家相・風水・方位を気にしてたら、どこにも住めない!

方位・立地・家相・風水で大切な事

引っ越しを考え始めたときに吉方位や凶方位、時期を意識すると引っ越し場所が限定されます。

まずはこれでストレスマックス!

家を建てる人は、土地を買う方位・家を建てる方位を気にされる人が比較的多いです。

土地が絡む場合、家を建てる場合、これらは人生の中でも大きな選択なので、「縁起をかつぎたい」と思うのは当然かもしれません(気にならない人も居ますけど)。

九星気学・方位学を信じるとか信じないとか、家相や風水を信じるとか信じないではなく、大きな節目だから気になる感じです。

これが広がって、家を建てる人だけではなく物件を購入する人、引っ越しをする人、旅行をする人という感じで方位鑑定が生活に取り入れられ、広まっているのが今です。(ネットの普及で更に拍車が掛かっています)

いろいろと理屈はありますが「風水や方位の影響なんて本当にある?」と言えるような人は気にしなくて大丈夫です。

そういう人が気にして良い世界ではありませんし、気にならないなら気にしなくて良いです。

一方で、すごく気になる人もいて、実際に風水・家相や方位の影響を選択の目安にしようとする人も多い気がします(選択が大きい分、普通よりも気になるためです)。

風水や方位の影響⇒実感出来る人が目安にできる

風水や方位・方角の事が気にならない人は気にしたらダメ(そこからおかしくなる)ですし、目安に出来ないのに闇雲に生活に取り入れようとするとやっぱりおかしくなります。(〇〇の家相が良いと言われたからと無理をすると、占いは良いのに生活が破綻するみたいになってしまいます)

占いで大事なのは「この占いは自分にとって役立つか?」という視点ですし、「目安(快適)に出来る」という実感です。

占いを気にしすぎて自分を見失っている人が、占いを信じる人にも信じない人にもいます。

占いを信じない人でも「信じない」と言いつつ気にしていて、自分に負担になるような選択をすることがあります。

占いを信じない人は無理をしなくても大丈夫です。

占いを信じるほどでは無いけれど気になっている程度の人でも、実感のある人無い人で対応が違います。

風水や方位の影響の実感が無い場合は、一応対処の準備はしながらも基本的に思うどおりでOKです。

占いに対して実感がある人(実感が出てきた人)は、対処の準備をしつつ優先順位を決めていきます。

占いを信じる・信じない・実感がある・ないで対処の仕方も変わってきます。

でも、結局、どうのこうの言っても自分の選択を積み重ねていくしかないです。

最低限ここだけは外さないようにすれば、大崩れすることはありませんし、何かあっても迅速な対処が出来るので安心です。

方位鑑定と家相・風水鑑定の全て網羅して安心出来る、というのは無い

方位占いに加えて、家相・風水を取り入れ、更に運勢と現実を考慮していくなんていう完璧な引越しは、不可能に近いです。

ただまれに、本当にまれにですが、そこそこの方位でなかなか良い物件で、タイミングもちょうど良い人が出てくることがあります。

もう本当にまれです。

これは占いの世界じゃないです。

占い師じゃ出来ないです。

運命がたまたまその選択を許したぐらいの勢いで、ものすごいタイミングの良さです。

こういうケースは現実的ではないので、現実的な落としどころを見つけるために占いを使います。

私自身が引っ越しをする場合、年単位で探す準備を始めます。

順番は1に立地、2に方位、3に家相・風水、4に運勢で見ていきます。(2と3が反対になることもあります)

難しいのは1の立地と3の家相・風水です。

運気の良い立地や家を見つけるのは難しい

運気の良い家は立地的に問題も無く、賃貸の募集などになかなか出てこないです。

運気の良い家を見つけるという事は、その家が「空いている」ということです(賃貸の場合)。

運気が良い家なんて普通は空きません

実際の占いは超現実的です。

調子の良い家庭は移動をする必要が無いため、余程大きな運命の転換じゃない限り、その場所から動きません。

そういう物件が出てくることを見つけるのは超難しいです。(難しさが言葉ににじみ出てしまいます・・・)

