まもなく10月20日日曜日から土用期間が始まり、立冬前日の11月6日まで続きます。
土用期間は満月や新月と同じように知っていても知らなくても影響を受けるモノですが、この時期に調子が狂った場合、立冬を過ぎてしばらく経つまでは様子を見るのも良いです。
環境の影響を受けることが原因での身体の反応なら、環境が落ち着けば調子も落ち着くからです。
夏から秋、そして冬へと季節が移行するこの時期、人によっては無理をしやすい時期でもあるので、身体と相談しながら良いです。
この土用期間は「土の性質が変わる時期」としてとらえます。
秋から冬（立冬）になっていく、もうすぐ冬だよって教えてくれる目安です。
ようやく暑さが収まってきつつも暑い日があり、そうかと思えば寒い日もあり、秋なのか冬なのか夏なのか悩ましいところです。
季節の変わり目は環境の変化として私たちに影響を与えます。
人によっては分かりやすく状況が変わることもあれば、その状況が変わった人の影響を受けて変わる場合もあります。
この時期は自分だけでなく、周りの変化にも気をつける必要があります。
思わぬところでとばっちりを食うこともあるからです。
土用期間・土用殺の影響のあるなしは、置かれている状態・状況によって変わります。
引越しや旅行に対して土用期間は基本的に関係無いので、あまり心配しなくて良いです。
そもそもの土用期間の「土用」の意味合いは季節が変わる時期（特に土地の気質）の事を言います。
土用期間は年に4回あり、2024年は
・冬の土用が1月18日から始まり、節分2月3日まで
・春の土用が4月16日から始まり、立夏前日の5月4日まで
・夏の土用が7月19日から始まり、立秋前日の8月6日まで
・秋の土用が10月20日から始まり、立冬前日の11月6日まで←今回の土用期間
続きます。
引っ越しや旅行に対して「土用期間は関係ある」という占い師はたくさんいますし、その理屈もあります。
関係あるケースもありますが、少なくとも通常の引っ越しや旅行ではあまり気にしなくて良いです。
土用期間・土用殺は引っ越しや旅行では影響に気がつきにくい
土用期間中の引越しや旅行を占ってみても、影響を実感していないケースが目に付きます。
顕著な事例が続けば土用期間も占いの中で考慮していきますが、引っ越しや旅行に関していえば、通常の時期と大きく変わらないです。
また、私自身も土用期間の引っ越し・旅行ともに実感はありません。
私の占いでは移動の実感を大事にします。
土用期間が引っ越しや旅行に影響を及ぼす実感がほとんど見受けられないなら、採用のしようがないです。
では土用期間や土用殺という基準が何故あるのか、それを重視する占い師もいるというか、土用期間に影響を受ける人もいるからです（土用期間の旅行や引越しで影響を受けるのでは無く、土用期間そのものに影響を受けるという意味）。
季節が変わる時期なのですから、影響を受けるのが普通です。
同じ土用期間であっても、全ての人に均一に実感があるものではなく、実感がない人もいれば、強く実感する人もいます。
実感があるかどうかが大事
占い師は常に検証をしながら、これは効果があるな、これは効果が薄いな、というのを見極めています。
「誰にとっても通用する正解はない（目安はあります）」ので、影響に気づいているかどうかを確認しながら必要な事をお伝えします。
土用期間や土用殺という基準以外にもいろいろとありますが、私に依頼されるお客様は旅行や引っ越しで土用の影響を心配しなくて良いです。（私に相談しようかと悩む段階でご縁があり、ご縁があるということは私の占いが合っている可能性が高いからです。こういう感じで占い師を選ぶ選び方もあります）
良い流れのはずなのにそうでもない場合は、土用期間や土用殺を考慮する場合もあります。
その見極めをするために、その人の状況や現状を伺い占うわけです。
「これが悪い」「これが良い」と占いに出ている場合、「実際はどうなのかな？」と検証していくまでが占い師の仕事です。
調子に変化を感じやすい人
土用期間や土用殺絡みの引っ越しや旅行の目立った傾向は見えていませんが、調子（体調含む）が狂う人はいます。
新月や満月のお話でも触れているのですが、季節の変わり目などと同じように調子に影響を受ける人がいます。
これは環境（身の回り）から受ける影響ですので、調子がおかしいからといって何とか出来るものでもありませんが、今がどういう時期にあるかを知っておくと自分の状態に振り回されなくて済みます。
調子がおかしくなりやすい時期と分かっていれば、無理を避けて過ごすように出来ます。
時期が過ぎれば調子が戻ってきますので、それまで待つようにも出来ます。
これらは引っ越しや旅行をしているかどうかは関係ありません。
「土用の時期（季節の変化の時期）だから」という理由です。
土用期間も時の流れの一つです。
これに良いも悪いも無く、次に備えるための準備期間として理解し過ごすと良いです。
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