武史さん・つくしさんと話をしている時に「罪悪感が出てくる~」みたいな話になりました。
習い事の話だったのだけど、上達しよういう想いが罪悪感に繋がるみたいな感じ?違うかも。
教えて貰ってるのにうまくいかないとかそういうのかな。
まあ、習い事が罪悪感のスイッチを入れることがあるっていう話でした。
罪悪感の意味を検索したら「自分がした行為を罪悪と感じる気持」らしいです。
「間違った!」とか、「ごめん!」とか、そういうのも含めてまあ何か「やらかした」という想いのことかな。
私は罪悪感を理解出来ていないみたいで、いまいち自分に置き換えることが出来ず、自覚がありません。
ただ、話を聞いている時に「あ~、罪悪感って周りに作られてるのかも」って感じた事例を思い出しました。
20年ぐらい前、私が公務員だった時、ロシアとの友好交流団を派遣する引率をやっていたことがあります。
この時にご一緒というか通訳兼引率でサハリンに行くことがきっかけで、松涛会(まつなみかい)という民謡会に入りました。
友好交流で行きませんか?という依頼をしに行ったときに見学をしたわけですが、三味線の音が良かったんですよね~。
三味線を弾きたくて、その松涛会に入りました。
後で分かった話ですが、三味線には何種類かあって、私が素敵だなと思ったのが太棹(ふとざお)と呼ばれる津軽三味線でした。
いったい何の話をしてるんだろう。笑
楽しかったので延々と練習をしていたのを思い出しました。
最初の頃は三味線が手元になかったので、家に帰ったときは掃除機の柄?のところを三味線の棹(さお)に見立てて、弾く練習してました。笑
民謡の先生は唄の人でしたが、唄のために伴奏もするようになった人でした。
このため三味線で唄付けをするなら、民謡も唄わないとダメ!って人で、私も唄わされました。笑
唄はどうでも良くて三味線を弾きたかったのですが、まあしょうがないです。(今考えると、私にとってはこの方が良かったです)
1曲だけ延々と練習したのが「播州酒造り祝い唄(ばんしゅうさけづくりいわいうた)」。
今調べたら兵庫県の民謡らしいですが、どこの唄なのかに興味が無かったのはいつも通りです。笑
この唄をひたすら唄ってました。
年に一回の民謡大会でも唄ってました。
唄いたかったわけじゃないですが、唄うなら唄います。笑
大会といっても参加者数十名で観客も関係者を含めて1,000人いるかどうかの小さいものです。
会場入りしたら声が出るように唄を唄って、本番に臨みます。
それを何回やったかな~3年3回ぐらいはやったと思います。
毎回入賞できず。
最後の年(その翌年東京に行きました)、私の後から松涛会に入った民謡大会初体験の男性が入賞して、私は再び欄外。
この時の周りの雰囲気が「うわ~~」って感じになって面白かったです。
特に民謡の先生が「惜しかったと思うんだけど」と励ましてくれました。
当の本人である私は「今回もだめだったか~」となんとなくしょんぼり。
でもまあしょうがないです。
つくしさんと習い事の話をしていたら、この話を思い出し、更に家族に話しました。
その当時の事を多少知っている家族が言うには「音痴だからでしょ?」と。
え~~、アジでしょアジ。笑
「唄はソウルでしょ!!」って言ったら、「ソウルがズレてるんじゃない?」って言われた。笑
私は音痴かどうか分からないけれど、良い感じに歌えるとき(演歌調の曲が多い)もあり、家族も「まあ、確かにそういう時も無いことはない(それはつまり無い?(笑))」ということもあります。
確かにまあ思い起こせば高校時代に専攻科目で音楽を選んだ時、音階を発声する授業の時も微妙な空気があった気がする。笑
でも、まあ、それぐらいのものです。
気持ちよく歌うか、腹の底から歌う、それで良いって思ってます。
で、結局家族は「あなたは音痴だよ言っても聞かないから、それで良いんじゃない?」で終わった。笑
いったい何の話をしてるの?って感じですが、罪悪感の話です。
こういう感じの話になっても、私は結局、罪悪感とか感じていないのですが、理由が分かりました。
それは「私を否定する人が居ない」からなのだと思います。
「音痴って言われてるじゃん!」というのは置いといて、民謡の大会の時とか、あるいは練習の時とかも「唄が下手だね」とか「音痴だね。やめたら?」とか、それよりももっと以前から、否定的なことを言われたことが無い気がする。
だから、「これで良いじゃん」って思ってるんだと思う。
そもそも自分自身が自分に対して「良いね~。上手だね~」って思ってるぐらいだから、罪悪感がわくわけも無く。
罪悪感は周りに否定する人がいるかいないかが影響しているかもしれないと書きましたが、結果的罪悪感は「自分の意識が作り出している想念」なのかもしれないです。
うわ~下手じゃん!ぷぷ。でも、それで良いよ
こういう感じだと罪悪感は生まれない気がする。
音痴と言われる私が言うのだからきっと合ってます。笑
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