日盤吉方位・凶方位の見方の違い

九星気学・方位学の方位の効果・影響

日盤の吉方位取り・日盤の凶方位の怖さなどを気にする人がいますが、実際に占いをしている私は自分の生活の中でほとんど気にしていません

日々の日盤の状況よりも重視したほうが良いところがあります。

それが「偶然選んだ方位と時期」です。

偶然が最もその時の運命を暗示しています。

もともと九星気学や方位学などは、扱う方位盤によって方位の影響に違いがあると考えています。

年盤が一番影響が強く長く、時盤が一番影響力が弱く短いと見ます。

これが一般論。

占いは常に現実の鏡です。

現実があるからこそ、初めて占いが機能します。

日盤方位などは普段は全く気にしなくて良いぐらい影響が弱いので、普通の人はそれぐらいの理解で良いです。

「気にしなくても良い」というお墨付きをするのも私の仕事です。

ただし、相談内容によっては「それちょっと気をつけた方が良い」となることがあります。

「病院に行くのだけどどうでしょうか?」という相談がありました。

普段なら好きにすれば良いレベルの話です。

しかし、この件は検査結果を聞きに行く目的がありました。

しかもいろいろと背景のある気になる検査結果でした。

いくつか予定を聞いたのですが、どれもこれもダメな方位でした。

一方で私が提示する日程は、これまたどれも難しい、無理をするしかない感じでした。

これは良い流れとは言えません。

今やろうとしている事が未来を暗示している

日々の日盤は気にしなくても良いけれど、その人の置かれている状況、進もうとしている未来、望んでいる事、予定、変更の可否を見るときに、日盤は大きな意味を持ちます。

普通はここまで見ようと思っても難しすぎます

占い師は全体を把握した上で一つの現象を見ていくので、違和感があると明確になります。

その結果、今回の相談は「気をつけた方が良い」、出来れば予定を変えてと言いました。

病院の結果が方位を選んだくらいで変わるなら苦労はありませんが、これだけごちゃって感じになると結果も気になります。

日盤程度の影響で検査結果が変わるわけではなく、違う部分に影響をしています。

日盤は結果よりも過程に影響を与える

この方は当初の予定通り病院に行って帰ってきて報告をしてくださいました。

めっちゃ辛かったそうです。

病院に行くまでは順調だったそうですが、担当の先生が以前とは変わり、知りたい事が知れず、結果的に消化不良のような感じで帰ってきたとのことでした。

この病院じゃなくて他の病院でも良かったのではと後悔をしていたぐらいです。

これが日盤の影響力という感じですし、ご本人にもそのように伝えました。

タイミングが悪いということです。

担当の先生が誰になるかはその時にならないと分からない=タイミングを変えれば違ったかも知れない、そういった可能性の暗示です。

何かを把握するために日盤を使う

同じ日盤を意識するにしても、占い師が「なんかやばい流れだな(なんか良い流れだな)」と感じるかどうかが大事になります。

占い師が見る日盤と普通の人が見る日盤では、同じ日盤を見ているのに随分と違っています。

日盤は影響が小さいのは確かなのですが「そこに至るまでの積み重ね」「そこにたどり着くまでの状況」があります。

普通の人でもここまで見ることが出来るなら、日盤を気にしても良いかな~って思います。

でも、ここまで意識するのは大変ですし、私ですら普段は気にしないです。

これは日盤吉方位の取り扱いでも同じで、普段は気にしても大した影響はありません。

それは「日常の延長線上」だからです。

吉方位・凶方位と意識しすぎると生活が狂う

日常で吉方位や凶方位を意識しすぎると社会生活が破綻しかねないです。

実際、今日は方位が悪いのでという人に会ったことがありますが、こういう幸せもあるのかな~と感じていました。

確かに占いを活用出来れば幸せを実感しやすいのですが、日盤はとにかく細かいので扱うのも大変です。

日盤吉方位を意識するなら、やりやすいのはやはり温泉だろうと思います。

釣りなどが好きな人なら、川釣りや海釣りなどでも良いでしょう。

自然の中にどっぷり浸かるのが一つのポイントです。

効果のあるなしは仮説と検証

日盤の扱いなど方位を扱うときに必要なことは「何を目安にして判断しているか」です。

パワースポットが気になる人はパワースポットで良いです。

占い師は仮説と検証を重視するため、何がきっかけになっているかをはっきりさせようとします。

そうすることで、自分にとって目安に出来るものを見つけ出していきます。

何でも取り入れているように見えて、そこにはちゃんとした基準がある、だからこそ占いをやっていけているわけです。

日盤を使うときは「非日常の中で使う」ほうが効果的です。

検証の結果、このタイミングで方位を使うと良いという目安がある

非日常をオススメするのは、非日常の方が方位の影響を引き出しやすく、効果が分かりやすいからです。

特に日盤吉方位は、ポイントを絞って意識して運気を上げることによって実感しやすくなります。

非日常といっても大きな非日常では無く、1日程度の非日常に日盤を使うわけです。

こまごまと日盤を気にする必要性が低いことも分かりますし、逆に日盤を「しっかりと意識した方が良いタイミング」も見えてくるわけです。

そこで再び出てくるのが「偶然性」です。

たまたまこの日に〇〇した、あるいはこの日にしか予定を入れられなかった、これがやろうとしている事の運気であり未来です。

吉方位・凶方位で今のような状態になっている理由が分かる

今どんな状況にあるかを知るためには、そこに至る経緯、重要性、現状、今後の予定などに加えて、運勢と運気を鑑定していきます。

ここまでやると偶然性が見えてきて、何が暗示されているのかがハッキリしてきます。

日盤凶方位だからだめとか、日盤吉方位だから良いとか、そういう次元ではありません。

そういう次元じゃないから「日盤でも使える目安がある」ということです。

普段は気にしなくて大丈夫です。

いつも読んでくださってありがとうございます。

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