吉方位に引っ越しているのに、ストレスやトラブルが多いケースがあります。
吉方位に行けば、運気が上がって幸運が巡ってくるはずなのにどうして?という疑問がわいてきます。
方位占いで大事なのは「どこに引っ越したいか?」です。
どこに引っ越したかよりも、どこに引っ越したいかが重要になるのが方位占いです。
引っ越したい場所は、今よりも快適度が上がる可能性が高いです。
占いの受け止め方を間違えると、「吉方位に引越しをすることで快適度が上がる」と思ってしまいます。
問題点は、吉方位に引越しをするからといって自然と良い物件を選ぶとは限らないことと、吉方位に引っ越したからといって目に見えて良くなると確約できないことです。
運気が上がる事で幸運が舞い込みやすくなるかも知れませんが、「運が良くなっているはずだ」と思い込んで望んでいない物件を選んでも上手くいきにくいです。
現実面で良い状態にする上でも、「吉方位かどうかよりも住みたい所かどうかがまずは大事」です。
運と現実は違う
現実面で必要なことを確認し、それらを押さえた上での引越しになっているかどうかは、後々大きく影響をしていきます。
方位的に問題がある引越しの相談は多いですが、結構へっちゃらです(笑)。
方位「だけ」が悪くても、その人に合った感じの選択や環境になれば、現実はかなり快適になるからです。
人によっては精神的にきつくなったり、問題を抱えることもありますが、それは方位が良くても同じように出てくる問題です。
参考:「吉方位のはずなのに悪いことが起きる時に必要なこと」
運が良くても嫌なことは起きる
吉方位に行って嫌なことも起きれば、凶方位に行って良いことも起きます。
「それなら方位を気にする必要は無いよね?」という考え方もあります。
それでも私が方位を気にするのは、人生全体の好不調に影響、運命の選択の目安になると見ているからです。
方位の影響に気がつける人は、出来るだけ方位を目安にした方が良いと思っています。
方位の吉凶よりも大事な事
引越しは住む家が快適とか不快だけでなく、人生・運命の選択に繋がっています。
だから吉方位が良い!という話でもないので難しい(笑)。
私が占う時は優先順位を明確にするところから始めます。
凶方位の相談をされるのですが、「どこに住みたいですか?」「どこに住むと今よりも快適になりますか?」とお聞きするところから始めるのも、これが理由です。
これから引越しを考える人も「吉方位に引っ越したい」と相談されますが、やはり「どこに住みたいですか?」というところから始めます。
望む場所から始めることで運命の吉凶が明確になる
物件を探している段階であれば、まだ引っ越していませんが、方位占いをすると今の運命がどんな感じに進もうとしているのか見えてきます。
運命は選択の連続の結果であり、次に次にと繋がっていきます。
仮に今、微妙な方位に引越しをする(した)ことになっても、その人には「そこに引っ越す意味」があります。
「吉方位に引っ越した」以外に良いところがない引越し
凶方位に引っ越す(した)に比べて、吉方位を優先した場合、吉方位に引っ越したけど、それ以外は良い点がないケースがあります。
引越しには優先順位があると言いました。
住みたい場所というのも優先順位ですが、その人にとって合っている場所、快適な場所というのもあります。
これらは方位占いでは分かりません。
吉方位に引っ越しているはずなのにいろいろと問題が起きるのは、引越しをする人そのものを占っていないときに起きることがあります。
無理をして吉方位に合わせていたり、引っ越し先自体が合っていなかったりです。
無理をして吉方位にするぐらいなら、その人に合わせて多少凶方位でも融通を利かせた方が良いこともあります。
方位の影響は見えない世界ですが、私たちが住んでいる世界は現実の世界だからです。
多少の嫌なことは現実の良いことで帳尻が合う
吉方位に引越しが出来ることはタイミングが良いことを教えてくれているので、やる価値はありますし、ラッキーだなと思います。
でも、何かを犠牲にして無理をするほどの価値があるかどうかは状況によります。
また、無理をしなかったとしても、冷静に引越し先を選定出来ていたかどうかも大事になります。
それに全ての準備が万全であっても、やっぱり嫌なことは起きます(笑)。
このため、あまり細かい事を気にしていると、きっかけを逃してしまうかも知れません。
もし、吉方位に引っ越していろいろとあるようなら、優先順位を見直し方向修正をするタイミングにあります。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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・「九星気学は当たらない?方位の効果・影響を気にしすぎ?」
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