占いは好き嫌いが激しいジャンルですし、良い影響を受ける人そうでも無い人と何かと話題が尽きません。
私自身は占いに左右される傾向が強いと思います。(まあ、占い師ですしね(笑))
しかも占いを自分以外の思考の判断の目安として使おうとするので、影響を受けやすいです。
占いに左右されない人は、占いに関心を持たない人です。
占いを受けると、多かれ少なかれ左右される人が多いです(占いに関心が無い人でも、何かの拍子に影響を受けることがあります)。
占いに左右される人であっても、占いに振り回されるか・占いを活かすかで随分と違います。
占いに振り回されるか・活かすコントールするか、どちらでも良いので「幸せなのはどちらか?」、これが今回のテーマです。
占いに振り回される人・活かすコントロールする人は、その相談の仕方でハッキリします。
「どうなりますか?」という人と、「どうしたら良いですか?」という人です。
似たような感じですが、前者が「占いに振り回される人」で、後者が「占いを活かすコントロール(判断基準の一つ)する人」です。(常に占いに振り回されるとか、コントロール出来るとかでは無く、状況によって変わることも多いです)
どっちが良いかは、やはり占いをコントロール出来る方が幸せを実感しやすいです。
「どうなりますか?」でも見えてくる未来
過去の運気の流れ、生き方、考え方、現実とのずれを占っていくと、必然的にこれから先に起こりうる「可能性」があるものが見えてくる場合があります(霊視じゃないです)。
私も未来を予測する鑑定をすることが多いです。
「どうなりますか?」という意識の難しいところは、未来の結果に振り回されやすいところです。
どうなりますか?の相談の中には、自分で何とか出来ること以外を相談されていることもあります。
彼と結婚は出来るでしょうか?とか、この会社に採用されるでしょうか?とかです。
良くない占いの結果が出た場合、「気にしない」と言いつつも、記憶の底に占いの結果がこびりついてしまいます。
よく例に出すのは「気になる人との相性占い」です。
相性が悪かったら諦める?が大事なポイント
相性が良ければお付き合いをして、悪ければ諦めるという感覚は、将来的に自分自身を苦しめる可能性が出てきます。
10代20代ならこういう相談でも良いかもしれないですが、30代以上では結婚の邪魔になります。
「気になる人がどう思ってるか分かったら、背中を押してもらえる」っていう想いがあることも理解しています。
しかし、好きな気持ちがはっきりしている人は、「彼にどういう風にアプローチしたら良いでしょうか?」という相談が圧倒的に多いです。
自分の気持ちを理解しているわけです。
占いから少し距離を置くぐらいが上手くいく
占いをうまく活用できる人は、「占いを行動基準の一つにする」人が多いです。
引っ越しをしようとする時に「どうすれば良いか?」と、占いを使って選択肢を明確にする感じです。
今回の引越しが自分にとってどういう意味があるのかを自分で整理し、良いのか悪いのか、悪いならどうしたら良いのかなどを占っていきます。
自分が分からない事に対して、意見ではなく何かを目安にした情報提供を求めてるわけです。
出てきた結果に左右されるのではなく、「どうするか」という行動の選択肢として占いを活用することで、今の人生を変えていく、より充実したものに変えていくのが「占いを判断基準の一つとして活用する人」です。
どちらが良いかは人それぞれです。
占い師にもいろいろといて、「どうなりますか?」に積極的に応えていく占い師さんもいます。
私は人生は自分のものであり、如何にしてそれを充実させるかに時間を掛けた方が良いと思っています。
占いは「活用してこそナンボ」です。
占いに振り回されるよりも、占いを振り回すぐらいが丁度良いかなって思っています。
いつも読んでくださってありがとうございます♪
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