転勤の多い人や住む場所の多い人の方位の影響の有無

気学の吉方位・凶方位の影響

行ったり来たりの生活で方位の影響があるのか気になった場合、どういう風に受け止めたら良いでしょうか。

コロナ禍であっても転勤はありますし、親の面倒をみる、あるいは各地に活動拠点があるような人の場合は、住むところが2カ所、3カ所と増える事があります。

こういった生活スタイルの人が方位の影響を気にし始めた場合、方位の影響はあるのでしょうか?

結論から言いますと、人生に影響を与えるほどではないです。

もうちょっと言いますと、気学の方位占いではこのケースで個別の方位の影響を見切ることが難しいです。

鑑定自体は可能ですが、細かくなりすぎてしまい、結局よく分からなくなります。

これが出張や旅行の場合は若干違います。

出張や旅行は目的があるので影響が分かりやすい

出張や旅行の場合は出発点が明確です。

一つ一つの方位が人生にどの程度影響を与えているかはそれほど重視しませんが、一つ一つの用事に対する影響は重視します。

ただし、この場合も回数が増えると一つずつの方位の影響、特に人生に与える影響は全体的に薄まっていきます。
参考:「移動が多い人は吉方位・凶方位の影響を受ける?」

こういう場合、一つ一つの影響よりも年単位で動きを見ていった方が分かりやすいです。

年単位で見た時に、トータルとして吉方位と凶方位のどちらが多いのか?浮き沈みはどのようになっているのかが分かってきます。

では、拠点が複数ある場合の移動はどうするかというと、一つ一つについては見るだけ無駄です。

普段の移動はそこまで意識しないで良い

拠点が複数有る段階で、それぞれの移動について方位を占っても、影響が複雑化してしまい、個別に出しようがなくなります。

移動のタイミングを見る意味はありますが、転勤族のように週末は家族の元に帰る場合なら、尚更タイミングを見る意味が無くなってきます。(見ても影響を見極められないから)

このため複数拠点の人、出張や旅行が多い人の場合、通常は方位の影響を気にしなくて良いです。

こういう人で方位が重要になるのは「気になる案件の移動」です。

普段の移動は気にしなくて良いですが、重要な用事だったり普段とは違う場合は気にします。

移動は多いけれど通常は気にせず、気になる分だけ気にするやり方です。

方位の影響を考えるとき、あまり細かい事まで気にすると身動きが取れなくなるだけで無く、実生活にも悪い影響しか及ぼしません。

こういうのは占いの使い方としては適切ではありません。

普段とは違う移動を鑑定することで現状が分かる

小さい部分は現実に向き合う事で調整出来ます。

大きい部分は運の影響も大きいので様々な要素を考慮します。

拠点が複数ある場合で大事になるのは「大きな動き」です。(拠点が一つでも同様に重要です)

こういう場合は方位の影響も大きくなり、目安としても使えます。

大きな動きとは、新たに引っ越しをしたり、または日常に影響を与えるほどの旅行(出張)だったりです。
参考:「引っ越しは運気を変えるだけでなく、運命まで変えてしまう」

移動の多い人は一つ一つの方位の影響が、それぞれの移動によってごちゃごちゃになっています。

この状態は、今の状況がどの方位の影響がきっかけになっているのか、問題が何処にあるのかが分からない事を意味します。

大きな動きの時には、それまでに積み重ねている運気、運勢・運命などの影響も大きく関わってきます。

移動が多くても少なくても「節目の動き」を占うと対処しやすい

移動が多い人とそうで無い人では、同じ方位占いでも適用する部分が違います。

単純に凶方位だからだめだとはなりませんし、細かく占いをすれば良いわけでもありません。
参考:「凶方位は絶対だめなの?どうにもならないの?」

凶方位であっても、占い後の実生活が快適なものであれば、占いを受けた価値があります。

大抵は大きな動きの時に方位を気にするぐらいにしておくと、細かい部分は行動力で何とかなることも多いです。

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