八方塞がり(はっぽうふさがり)は次の一手が取れない状態のことです。(占い的な解釈ではなく感覚のお話です)
八方塞がりは厄介で、この状態になる前になんとかしないと辛いです。
流れに身を任せている特に周りに判断を任せてしまっている時に、この八方塞がりの状態を引き寄せやすくなります。
判断を保留にしていたものが全てまとめてきた状態です。
取りたくない選択ばかりが残っているので、どの選択を取っても茨の道になります。
現実だけで無く、占いでも八方塞がりになっている状態の人は、人生の節目に来ている事が多いです。
「もうここではっきりさせなさい」って感じです。
この時期だからこそ無茶をしやすいのも特徴
自分に流れが来ていない状態なので、無理・無茶はしょうがない側面もあります。
でも、無茶が出来るならやってしまった方が良い場合もあります。
これは占ってみないと分からないです。
荒波を突き抜けていける資質があるのかないのか、突き抜ける力が無いのに無茶をしたら、途中で心が折れます。
また、無茶が出来ない場合もあります。
体調が良くないなど「やりたくてもやれない」場合もあります。
落としどころを決めると八方塞がりから抜けていく
現実の落としどころは「一番嫌な選択」が、占い上の「一番ましな選択」になっていることが多いです。
大変な話ですが、ここまで来てしまった自分の判断の結果を、どこかで引き受ける必要があります。
無茶が出来ないときには特にそうです。
このため、早い段階で「一番嫌だけど一番ましな選択」を見つけるようにします。
その上で、次に備えます。
その場しのぎの判断でしかありませんから、難しい状況をしのぎきったわけではありません。
嫌な選択を取ったご褒美として、少しだけ決断のために猶予(時間)を貰えただけです。
この時間はその人の状況によって違います。
数ヶ月なのか数年なのか。
しかし、大事なのはこの猶予を使って、本来の自分らしい生き方に大きく舵を取ることです。
自分らしい生き方とは「自分で決断出来る」こと
八方塞がりになりやすいのは、周りの状況に自分の行動を合わせていることが多いです。
友人や家族、上司や部下、いずれにせよ自分の考えよりも周りの考えを優先しています。
もちろん最終的に決めているのは自分だよって思う人もいるかも知れません。
でも、それは「それに決めるしかないから」という感じの時があります。
本当に自分の意思で求めて決めている場合、八方塞がりにはなりにくいです。
「自分が決めても周りが後で変えてしまう」という事だってあるかも知れません。
それは「そういう状況に身を置いている」影響です。
八方塞がりの感じが強いときは、その生き方はどこかに食い違いが出てきています。
本来の自分に向けて選択を変えていく
どういった生き方が目安になるかは占いで出てきます。
その内容は、八方塞がりになっている人の場合、受け入れにくいことが多いです。
それぐらい占いで出てきている自分と現状の自分がかけ離れています。
占いで出てくる自分が良いかどうかというより、現状の自分が辛いなら、違う選択を取ったほうがメリットが多いという話です。
いきなり大きく変更をしていくのでは無く、猶予を使って少しずつ自分の出来るところから手を付けていきます。
そうやって新しい自分に自分自身を慣らしていくことで、徐々に運命が変わっていきます。
少しずつ自分がどうしたら良いのか、どうしていくと良いのかが見えてきます。
そうなってくれば次の節目の時に流れを変えていけますし、その頃には八方塞がりの状況からも抜け出しています。
八方塞がりを感じた時とは「もしかしたらここが人生の転換期かもしれない!」、それぐらい大切な瞬間のことです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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