気学の方位は天気予報と同じ

気学の吉方位・凶方位の影響

引っ越しシーズンに入ってきましたが、この時期に出てくるのが「引っ越しの方位が気になる」という話題です。

家相に比べれば絶対数は少ないはずですが、一定数の気になる人がいます。

私もブログでいろいろと話をしていますが、気になる人の一人です。

方位の影響はよく分からない

ただし、「方位の影響はあるの?」と言われたら、「よく分からない」とお答えしています。

過去の傾向を見て「該当しているモノがある」とはお答えできますが、100%あるとはお答えできないためです。

相談者の現状や過去の移動の結果などとすり合わせをして、この人は気をつけたほうが良い、あの人はそこまで気にしなくても良いという感じになっているからです。

方位占いを含め占いの結果を現実に役立てることは可能ですが、不安になりすぎるリスクもあります。

実際のところ全ての人が吉方位にも凶方位にも行っていますし、引っ越しだってしています。

結果的にみんな何とかしてきています。

中には大変な人もいるし、ラッキーな人もいるし様々です。

それでも全ての人が方位の影響に気がつくものとは言えません。

ただ、運に関係する占いなので、目安にする事で備える事は出来ます。

吉方位は晴れで凶方位は雨

私は方位の影響を「天気みたいなもの」とちょいちょいお話しています。

吉方位は晴れ、凶方位は雨です。

天気が良いときは問題が起きにくく、雨だと問題が起きやすくなります。

凶方位に行ったらダメですか?とは、「雨の中、出かけたらダメですか?」と同じです。

凶方位に行くと問題が起きますか?とは、「雨の中、出かけると問題が起きますか?」と同じです。

雨の中、出かけていけば視界は悪いし、足下も悪い、それが自分だけでなく周りも含みます。

備えなくても問題は起きないかも知れないけれど、備える事で問題が起きにくくなります。

油断すれば晴れの日よりも問題が起きやすくなるのも分かりやすいでしょう。

方位の影響も似たようなものです。

必要なら雨でも行った方が良い

みんな「良いか悪いか」「大丈夫かダメか」ばかり気にするのですが、「どうしたいか」が全てを決めますし、運にも影響してきます。

雨の中(凶方位)であっても、行く必要があるなら行った方が良いのです。

晴れ(吉方位)であっても、体調が悪いのに無理をすればひどくなります。

これが方位の影響を考える上での基本になります。

「普段」なら吉方位は良い、凶方位は悪いで大丈夫です。

でも、私の所に相談されるケースは内容が入り組んでいます。

たとえ入り組んでいたとしても複雑であったとしても、きちんと占えば「今」必要とされる答えは一つに絞ることが出来ます。

晴れ(吉方位)だけど気をつけた方が良い、雨(凶方位)だけど今回は大丈夫といった感じが見えてきます。

相談者に思い当たるところが出てくる

気学の良いところ、きちんと掘り下げて占っていくことの良いところは、相談者不在にならずに相談者自身も思い当たるところがある、落としどころとして理解出来る部分が多いことです。

問題・課題を明確にすることが出来れば、備えられますし、備えられれば問題自体が発生しにくくなります。

対処をしておくことと運の後押しも得られますから、意外になんとかしていけるものなのです。

占いでは様々場面を想定して選択肢を提示します。

雨(凶方位)の中出かけていくのであれば、大丈夫かどうかの判断が出来る様にするためです。

凶方位の強弱も度合いがありますが、軽いモノから重いモノも雨の強さと同じです。

軽いモノなら気にするほどでもないですし、重いモノなら十分に準備をして大変な目にあわないようにした方が良いです。

この時もきちんと現実の問題を想定して備えます。

嵐なら出かけない(凶方位に行かない)という選択肢だってあります。

影響が分かりにくいから現実とすり合わせて備える

凶方位の影響は見えないから厄介なので、敢えて「天気と同じ」とお話しするようになりました。

影響が有るの無いの?って考えるから不安になります。

天気と同じなら気をつけた方が良い時は気をつけておこうぐらいのものです。

テレビで「今日は天気が悪いですよ」となっても、外出したら全然大丈夫なときがあります。

あれと同じです。

実際に動いてみて、問題がありそう(天気が悪くなりそう)なら早めに帰るなり、予定を取りやめるなり、仕切り直しをするなりすれば良いです。

凶方位に行ってしまったからダメになるではなく、雨の中出かけたようなモノです。

雨の中、何も用意せずに出かけてしまえば、ずぶ濡れになったり、嫌な目にあうこともあるかも知れませんが、雨の中なりに状況に応じて対処をすると思います。

占いも同じです。

状況に応じて対処をする、何かあっても対応出来る様にしておけば良いのです。

占いの結果が悪いと出たときに大事なのは、現状の把握とこのまま取り進めても大丈夫かどうか、備えられるかどうか、無理をしていないかどうかを把握することです。

その上で判断したことであれば、いろいろあっても何とかなるモノですし、吉方位(晴れ)であったっていろいろあるのですから同じことです。

「方位には吉方位・凶方位がある」というのは、「天気には晴れと雨がある」というのと同じです。

あとは出来るだけ天気の良いときに移動したら良いよっていう話ですし、天気が悪くても備え方は様々有るよっていう話でもあります。

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