【第3回】答えを出すのではなく、今必要な「一手」を見つける

この投稿は、全3部作と本編で構成しているシリーズの第三部です。
第一部「【第1回】凶方位の相談なのに、なぜ人生の話になるのか?」
第二部「【第2回】占い師は、相談者の人生を決める人ではない」

ここまで、相談者が占いに求めているものや、占い師が相談者の何を見ているのかについて触れてきました。

そして、最後に行き着くのが、そもそも「占いとは何なのか?」という問いです。

私は、鑑定を重ねる中で、占い師であることを辞めようとしているのかもしれない、と思うことがあります。

あるいは、反対に、本当の意味で占い師になろうとしているのかもしれません。

少し矛盾しているように聞こえるかもしれません。

「相談者の相談に答える。」

これは、占い師として当たり前のことです。

しかし、相談者が私の前に現れるとき、私は時折、その人自身もまだ気づいていない何かが、私に相談を投げかけているように感じることがあります。

人には「本音」があります。

ただ、私は、本音と建前という二つのものが単純に存在しているとは考えていません。

むしろ、自分の本音を見えにくくしている自分自身がいるのではないでしょうか。

本音のまま生きることが、必ずしも良いことだとは限りません。

本音をすべて表に出す必要もないです。

けれど、自分が本当は何を感じ、どうしたいと思っているのか。それを知っておくことには、大きな意味があると思います。

自分の気持ちを理解しているだけで、迷いが少なくなり、自分にとって満たされた生活を選びやすくなるからです。

そう考えると、占い師に相談するという行動そのものが、無自覚のうちに「自分の本音を知りたい」と求めていることの表れなのかもしれません。

そして、それは、自分自身の人生を自分らしく歩みたいという、無意識の願いにつながっているのではないでしょうか。

では、本音とは何なのでしょうか。

私の理解では、それは「その人らしさ」なのだと思っています。

自分が何を望み、何を大切にし、どのように生きたいのか。

その人自身を形づくっている根幹です。

情報も選択肢も増え、さまざまな価値観が交錯する今の時代だからこそ、自分の本音を知ることは、ますます大切になっているように感じます。

占いとは何なのか。

占い師は何を読み解き、相談者に何を伝えるべきなのか。

第三部では、これまでの話をさらに掘り下げながら、その問いに向き合っていきます。

目次

35,000円のメインプランが目指しているもの

ここまで、私の鑑定についてお話ししてきました。

最初の相談に答えること。
その背景にある問題にも向き合うこと。
占術から見える姿と、現実の相談者の姿を重ねること。
選択肢や、それぞれの未来を見ていくこと。

では、最終的に鑑定はどこに向かうのでしょうか。

私の答えは、実はとてもシンプルです。

方針が決まれば、相談は完了です。笑

私が探しているのは、人生の正解ではない

私は、相談者の人生における絶対的な正解を見つけようとしているわけではありません。

未来は、最初から決まっているものではなく、今から作られていくものだと考えています。

だから、今の答えが、未来永劫変わらない正解である必要はありません。

今の状況、環境、考え方、本人の希望。

それらが変われば、必要な答えも変わります。

例えば、引っ越しについて相談された場合。

今は引っ越すべきなのか。
いったん待つべきなのか。
候補物件を変えるべきなのか。
今の住まいにとどまるべきなのか。

その時点で必要な方針が見つかれば、まずはそこが一区切りです。

その後、実際に行動するかどうかは相談者自身の判断です。

引っ越しが完了するまで、あるいは人生の問題がすべて解決するまで、必ず付き合い続けるという意味ではありません。

私が大切にしているのは、今必要な方針が見つかることです。

一手は、小さくてもいい

「一手」と聞くと、人生を大きく変えるような決断を想像するかもしれません。

しかし、必ずしもそうではありません。

今は動かないこと。
一度立ち止まること。
何かを始めること。
何かをやめること。
誰かとの関係を見直すこと。
今までとは違う考え方を試してみること。

それも立派な一手です。

大切なのは、その一手が今の相談者にとって必要なものかどうかです。

そして、なぜそれが必要なのかを、相談者自身が理解できることです。

ただ「こうしてください」と伝えるだけでは、十分ではありません。

なぜ今それをするのか。
それによって何が変わる可能性があるのか。
別の選択をした場合には、どのようなことが考えられるのか。

そうしたことを共有していきます。

気づきは、相談者の言葉の中に現れる

今回、ChatGPTとの対話で、私自身も改めて言葉にできたことがあります。

それは、鑑定の中で生まれる「ひらめき」についてです。

私が一方的に答えを思いつくというよりも、相談者が綴った言葉の中に「あ、それだ!」という気づきが現れることがあります。

相談者が言葉にする。
私がその言葉の意味に気づく。
それを指摘する。
相談者も気づく。

このような流れです。

これは、占術がなければ到達できないというものではありません。

占術があってもなくても、双方のやりとりが深まれば、そこにたどり着くことはあります。

ただ、占術を通している方が、分かりやすく到達できる。

私にとって占術は、答えを生み出す唯一の手段ではありません。

相談者を理解し、現実にあるものを読み解き、必要なことに気づくための大切な手段です。

