方位の活かし方が分かっている人は日盤方位も効果的に使えます。
方位の細かい扱いで影響が小さいのは「日盤方位」です。(刻盤・時盤がありますが、さすがに使い勝手が悪いので、ここでは省いています)
日盤よりもおおざっぱな扱いだけど、影響が大きいのが「年盤・月盤方位」です。
※状況に応じて違いますが、分かりやすくするために一般的なお話をしています。
占い師にもよるのですが、日盤重視の占い師もいれば、月盤重視、年盤重視、月盤・年盤重視の占い師とそれぞれです。
今回は「日盤方位を効果的に扱える人と、日盤方位を扱うと自分自身に有害になる人」って感じなのですが、基本的に占い師には当てはまりません。
占い師は方位の仕組みを理解しているため、「状況に応じて使い分ける術」が身についているからです(たぶん(笑))。
時盤(時刻を基準とした方位盤)が一番めまぐるしく方位が変わり、その次に日盤(日毎に方位が変わる)という感じでどの方位盤を使っても良いのですが、一つだけ大事な基準があります。
それが「幸せになるために使うこと」です。
日盤に限らずですが、どんなこだわりを持っても良いので、その結果として「今が幸せかどうか・幸せのために判断が出来ているか」が大事です。
そのために方位を扱っているのですし、それが無いと「何のために」が抜けてしまい、占いに振り回されやすくなります。
占いは「幸せになるため」
日盤を効果的に扱えるようになると、今が幸せになります。
ところが、日盤方位を扱うことが有害な人もいます。
こういう人は方位はあまり使わない方が良く、それが「日盤方位が気になって行きたいところにもいけなくなっている人」です。
こうなるといけません。
本来、占いは手段であってそれが目的(日盤吉に行く事を目的とする)になると、日々が楽しくなくなる可能性が出てきます。
今日は方位が悪いから行けない
方位はその移動・行動に対して吉凶を教えてくれています。
吉方位だから良い、凶方位だから悪いというほど単純なものではありませんが、いずれにせよ良いか悪いかを教えてくれています。
人には吉方位も凶方位も必要なので両方が巡っています。
日盤方位を効果的に扱う人というのは、凶方位でも行く事が出来ます。
それは「それが必要だから」です。
それが分かった上で選択をしているから、今の幸せを手に入れているわけです。
どうしても気になる人はどうしたら良いか
こういう場合は、しばらくは日盤の方位を気にしながら生活をしてみます。
そして、凶方位だけど行くしか無かったときに、どんな感じだったかを振り返ります。
単発の日盤凶方位の起こる現象程度なら、機嫌の悪い人にぶつかってお互いにイライラするぐらいのものです。
あるいは、何もないところで転んで痛い思いをするぐらいです。
日盤の凶方位ならその程度です。
運には流れがあるので、もっと大きな部分で方位の影響を受けているかを整理した方が良い場合もあります。
方位が教えてくれているのは、吉方位だから良い、凶方位だから悪いだけじゃ無いです。
日盤の方位が気になるのは、「自分」に対して意識が向いているのでとても良いと思います。
ただ、良くしようと意識するあまり不自由になってしまうのは本末転倒です。
日盤がどうしても気になる時は参考にするのも効果的ですが、それ以外はあまり気にしない程度が丁度良いです。
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