家との出会いは巡り合わせ

マンションなどであれば、どの物件の位置であればどんな運気が流れているか見当が付きます。

このためある程度当てを付けて空くのを待つこともあるのですが、やはり賃貸にしろ分譲を購入するにしろ、新築じゃないと難しいです。

新築賃貸・分譲でもなぜか良いところは先に決まってることがほとんどです。

現場を知る占い師が痛感するほど探すのが難しいのですから、思い立った人が占い師に相談してもベストはほぼ無理です。

だって引っ越し先が見つかるまで待ってたら引越しできなくなっちゃうから。

今選択できる中で最善を選ぶ方が良い

運気アップを望み、運気ダウンを避けたいのは分かるけれど、引っ越しには目的があります。

その目的と現状を照らし合わせて、必要な条件をあぶりだしていきます。

その上で「最低限、これだけは外しましょう」という占いで出てくる嫌な部分を見極めます。

私が引っ越しの相談を受ける時は立地を方位鑑定の中に含むようにしています。

家相・風水鑑定では物件の位置まで鑑定に含みますが、方位鑑定ではそこまで詳しくみません。

また相談者自身も物件の位置まで把握していないことも多いです。

マンションのどこに物件が位置するかも重要ですが、マンションそのものの立地の段階でダメな場合があります。

墓地の近所だったりなどは分かりやすい一例です(墓地そのものが悪いわけでは無く、住む人によります)。

すでに確定しているなど余程の事情が無い限り、こういう物件は方位鑑定の段階で止めた方が良いという話になります。

悪い立地でも見なかったことにすることも出来ますが・・・。

悪い立地でも避けられるなら避けた方が良い

立地の善し悪しは何かあったときに強烈に影響してきます

普段は見えてきませんが、普段から影響しています。

立地が悪いところは、何かと問題が内在しやすいです。

引っ越しは人生にそのまま影響します。

引っ越し先の新生活も人生に影響をします。

だからこそ、出来る事なら出来ることをやっておいた方が良いですが、このバランスが難しいです。

どうせならベストにしたいと思うのが人間です。

ベストを願うあまり、引っ越し先が見つからない事が起きます。

占いで必要な事は「落としどころ」

占いのいう落としどころとは、占いでもまあまあ現実もまあまあの妥協のラインとも言えます。

このため、私が一番最初に相談者にお聞きするのが「どこに住みたいですか?」になるわけです。

方位が良いとか時期が良いとかそんなのは後の話です。

まずは「自分自身の欲求、家族の欲求を明確にする作業」がどうしても必要です(そうじゃないと、占いを受けたのは良いけど、どうしたら良いか分からないってなりかねません)。

「何を望むか」が明確になってくると、「ここまでは譲れる」というのが出てきます。

誰もがベストを望みますが、これまでお伝えしているように「本当のベストを人為的に生み出すのはほぼ無理」です。

いろいろな要素が重なり合って「たまたま何かの拍子に実現できるレベル」です。

占い的(見えない部分)なベターと現実(見える部分)のベターを見つける

占い的なベターと現実のベターをすり合わせていくことで、結果的にその段階でのほぼベストに近くになります。

相談者にとっての新生活の満足度が高まるためです。

引っ越しの相談をされる時は(特に凶方位の場合)、「今よりも快適度が増すならば絶対引っ越したほうが良い」と言います(人によりますけど)。

占い師としては問題があるかもしれませんが、これが正解になるのが意外に多いです。

大抵こういう場合は、その選択こそがその人に合った選択になっています。

ご本人は無意識な感じで、占いでその根拠を明らかにしてるだけですけど(笑)

でも、占いと現実の落としどころを見つけると、快適な答えが出てきやすいです。

占いの不安は現実と占いを活用して解消する

現実を重視する占いの場合、現実と占いの占める重要度の割合が大事です。

この世は現実の世界なので、現実を重視することで自分に合っていない選択をすることが少なくなります。

しかし、現実だけでは「見えない部分」のフォローがうまくいきません。

いつしか見えない部分にとらわれるようになり、現実が飲み込まれ、おかしな選択をし始めます。

調子が良い時はうまく行っていたことが、同じようにやっていても知らない間に全然違う選択をするようになっていきます。

見えない部分を調整するために占いを使う

現実と占いの重要度は、体感的に現実65対占い35ぐらいが適当かなと。

現実がぐちゃぐちゃな場合は占いの割合が高くなり占い6~7割になることもあれば、今が順調なら現実8割でも良いです。

置かれている状況で全然違ってきますが、迷ったら勘を優先するのではなく、理性で理詰めが良いです。

この時のコツは、重要なことを絞り、優先順位をハッキリさせ、それを基準に占いを当てはめます。

この2点だけに絞ると、今、何を軸に選択をして行けば良いかが見えてきます。

占いのメリットは判断基準を現実以外に持つことが出来る点です。

占いの本質は「現状での落としどころを探す手段の一つ」が本当のところです。

出来るだけ良い現実を選びつつ、あと一つ見えない後押しを付け加える時に役立ちます。

これなら住むところも見つけられるし、旅行だって大丈夫♪

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