凶方位が続くとき

気学の吉方位・凶方位の影響

今回のお話は、凶方位に行くと凶方位が続くようになるかどうかのお話です。

そして、凶方位が続く時は続きます(吉方位が続くケースもあります)。

凶方位に行くと、その後の移動は凶方位に呼ばれるような感じがある

本当に凶方位に呼ばれるのか?となると、実際は少し違います。

そもそも方位の吉凶は占いの基準の関係上、凶方位を選ぶ可能性の方が高いですし、その分、吉方位を選ぶ可能性は低いです。

理由は吉方位よりも凶方位の方が多いからです。

吉方位は九星にもよりますが、大体3~5つぐらいです。

凶方位は五黄殺(暗剣殺)・歳破・本命殺(的殺)で大体3~5つぐらいです(他にもあります)。

見た目は同じ数ですが実際には、これに方位盤を最低でも二つ使います。

凶方位は希望の方位や時期に1つでもあると「行ったらだめ」と判断します。

吉方位は最低でも吉となる要素が一つは必要で、しかも凶方位はゼロじゃ無いとだめです。

数学が得意な人なら計算出来ると思うのですが、タイミングが合わないと凶方位を選ぶ可能性が高くなります。

結果的に凶方位が連続する可能性も高まります。

これらのことから凶方位が続くこと自体、比較的にあることだと分かります。

だから凶方位が続くことを、そこまで不安に感じる必要もないのです。

ただし、凶方位の影響と現実が一致すると話が変わる

凶方位に行くと悪い事が起きるという占い師は多いです。

私もその可能性を否定しませんが、それ以上に重視するのは「凶方位に行こうとしている現状に問題が出やすい」とお伝えしています。

凶方位に行くから悪くなるのか、悪くなっているから凶方位に行くのか難しいところです。

単純に凶方位が続くだけならどうでも良い話ですが、現実が悪くなっていて、しかも、凶方位が続いているとなると大変です。

このケースも実際にあるので厄介ですが、状況は分かりやすくなっています。

方位の影響は「あるのか無いのか=気づくかどうか」です。

凶方位の影響に気がつける人で実際に現在が大変な場合、重要なのは現状から抜け出すために必要な一歩を積み重ねることです。

占いにウルトラCはありませんし、現実にもありません。

ほとんどの場合、これまで積み重ねてきたことと、今積み重ねていることが未来に繋がっています。

今が大変で凶方位も続いているなら現状優先

今が大変な時、大変になりそうな時は占いの内容は脇に置いて、少しでも良い状態に出来る選択を優先していきます。

これ自体も大変な事が多いです。

凶方位が続くのは凶方位を望んでいるからではなく、それしか選択肢がないためです。

変えたいけれど変えられない、変えにくいのです。

そこで現実面で対処出来る事を増やしていく手法をとるわけです。

現実優先で必要な対処をしていくと、凶方位以外を選択出来るタイミングが来ることがあります。

そのタイミングに乗って運気の流れを変えます。

引っ越しであれ旅行であれ、うまく吉方位をとれる(凶方位を避けられる)時もあれば、どうしても凶方位にしかならないときもあります。

凶方位だけでなく運勢などのタイミングも、悪いタイミングしかとれないときがあります。

強引に流れを変えられる(違う選択をとれる)人もいますが、ほとんどの人は出来る範囲で収まります。

結果的に運気の流れを変えられない状態です。

今出来る事を確実にこなすことで、未来は変わる

凶方位を選択すると運気・運勢的に悪い方に向かいやすくなると考えますが、とりあえずそのままにします。

現実を立て直していくことで、流れが変わるタイミングが来るからです。

運気の立て直しを先にしないのは、良いタイミングで立て直しの時期や方位が来ないからですし、そんな余裕もないです。

しかも、運気の立て直しを先にしても、今直面している問題に対してすぐに有効になるわけでもありません。

運気の立て直しにはタイミングがあり、そのタイミングを取り入れる余裕があるなら、何らかの選択肢が出てくるものです。

でも、タイミングを意識するだけでは現実は変化しにくいので、現実への対処を優先的にしていくわけです。

現実が良ければ占いはどうでも良いです。

いつも読んでくださってありがとうございます。

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