引っ越したから悪い事が起きたのか、その家に住み始めたから悪い事が起きたのか?

九星気学・方位学の凶方位

方位占いの厄介なところだなと思うのは、「凶方位だからどうしたら良いでしょう?」と不安になりすぎることです。

その気持ちは分かる!のだけれども、せっかくの引越しが台無しになることもあるので、占いに対してほどほどの距離感を保ちたいです。

占いの結果を調べても不安になるだけ

冷静に占いの結果と向き合うために五黄殺や歳破をネットで調べつくすのは、余計に不安になって逆効果です。

占い師が話している内容は漠然としていることが多いです。

突き詰めて聞いても「そういうものだから」とか「そうなっているから」と、ぼかした感じになることもあるでしょう。

「必ず〇〇になります」と言える占い師はいませんし、居たら詐欺師です。

悪くなりやすい選択をしている傾向がある

いろいろなご相談やお知らせを伺っていくなかで分かるのは、引越しがきっかけになっている可能性がある出来事と、住んでいる家が可能性になっている出来事にわかれている傾向があることです。

起きる出来事は一つの要因だけではないので、あくまで傾向です。

私は方位と家相を別々に占っていきます。

別々に占うと方位関連と家相関連、またはそれ以外の様々なジャンルで影響度合いが異なることに気がつきます。

その結果、「引っ越したから起きた問題」と「引っ越したことよりもその家に住んでいるから起きた問題」とに分かれてきます。

概ね色々あるけれど何とかなっている人は移動も家も極端に悪くないです。

そういう人達がどうしているかというと、占いを参考にしつつ、予定は必要に応じて取り進め、起きる出来事を受けとめ、出来る対処をやっています。

出来る事をやりながら、起きた出来事を整理する

「怖さ」はあるけれど、慎重さを加えた微調整後の予定で取り進めることで、大体良いところの落としどころにたどり着きます。

引っ越し後に起こったことならば、引っ越したから起こったのか、引っ越さなくても起こったのかの分析が大事です。

「凶方位に引っ越したから」と単純に結びつけるとおかしな対処になりやすいです。

引っ越したから起こったのであれば、タイミングが悪かったからなのか、タイミングは関係無かったのかも見ていきます。

タイミングが悪かったということは運気が低下している可能性が大きいので、運気アップで対応していけます。

タイミングは関係無いのであれば、いずれにせよ起きる出来事だった可能性が高いです。

さらにその家に住んだから起きた問題かどうかも、住んでも住まなくても起きた可能性がないかどうかを確認します。

「なぜ起きたか?」の理解が難しくても、起きた出来事を整理をしていけば、どこに意識を向けたら良いかが分かってきます。

現実に対処が出来ないような状況なら、ここで初めて運気アップや厄除けなどが意味と価値を持ち始めます。

移動したことが問題なのか、住んでいる場所が問題なのか、それらは関係無いのか、相互の関わりがゼロということはあり得ませんが、比重は違います。

この辺を明らかにしていくのも私の仕事です。

気になる事に備えていけば良い

最終的に原因がハッキリすれば、そこに対処をすれば歯車がうまく回り始めます。

最終的に原因がイマイチな時は、運気アップをしていきながら様子をみていきます。

対処をした上で時間の経過を待つと、状況の変化が早いからです。

さて引っ越す前にこれらのことは分かる?となると、占いの結果を参考にしながら現状の分析ぐらいが限界です。

今が大丈夫なら近い未来の数年ぐらいは極端な変化は起きにくいです。

懸念事項がある場合はそれが現実化する可能性が出てきます。

ただし、備え次第で変わるので、占いの結果次第で備えを厚くするか緩めにするかの判断をしていきます。

占いで出たとおりだったとか、全然違ったとか、その辺にこだわると思考を放棄してしまいがちになりますが、現実と比較していけばどうしたら良いかも見えてきます。

何かあったら一つずつ小分けにしてみてチェックしてみてください。

どうしたら良いかが分かる可能性が高いです。

いつも読んでくださってありがとうございます。

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