものは、結果も現実との整合性も良好だからです。
世の中にはたくさんの占い師とたくさんの基準があります。
本を読むと、完全に同じ事を書いている人はいません。
流派的なものはありますが、同じ流派であっても、書き方や表現が違いますし、細かいところで微妙に見方が違います。
違いを教えてくれる占い師は少ない
この微妙な違いから大きな違いまでいろいろとありますが、占い師が教えてくれるケースは時間の制約もあり少ないです(私は最初にお伝えすることが多いです)。
このため占いの結果を自分で判断をする必要があるのが現状ですし、自分でやるしかないからと見よう見まねで方位をチェックすることがあります。
これはマイナス面も大きく、自分に良いところだけを切り取って判断してしまうケースもあります。
良いとこ取りで良いならそれで大丈夫ですが、そうじゃ無いから相談されるのだと思います。
占い師や書物はどんな場合であっても、系統立てた基準の中で占いをしています。
どの考えを取り入れて、どういう行動をして、どういう風に方位の影響を受けているか、ということです。
ここをはっきりさせないと、何がどのように影響しているかが分からなくなります。
方位占いにおいて「都合の良い答え」はなく良い面も悪い面も出てきますが、鑑定の基準の中で修正出来る部分もあります。
方位が磁北(じほく)か真北(しんぼく)かでワンチャンスある
方位の取り方にはいろいろとありますが、特にこの磁北(方位磁石の方位)と真北(北極星の方位)の違いはかなり大きいです。
ここにチャンスがあります。
大凶方位と鑑定されたとしても、違う占い師、違う見方であれば大凶方位でないかもしれません。
系統としては、磁北を使っている占い師の方が少ないような感じを受けます。
たとえば南東と北西が大凶方位として扱われたとします。
磁北は方位磁石が示す北に合わせて方位を取るために、真北で測る場合と違ってかなりずれが生じますので、もしかすると大凶方位でない可能性もあります。
占いの基準の違いは、一度だけ修正出来る事もある
たとえば、行きたい目的地、引っ越したい住所が北西に入っているとします。
今回の例ですと凶方位になるので、北西は南東と同じくどうしても避けたい方位の一つです。
これは実際に見ないと分かりませんが、真北で測った場合に北西でも、磁北で測った場合、北になる可能性があります。
全く旅行できない、引っ越し出来ないと思っていても、これであればチャンスが出てきます。
こういう風に方位を使う事も出来ますが、一度だけです。
方位鑑定に限らず占いで重要なことは「現実の一致」です。
占いの結果と現実が一致しない時の対処
鑑定結果が現実と合わない場合、その人にとって方位鑑定の基準が合っていない可能性があります。
こういう場合、他の占い師に違う鑑定基準で占って貰うと良いです。
その一例が磁北と真北ということになります。
注意点として、現実と鑑定結果が一致している場合は修正は出来ません。
あるものを無いとは言えないですし、現実と一致している場合は、その占い方法で今後の修正も可能だからです。
でも、現実が一致していないなら、違う基準で鑑定をしてみると現実と一致する可能性もあります。
どうしても気になる場合は他の基準の占いを受けてみる価値はあります。
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