凶方位の影響を相殺する、不運を回避する

お勧め

凶方位の影響を相殺、不運を何かで相殺、衰運期(厄年や天中殺など)の運の低下への対処といったものは、一つの占いの基準だけでは解釈・対応が難しいというのが本当のところです。

凶方位に行くのに「凶方位の影響を無しにする」という想いには無理があります。(方位占いの基本的な事は「引っ越しの方位鑑定を受けるポイント」にまとめてあります)

そもそも凶方位の影響は凶方位に行くことそのものよりも、「その選択に至った経緯」も影響してきます。(これを知らない人が多いです)

凶方位に行くという占いの結果だけを見て未来を予測すると、現実に合わない感じになります(未来予測の精度を上げるために「その判断に至った経緯」が重要になります)。

一方でこれらも全部含めた「運」から考えていくと、凶方位の影響や不運、運勢が下がる衰運などに対処出来る方法があることに気がつけます。

特別な手法では無く、運を上げるのに良い事を取り入れていくだけで良いです。

一つの運が悪くなるなら総合的に運を良くする

運が良かろうが悪かろうが、凶方位に行こうが吉方位に行こうが、嫌なことも良いこともあります。

「出来事」は自分の状況に関わらず起きるもので、家でじっとしていても外から舞い込んできます。

「出来事」が起きることの対処は難しくても、起きる出来事に対処しやすくするために運をコントロールすることはある程度可能です。

運を良くするのは占い師によって様々な手法があります。

私なら吉方位旅行などの移動で運を上げる、住む家の家相を整える(壁はぶち抜きません)、自分自身の運を良くするために自分の生き方を整える、所有するもので運を調整する、開運グッズ等で厄を祓うなどです。

これで凶方位に旅行をしたり引っ越したりした運気低下を相殺していきます。

もっと正確に説明するなら、起きる出来事に対して対処しやすくなります

起きる出来事は防げなくても、起きた出来事に対処しやすくなる

「ある(凶)」ものに対して「ない」ようには出来ないけれど、「ある(凶)」ものに対して影響力を小さく(または無し)する感じです。

イメージとしては雨のようなもので、雨が降ることに対して雨を降らせないようには出来ないけれど、傘やカッパで雨にあたらなくて済むようには出来ますし、予定の変更で避けることも可能です。

さらに雨が降ることを予測し備えることで、未来を変える(雨に濡れる)ことも可能になります。

雨が降ることが分かっていれば、その時は予定を入れないようにすれば未来が変わります。

予定変更が難しくても、雨が降る前提で予定を立てるなら過ごしやすさも変わります。

運が下がっても上げれば良い

この手法の便利なところは、凶方位に行ったら吉方位に行けば良いという思考でも大丈夫なことです。

私はこれまでずっと、凶方位に行ったら吉方位に行けば良いというのではなく、凶方位に行った理由が重要、その理由に対処しない限り流れを変えるのは難しいとお伝えしています

これは運命とその人の生き方(選択)を基準にして、凶方位という選択の結果を占っているためです。

でも「運」にポイントを置くと、運を上げるというので大丈夫です。

注意点は、凶方位に行ったら吉方位に行けば良いという手法は「運」という点では有効だけど、どの程度吉方位に行けば良いかは「状況次第」になることです。

現状が特に問題が無いなら行く頻度は少なくて良いですし、結構大変な場合は年に2回ぐらいが目安です。

私は凶方位へ引っ越した場合、相談者の状況にもよりますが、1年に1回ぐらいの吉方位旅行(3泊以上100km以上)に行きながら、4年は続けると良いですねとお伝えしています。

運気の上げ方は置かれた状況による

凶方位の場合、吉方位に行くことを含めて、家相を整え、運が下がる流れで起きる出来事に対処しやすくなるように運を上げていく作業を積み重ねていきます。

凶方位でも衰運期でも運が下がるなら、運を上げてバランスを取る感じです。

この場合の運の向上は自然に起きるものでは無く、意識して起こしていきます。

「凶方位に行けばこうすれば良い」という単純なもの以外に、その人それぞれに出来る事をやっていく感じです。

結果的にあれこれと起きたとしても、対処がしやすい状況で起きやすくなり、不運のように感じることがあっても、うまく収まっていきます。

運気を上げるだけでは足りない場合もある?

凶方位の影響で運気が下がったり、不運などでトラブルに見舞われた時に対処をしやすくしてくれるのが運気アップです。

起きる出来事を防ぐことは難しいとお話をしてきましたが、起きた出来事に対処するのがこれらの手法です。

では、起きる出来事は防げないのか?となりますが、ここで「凶方位に行くなら吉方位に行けば良いだけでは足りない場合」に繋がります。

「出来事」には起きて欲しくない出来事もあれば、起きて欲しいのに起きない出来事もあります。

このきっかけの多くは自分で作っています。

凶方位を選択する状態・思考・意識は、自分にとって流れの悪い方に行く可能性を暗示しています。

問題が内在している状況で選択をすれば、運が良かろうが悪かろうが上手くいきにくい可能性を高めてしまいます。

これを少しでも防ぐために今やっている事、やろうとしている事などを占います。

その選択や思考が自分に合っているのかどうか、無理をしているのではないかなどを確認し、修正していくことで(起きる・起きない)出来事に変化が出てきます。

やることをやりつつ変化の実感を待つ

運気や運勢が下がる中で起きる出来事は突然では無く、そこに至るまでに時間が掛かっています。

勘の良い人なら何かを感じていてもおかしくない程度には、時間が経過していることも多いです。

運気・運勢の低下に対処をしても、すぐに改善されない場合は時間が過ぎるのを待ちます。

大きな出来事の変化は気がつきやすいですが、その分何ヶ月も時間の経過が必要になることもあります。

必要なことをやり始めたら、変化に意識を向けつつ、目の前の事に取り組む方が効果的です。

本当の凶、本当の不運であったとしても、対処を積み上げていけば必ず状況は変わっていきます。

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