運勢が良くない年は不幸な年ということではありません。
方位学的に五黄土星中宮の年は節目の年と言われます。
この年に何か新しいことなどは出来るだけ避けたほうが良い・・・、そういう年と言われます。
また、年の巡りで大殺界や天中殺、空亡に厄年と、いろいろとあります。
世間的にこの「年の巡りの理解」を勘違いしてしまう人が多いので、これらの時期の基本的な考え方をお話します。
基本的にこれらの時期は「不幸になる時期」ではありません。
言葉がきついので怖い印象がありますが、誰にでも訪れる時期に「不幸の時期」なんて無いです。
西洋占星術などでは土星が入るハウスは苦難の時期だとかも言われますけど、まともな占星術師ならそういう風には言わないと思います。
実際には違うためです。
これらの時期は不幸の時期ではなくて、大殺界や天中殺、空亡や厄年というのは、大きな意味で「節目の時期」になります。
それまでのあなたのやってきたことが「結果となって表に出やすくなる年であり期間」なわけです。
気をつけることがあるとすれば、「無理をしている人」か「適当に過ごしている人」はこのタイミングを迎える年は注意した方が良いです。
厄年などはまさにそれなのですが、飛躍するのか背負った厄を精算するのか、それがこういった時期にはっきり出やすいです。
全ての運勢の変わり目は定期的にやってくる
天中殺や空亡、大殺界も一定の期間で時期を迎えます。
一定の期間で不幸になるというのはおかしいです。
そうじゃなくて、一定の期間で「物事の結果が出る」という考え方なんです。
それは一定のリズムで繰り返されるからこそ当たりやすいわけですが、だからといって不幸になるわけじゃないです。
大切なのはそれまでに何をしてきたか、積み上げてきたかです。
天中殺の年だから引っ越ししないじゃなくて、前後関係から考えてどうなのかっていうのを普通よりも冷静に判断すれば良いのです。
一方でそれまでに頑張ってきていれば、丁度移転するには抜群のタイミングになることがあります。
私が方位学や占星術などで「今年は厳しい年ですからね~」と言わず、現状を把握してから答えを出すのもこれが理由です。
確かに何もしなければ運の基本的な流れってあります。
でも、何かをしているならば、何かをしている流れも同様にあります。
そういうのを見極めるために「節目の年」を私は活用します。
動く年か力を蓄える年か、それともここでペースダウンをする年なのか。
意外と自分自身でも身に覚えのあるところが出てきます。
闇雲に大殺界だとか天中殺とか空亡とか厄年とか捉えるのではなく、過去を見てどうなのか。
きちんと理解すればあなたの人生はすごく変わります。
なんでもかんでも危ない年だからじゃ勿体無いです。
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