【第1回】凶方位の相談なのに、なぜ人生の話になるのか?

この投稿は、全3部作と本編で構成しているシリーズの第一部です。
第二部「【第2回】占い師は、相談者の人生を決める人ではない」
第三部「【第3回】答えを出すのではなく、今必要な「一手」を見つける」

今回、当サイトの構成を大幅に見直すにあたり、提供する鑑定プランやサービスについても、改めて検討することになりました。

その過程で、ChatGPTを使って情報を整理しながら対話を重ねていったところ、私自身が普段どのような考え方で鑑定に向き合い、相談者の何を読み解こうとしているのかが、少しずつ浮き彫りになっていきました。

「え? AIとのやりとり?」と思われるかもしれません。

それでも、今回はあえてChatGPTとの対話を通じて生まれた内容であることを、そのまま残すことにしました。

最初から整理された文章として提示するよりも、問いかけ、それに答え、さらに掘り下げていく過程を見ていただく方が、私の考え方や鑑定への向き合い方が、よりリアルに伝わるのではないかと思ったからです。

内容は、主にメインプランである35,000円の鑑定の構成や妥当性を軸に、内田和男が相談者の何を見て、何を読み解こうとしているのかを掘り下げたものになっています。

この対話をほぼそのまま収録したものが本編です。大きな編集を加えていないため、PDFにすると114ページになりました。

そこで、より多くの方に読み進めていただけるよう、内容を整理し、全3部作の要約版として再構成することにしました。

ここに掲載しているのは、その第一部です。

「相談者が占いを求めたとき、その人が本当に求めているものは、表面に現れている相談内容だけではないのかもしれない。」

そんな視点から、占いというものを少し違った角度で眺めてみる。

もしかしたら、これまでとは違う占いの世界が見えてくるかもしれません。

目次

占いの入口と、その先にある本当の相談

「凶方位に引っ越すことになってしまいました。どうすればいいでしょうか?」

私のところには、こうした相談が寄せられます。

相談者が知りたいのは、まず方位の吉凶でしょう。

本当に凶方位なのか。
引っ越してしまっても大丈夫なのか。
何か対処する方法はあるのか。
引っ越しの時期を変えた方がよいのか。

当然です。

自分が困っていることを何とかしたくて、占いを申し込んでいるのですから。

ところが、私の鑑定では、こうした質問に答えていくうちに、話が思いがけない方向へ進むことがあります。

仕事のこと、家族のこと、人間関係のこと、これからの人生のこと。

鑑定を終えた方から、

「占いというより、人生相談みたいでした」

と言われることもあります。

なぜ、引っ越しの方位を相談したはずなのに、人生相談のようになるのでしょうか。

そこに私の鑑定の特徴があります。

最初に相談されたことには、必ず答える

最初にお伝えしておきたいことがあります。

私は相談者から持ち込まれた相談を、別の相談に置き換えることはしません。

例えば、凶方位への引っ越しについて相談されたのであれば、まずは引っ越しそのものを占います。

方位や時期を確認する。
引っ越した場合にどうなるのかを占う。
引っ越さない方がよい可能性があれば、その理由を占う。
必要であれば、候補物件や家相、立地なども占う。

相談者が最初に知りたかったことを、きちんと扱います。

仮に、鑑定を進める中で「今は引っ越さない方がよい」という方向性が見えてきたとしても、それで引っ越しの鑑定を終わりにはしません。

引っ越さない方が良いと出たとしても、引っ越した場合についても占います。

なぜなら、相談者が引っ越しを考えたこと自体にも、何か意味があるかもしれないからです。

結果的にそうならなかったとしても、最初の相談は、決して間違った相談ではありません。

相談者にとっては、それが今一番気になっていることなのです。

では、なぜその先まで見るのか?

