北西と六白金星の吉方位旅行や引っ越しは注意したい方位と言われます。
私が方位鑑定をする場合に気にする方位がいくつかありますが、その中の一つに北西、または、六白金星の入る方位があります。
この方位が吉方位になる場合は、ご相談者の状況によってどうするか判断します（凶方位の場合も同様）。
何かを目指していてもっとがんばりたいなら、この方位に旅行をしたり引っ越したりすることも良いです。
がんばりたい、チャンスが欲しいという場合、この方位の影響は追い風になり効果的だからです。
この方位に限らないのですが、吉方位に旅行や引っ越しを場合「行こうと考えている段階」で公私共に忙しくなります。
その忙しさから逃げてしまうと吉方位の効果を引き出しにくくなります。
ただ、北西や六白金星の方位は、この忙しさが半端でなくなることが多いです。
それだけきつい影響力を持つ方位といえます。
吉方位の影響・効果は強いほどに扱いが難しい
「吉方位の影響が強いのは良いことだ」と話す占い師もいるかもしれませんが、気をつけた方が良い時もあります。（参考：「最大吉方位が一番良いとは限らない」）
北西・六白金星の方位は忙しさに呑まれてしまう可能性があります。
言葉では「忙しい」という一言なのですが、実際には様々な方面からいろいろな出来事が起きる可能性を秘めています。
友人知人からのお誘いであったり、単純に仕事が増えたり、新しい部署に転属したり、家庭内でもいままで見えなかった事が表面化したり、ならまだ良いです。
特徴としては、そのすべてが必要な事という点です。
良い事だけならばまだしも、その人にとって欠けていること、チャンスに切り替えるために修正が必要なことまで、いろいろと起こることが多いのでしんどいです。
方位の影響が強く現実化すると、まとめて起きる
このまとめて降ってくる出来事に対して、立ち向かえる器量・資質を持っているか、意気込みを持っているかで、吉方位としてお勧めするかどうか判断します。
経営者や独立したい方、上昇志向のある人には、多少気持ちが届いていなくてもお勧め出来ます。
その世界に進むのであれば求められる運気と言えるからです。
逆に、幸せになりたいであるとか、平和に暮らしたいという人にこの方位は勧めません。
しかも六白金星というのは忙しくなるだけでなく、いろいろとお金もかかります。
必要とするお金は何らかの形で用意ができると思いますが、出入りが激しくなる可能性があります。
高級をつかさどる方位だから、という感じです。
ただし、これらの山を乗り越えて、しっかりと投資をしていくと、乗り越えた頃には随分と違う状況になっています。
影響を意識的にコントロール
がんばったらがんばった分だけ結果を連れてきてくれる、可能性を引き寄せてくれるのがこの方位です。
その分大変なため、忙しさに負けそうなときは、方位の影響が強すぎると判断します。
この場合、一度関わっている事を全て中断します。
大事な事は「全て」中断（イメージの中でも良いです）ということです。
方位の影響を意識してがんばっているのですが、それが裏目に出てしまってはどうにもなりません。
そこで関わっている事から手を離すか、先延ばしに出来ることは先に延ばしてしまいます。
自分でやらなくても良い事は、全部他人にやって貰えるよう選別していきます。
家庭内の事であっても、掃除洗濯なんでも任せられるものは任せてしまいます。
運に任せる
方位の影響力が自分の許容範囲を上回っている場合、許容範囲まで減らしてしまえば良いのです。
後から後からいろいろと起きるのですが、出来るだけ対応しないようにします。
たとえば物が壊れたとします。
テレビが壊れたなら、そのまま放置です。（普段は対処を早めにした方が良いとお伝えしていますが、この場合は他の優先事項を大事にします）
テレビなんか見なくたって問題無いです。
家族から文句が出たら、家族にやって貰えば良いのです。
今は上げた運気に振り回されているので、それをコントロールします。
そして、あなた自身がそろそろ大丈夫かなと感じられるようになってきたら、少しずつ手近なところから対処していきます。
こうやってバランスを取りながら、あなたが対処できる範囲で行動していきます。
方位の影響は大きく強く作用することもあるので、戸惑った時に効果的な対処法です。
吉方位であれば何でも良いわけでなく、あなたに合った吉方位を選択することが大事です。
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