運はつかむものじゃなくて、気づくものかも?が今回のお話です。
みんな運気を上げたい!運を良くしたい!って思っているのですが、ふと「あれ?何かおかしいかも」と考え始めました。
占いをやっていると気がつくのが「そもそも運は気づき」であり、「運の善し悪しは気づきで変わる」こと、そして「運の強弱は気づきの深さに関連している」という3点です。
「運はすでに十分持っているのでは?」と考えるといろいろとしっくりきます。
「私は運が良いから」と言う人が居て実際に運が良いのですが、それは「自分の運の良さを知っている」からです。
運のために何かをやってる?といえばやっているのですが、それは運を良くするために何かをやっているというよりは、結果的に運「も」良くなっている感じです。
運を良くするのに「行動力」は関係なく、単純に「運が良い」って分かっているかどうかです。
「運が良い」と分かっているから、気がついた事に素直に反応します。
思うような感じに物事が進むから、楽しくなるし、わくわくします。
こういうことを無意識に出来ちゃうからすごいなって思います。
これを分析するのが占い師の仕事みたいなもんです・・・たぶん。笑
そして、運が良い人を整理していくと、上の方で話しているように「運が良いと分かってる」に行き着くんです。
そうであるなら「全ての人はもともと運が良いのでは?運を持っているのでは?」という仮説を立ててみたくなります。
これどうだろう・・・。
うまく伝われば良いけれど。
たくさん占うじゃないですか。
何かをやったから運が良くなったとかってあるんです。
私も吉方位旅行とか家相とかいろいろやって、出来るだけ良くしようとしています。(最近は「運はよくなるとかそういうのじゃないな」と気づき始めてます(これはまた今度))
更にたくさんたくさん占うと、我々占い師がやっていることは「相談者の中にある運を明らかにしてるだけ」ってことに気がついちゃうんです。
相談者の中に「幸運」は既にあります。
それだけは確か。
持っている「幸運」が見えなくなると、迷走します。
そこにあるんだけど、見えなくなると分からなくなるんです。
運気アップ!とパワースポットとか行くと運が良くなった気がするじゃないですか。
それは「運」に意識を向けることで、運に気がつくからです。
パワースポットに行く事で「持っている運」に気がつきやすくなるわけです。
占い師が何をやっているかと言えば、その人が持っている運に「手に持ってますよ」とお知らせしているだけです。
「こうすれば運が良くなる」というのは、「こうすれば気がつくだろうな」と言い換えることが出来ます。
気がつけば、人生が変わるんです。
占い師に占って貰うと人生が変わるのは当たり前です。
だって、見えなくなっていた運がまた見えるようになるなら、人生が変わらないわけが無いです。
自分の内側に意識を向けると、そこは幸運の世界が拡がっていることに気がつきます。
だって、「あぁ、そうか全ては良いように出来てるんだな」と気がつくところまでいくからです。
こういうのは教えてもらえないと難しいかもしれないです。
自分一人で何とかしようと思っても難しいので、「運気アップだ~!」「運が良くなる~」という行動を通して、良くしていこうとするところから始めると良いです。
楽しくなっていけば、良い感じに自分の運に気がつき始めます。
もし、運気アップをしないと運が良くならないって思っちゃったら「本当だろうか?」と考えてみて欲しいです。
たくさん占うと分かるんです。
何かをしないといけないことなんて何も無いなって。
しないといけないことじゃなくて、したいなって思うことをやれば良いです。
苦しくなる占いは間違っているし、苦しくなる選択も間違っています。
もし本当に既に手元に運があるとするなら、必要な事は「手につかんでいる運に気づこうとすること」です。
まずはここから。
すぐに気づけなくても、「そこにあるって言われたけど本当?」みたいな感じで意識を向けるだけで良いです。
意識を向けるだけで、人生は既に変わり始めているからです。
何かが変われば、ふと気がつくことも出てきます。
そうやって気づき始めたことが「楽しい」に繋がっていったら、正しく気がついています。
この話、難しいかも。
でも、分からなくても良いから、「そういうもんかな」っていう刺激になってくれたらと思います。
その刺激はいつか必ず実を結びます。
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