ここからが、もう一つの話です。

そもそも、なぜその人は引っ越しを考えたのでしょうか。

今の住まいに何か問題があるのか。
仕事や生活環境を変えたいのか。
家族との関係に事情があるのか。
何か新しいことを始めようとしているのか。

引っ越しという行動には、何らかの理由があります。

もちろん、すべての引っ越しに深刻な事情があるわけではありません。

ただ、占い師に相談するほど気になっているのであれば、その背景には、本人がまだ十分に整理できていない何かがある可能性もあります。

例えば、方位が気になって相談に来た方が、話を進めるうちに、実は今の仕事や家庭環境を変えたいと思っていたことに気づく。

あるいは、引っ越し先を探しているようでいて、本当は今の生活そのものを変える必要があると分かってくる。

そうしたことが起こります。

私は、最初に相談されたことだけに答えて終わるのではなく、その相談の背景にあるものまで見ていきます。

鑑定には、二つの価値がある

私の鑑定には、大きく分けて二つの価値があると考えています。

一つ目は、相談者が持ち込んだ悩みに答えること

これは、占いを申し込んだ直接の目的です。

凶方位の引っ越しなら、まず引っ越しについて答える。転職なら、転職について答える。恋愛なら、恋愛について答える。

ここを曖昧にしてはいけません。

二つ目は、その人に今、本当に必要なことを明らかにすること

最初の相談を通して、背景や事情を掘り下げていくと、本人がまだ気づいていなかった問題や、今向き合う必要のあることが見えてくる場合があります。

この二つは、別々のメニューではありません。

最初の相談に答えることが土台にあり、その過程で、より深い理解にたどり着く。

これが私の鑑定の特徴です。

「人生相談みたいでした」の正体

私は、メールやLINEでのやりとりを重視しています。(※電話や対面の場合は録音して欲しいと伝えています)

理由は、鑑定の内容が記録に残るからです。

占いの結果を一度聞いただけで、すべてを理解するのは難しいものです。

何度でも読み返せる。
疑問があれば確認できる。
やりとりの過程も残る。

別に作成した鑑定書ではなく、メールやLINEでのやりとりそのものが、その人のための鑑定記録になります。

そして、やりとりを重ねていくうちに、最初には考えていなかったことまで話題になることがあります。

相談者は占いを受けに来たつもりだったのに、気がつけば自分の人生について深く考えている。

だから「人生相談みたいでした」という感想になるのかもしれません。

ただし、人生相談のように感じてもらうことが目的ではありません。

あくまでも、最初に知りたかったことを占う。そのうえで、必要な理解にもたどり着く。

順番が大切なのです。

入口は具体的で、出口は一人ひとり違う

私は、相談テーマごとに細かくプランを分ける必要性は、以前より低くなったと考えています。

最初の相談が引っ越しであっても、仕事や家庭の事情が深く関係しているなら、それらも含めてみていく必要があります。(本当に必要なことを知るなら、これは必須のはずなのです)

最初に選んだプラン名だけで、鑑定の内容を決めてしまうのは、鑑定の全体像を見た時に合わないのです。

ただし、相談の入口は具体的であるべきです。

相談者は、自分の問題の本質が分からないからこそ、「凶方位の引っ越し」「転職の時期」「転職のタイミング」といった具体的な悩みを検索します。

だから、入口となる情報は具体的に用意する。

そして、実際の鑑定では、その人の相談内容に応じて必要なところまで掘り下げる。

入口は具体的に。出口は一人ひとり違う。

それが、私の考える鑑定の形です。


次回予告

では、占い師は相談者に何を伝えているのでしょうか。

相談者の人生を決めるのでしょうか。
それとも、本人が答えを見つけるまで見守るのでしょうか。

実は、そのどちらでもありません。

次回は、占術から浮かび上がる「理想の姿」と、現実の相談者の姿を重ね合わせる、私の鑑定の考え方についてお話しします。

【対話の全記録はこちら】
今回の内容に至るまでの、ChatGPTとの実際のやりとりを公開しています。
「35,000円の鑑定プランは本当に価値があるのか?|鑑定理念が生まれるまでの対話記録」

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お祓いに頼らず、占術と対話で思考と環境を整え、自らの力で未来を切り開きます。

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