不安は大抵の人が感じる感覚の一つです。
自然と解消する人もいれば、不安に振り回される人もいます。
いつでも不安に振り回されているわけではなく、何かの条件が重なる時に振り回されやすくなります。
その「何かの条件」というのが、「自分が分からなくなっている時」です。
自分が分かるとか分からないとかって何?という感じですが、
・やりたいのかやりたくないのか
・好きなのか嫌いなのか
・自分はどうしたいのか
・今の状態になっているのは何が原因なのか?
といった事がごちゃごちゃに混ざっています。
不安を感じる人は「分からない」「分からなくなっている」事が原因になり、その状態になっていること自体も分からなくなっていたりします。
結果的に混乱してしまい、何から始めれば良いのか、どうしたら良いのかが分からなくなります。
こういう時に不安から逃げ出すのが人間なのですが、逃げているだけなので時間の経過と共に状況が悪化し、不安も強くなります。
逃げないで向き合えば良い!というのは簡単です。
まあそれが出来ないわけですが、こういう時は「不安感」が落ち着くのを待ちます。
不安は常に強く作用してくるのでは無く、強くなったり弱くなったりします。
そして、不安が強い時に焦ってどうにかしようとして土ツボにはまります。
ですので、不安が強い時は「何もせず、時間が経つのを待つ」ことです。
時間が経てば強かった不安が少し弱くなり、状況の整理がしやすくなります。
向き合うならこの時です。
そして、「今」一番優先してやらないといけない事(やりたい事ではない)に手を掛けます。
ここから始めることが、不安に対して対抗力を発揮してくれます。
不安はどういう状況にあり、どうすれば良いかが分かれば少しずつ弱くなっていき、必要な事を手掛ければ解消していきます。
ついつい一番強く不安を感じるときに無理をしがちですが、おいしいものでも食べて踏ん張ってください。
不安の山を越えたら、そこから動き出せば良いです。
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