受験や就職活動など次の進路で頭を悩ませる相談は多いです。
自分の進路や方向性でも迷うのに、子どもの進路や方向性を考えるとなると大変です。
人はそんなに器用じゃないです。
子どものため、子どもの良いようにと思う親だからこそ、余計にです。
自分の考えを押しつける親の方が迷いが少ない
親の考えを押しつけるというと聞こえが悪いですが、子育てに正解は無いですし、不安との闘い、迷いとの闘いにもなります。
こういうときの占いは、3つのポイントを押さえていきます。
1.子どもの希望
2.子どもの資質
3.親の子どもに対する希望と接し方
優先順位もこの通りです。
どれも難しい話です。
子どもの希望にプラスアルファ
お子さんの進路を占うときに大事にしているのが、子供の希望です。
親の目から見た子どもの希望と本人が口に出している希望を、整理するようにしています。
ただ、子どもに「どうしたい?」って聞くのは、個人的にどうかと思います。
語彙力も少なく想いを伝える力も弱い、外国人が日本に来てうまくない日本語でたどたどしく話をするのと似ています。
伝えたいことはあっても、それをどう表現して良いか分からないです。
子どもからも聞くけれど、親が子どもを観察する必要があります。
何を楽しんで、何を嫌がるか、興味を持っているのは何か。
今目の前の姿だけで無く、育ってきた姿を思い出します。
自分の希望をしっかり言っているお子さんでも、そうでなくても同じです。
親から目線は大事な気づきに繋がってくれます。
子どもの資質を親が見過ごしている部分もある
次に、子どもの資質についてです。
資質とは、運命とも言えます。
その子がどういう方向に向かっていったら良いのか、何を大事にしたら良いのか、環境なのか自信なのか、なんなのか。
将来、独立するような世界が良いのか、世界中を動き回る方が良いのか、手に職を付けたら良いのか。
こういうことが分かるために、生まれ持ったものをある程度明らかにしていきます。
大人になれば自分の言葉で整理出来ますし、自分の事なので聞けば分かる部分もありますが、子どもはそうもいきません。
しかも、親から目線で分かる事は「見えている部分」です。
大人になっても自分では分かりにくい部分があります。
子どもの資質を親が知っておくのは、親にとっても子どもにとっても接し方を楽にしてくれます。
子どもへの接し方を知るメリット
誰もが自分のやり方は正しい、ある程度は正しいと想いながら行動しています。
親が子に対して試行錯誤をしながら接しているからこそ、これはこれで必要な事、と考えやすいです。
ところが、親は親の前に一人の人間です。
自分自身にも自分の本質があります。
その本質の中には自分からみた子どもとの接し方があります。
子どもと一緒にずっと居た方が良いのか、子どもは放任した方が良いのか、自分の事を優先した方が良いのか、子どもを優先した方が良いのか、人それぞれ考えている事とは別に持っています。
親子関係で悩むときには、ここがズレていることが多いです。
一生懸命なのに上手くいかない時の注意点
想っている事と実際のことにズレがあることが分かれば、少し楽になります。
自分がどういう風に判断したら良いかという目安があると楽です。
以上の3点は私が占いをする時に重視しているのですが、実際に迷ったときにも役立ってくれます。
ただ、親の希望は一部のみで重視していません。
もし親の希望を重視する場合は、子どもの資質によります。
親に生きる道を示して貰った方が良い場合もあるためです。
大切なのは3つのポイントを押さえることそのものでは無く、そういう目安があることを知っておくことです。
どういう選択を取れば良いかは、情報が無ければ判断のしようがありません。
感覚で判断してうまくいくならこのブログにたどり着くことは無いと思いますので、まずは「知る」を手に入れることを大事にして下さい。
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