「凶方位でも引っ越しの距離が近い場合、凶方位の影響は受けないですか?」という相談は多いです。
結論は距離が近いかどうかはあまり関係無いです。
ただし、近場は現実の変化の少ないことと、方位の影響度合いの関係上、「凶方位の影響」だけでいえば近い方が小さいです。
問題があるのは凶方位の影響そのものよりも、凶方位を選ぶ事になった経緯が人生に与える影響の方が大きいことです。
凶方位になりそうだと気がついた時に、何とかしようとして「方位の影響は無い」という情報を探そうとするかもしれません。
方位の影響の有無は占わないと分からないですし、影響を実感しているかどうかも占ってみないと分からないのが本当のところです。
ネットで探せば何かが見つかる気がしますが、その情報が正しいかどうか分からないところがネックです。
引っ越しの方位が気になる人は、家相が気になる人より少ない
「占い」という言葉を知っている人は多いと思いますが、引っ越しの方位・時期が人生に関わっているかもしれないことを知っている人は圧倒的に少ないです。
だから、方位が気になって忘れられなくなってきたら、どういう状況にあるのか整理した方が良い時もあります。
気にならない人ならネットで情報を探し続けることもありません。
吉方位なら「そんなものか」で終わるのですが、調べて凶方位だった場合、更にあれこれと調べて土ツボにはまります。
「自分のケースなら方位の影響を受けないんじゃ無いか?」と考えながら探しまくってたどり着くのが、「実は引越しの距離が近ければ大丈夫?」っていうもの。
引っ越しの距離が近ければ大丈夫と信じたいだけ?
方位の影響に関する解釈はいろいろとありますが、方位の影響があるとみる場合、距離の長短は関係ありません。
ただし、距離の遠い近いの中でも特に距離が近い場合、実際どうなのかです。
ここで大事な事が出てきます。
方位の吉凶とは、単純に吉方位・凶方位の影響だけじゃないことです。
凶方位を選ぶということは、凶方位の影響を受けるだけでなく、「問題を抱えて運気が下がる流れにある」ということです。
ここが抜けやすいです。
運気低下の影響が現実に出ていないかどうか
方位の吉凶だけならまだ良いのですが、運気が下がり始めているのが現実に出てきているようなら、「近いから引っ越しても良い?」の前に状況の把握が優先されます。
近場の引っ越しの場合、方位の影響だけの話なら、大凶方位の度合いにもよりますが、そこまで心配しなくても良いです。
問題は「なぜ今、その選択をするか」です。
その選択がどの程度必要なのか、どうしてそうなのか、それによって何がどうなのか。
私の占いでは「凶方位に引っ越しをすることになった原因をはっきりさせる」ことが多いです。
凶方位に引っ越しをする原因に対処が出来れば、トラブルを避けやすくなりますし、凶方位の影響が弱くなります。
問題に対処すると凶方位の影響が出にくくなる
凶方位の影響を避けるとか、影響を受けないとか、対処法はその人の現実の中にあります。
現実面で問題が出てきていない、現状ではまだ大丈夫といった状況の把握が出来ると、今、必要な事が具体的に分かってきます。
そこまで見て初めて「凶方位だけどチャレンジするだけの価値はあるよ」とか「これは止めた方が良いよね」という話になります。
凶方位の状態や距離だけで判断するのではなく、その背景まで占ってどうなのかです。
近いから方位の影響は考慮しなくても良いっていうことじゃなく、そこに至る背景を見つつ、引っ越しの距離の長短の影響を鑑定していく感じです。
結論として近い引っ越しなら大丈夫かどうかですが、今が大丈夫ならまず大丈夫だと思います。
問題を抱えている場合は近かろうが遠かろうが要注意です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
コメント