そして、単に情報を集めれば答えが出るわけでもありません。

相談者とのやりとりが深まり、双方の理解が一段上がったとき、それまで見えていなかったものが見えてくる。

私は、そこを大切にしています。

鑑定の完了と、現実の問題解決は別

ここは誤解されやすいところかもしれません。

私の鑑定が完了したからといって、現実の問題がすべて解決しているとは限りません。

例えば、引っ越しの相談であれば、引っ越すのか、やめるのか、いつ動くのか、どのような条件で物件を探すのか。

その方針が決まれば、鑑定としては一区切りです。

実際に引っ越しを終えることが、鑑定の完了条件ではありません。

もちろん、方針が決まるまでに必要な確認や掘り下げは行います。

しかし、私が提供しているのは、相談者の人生を代わりに進めることではありません。

その人に今必要な方針を見つけることです。

だから、時間だけでは区切らない

以前は、24時間定額プランなど、時間を基準にしたサービスも設けていました。

しかし、今回のプラン設計では、時間設定をやめました。

なぜなら、相談者によって必要なやりとりが違うからです。

短い時間で方針が決まる人もいれば、背景を理解するために何度も確認が必要な人もいます。

引っ越し先が決まっている人と、まだ候補を探している人でも、必要な対応は違います。

全員に同じ時間や回数を当てはめるよりも、最初の相談を中心に、必要な範囲を丁寧に扱う方が実態に合っています。

ただし、何でも際限なく引き受けるという意味ではありません。

最初の相談と、その背景から派生して必要と判断されることを一連の鑑定として扱う。

まったく別の相談まで無条件に含めるということではありません。

柔軟に対応することと、境界がないことは違います。

35,000円の意味

ここで、メインプランの35,000円という料金についても触れておきます。

方位の吉凶だけを知りたいのであれば、もっと安価なサービスを探すことが出来ます。

実際、5,000円程度であれば、引っ越しの方位を確認したいという目的で申し込みやすいです。

35,000円のプランは、単に方位の結果を知るためのものではありません。

最初の相談に答えること。
必要な背景を掘り下げること。
複数の占術を通して現状を読み解くこと。
現実の事情と照らし合わせること。
必要な選択肢や方向性を見つけること。
そして、方針が定まるまで対話を重ねること。

こうした一連の鑑定を提供しています。

もちろん、価格だけで相談者の姿勢が決まるわけではありません。

ただ、料金は、何を求めて申し込むのかにも影響します。

方位の結果だけを知りたい方と、自分の状況を深く理解し、きちんと向き合いたい方では、求めるものが違います。

35,000円という価格は、すべての占い利用者に向けたものではありません。

表面的な吉凶判断だけではなく、自分の状況を深く理解したい方に向けたプランです。

だからこそ、初めての方には無料事前相談を設けています。

相談内容や現在の状況を確認し、この鑑定が合っているか、どのように進められるかをお互いに確認するためです。

無理に申し込んでいただく必要はありません。

占いを通して、自分の人生を自分で扱う

私は、相談者に人生の正解を伝えたいわけではありません。

相談者の代わりに選択したいわけでもありません。

ただ、本人がまだ見えていないことを明らかにし、選べる道を示し、その先にあるものを一緒に考えたいと思っています。

占いは、人生を決めるものではありません。

自分の状況を理解し、自分の意思で人生を扱うための一つの手段です。

最初は「凶方位に引っ越してしまった。どうしよう」という相談だったとしても、最後には「今、自分は何をすればよいのか」が見えてくるかもしれません。

その答えは、人によって違います。

大きな決断かもしれないし、小さな一歩かもしれない。
動くことかもしれないし、今は動かないことかもしれない。

どれが正解かを、最初から決めつけることはできません。

だからこそ、占術と対話を通して、その人の今を理解する。

そして、その人に今必要な一手を見つける。

それが、私の鑑定の目指すところです。


最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

今回、ChatGPTとの対話を通じて、私自身も自分の鑑定について改めて整理することができました。

最初は35,000円のメインプランをどう考えるか、という話から始まりました。

しかし、対話を重ねていくうちに、料金やサービス内容だけではなく、私が鑑定で何を大切にしているのか、その根本にある考え方まで掘り下げることになりました。

自分では当たり前にやっていたことも、言葉にしてみると、改めて意味が見えてきたような気がします。

今回の3回の記事では、その内容をできるだけ読みやすくまとめました。

もし、さらに詳しいやりとりに興味を持っていただけたら、実際の対話記録もご覧ください。

【ChatGPTとの対話・全記録はこちら】
「35,000円の鑑定プランは本当に価値があるのか?|鑑定理念が生まれるまでの対話記録」

凶方位・引っ越しリカバリー専門鑑定のご案内
「【吉方位・凶方位鑑定】凶方位・引っ越しリカバリー完全解決|「なぜ今、凶方位を選んだのか」から未来を変える完全伴走」

まずは、今のお悩みをお聞かせください。
無料事前相談もご用意しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次