凶方位が怖い理由

九星気学・方位学の凶方位

私が凶方位を怖がるのは、不幸や不運が舞い込んでくるからという理由じゃ無いです。

凶方位の影響をあれこれとお話しするのは好きじゃ無いのですが、それは「凶方位に行くべきでは無い」的な話にしたくないためです。

でも、占い師が受け止めている凶方位の意味合いをお話すると、違った認識が生まれるかもしれないので、今回はそれに期待をしています。

凶方位に行くのはよくある話

方位の事を知っている人であろうと知らない人であろうと、避けようと思っていようと気にしていなかろうと、凶方位に行くことはよくあります。

いくら凶方位を意識的に避けていると言っていても、転勤であれば避けようが無いですし、出張命令が出れば行き先を選ぶことは難しいです。

商売をしている人なら尚更、選択の余地の無い引っ越しや出張はあります。

家族旅行で凶方位と分かっていても無理をする場合もあります。

どのような理由があったとしても「凶方位に行けば、凶方位の影響を受ける」というのが気学・方位学の基本的な考え方です。

一番怖いのは「五黄殺や暗剣殺」ではない

どの凶方位であったとしても私が怖いと感じるのは、「楽」と感じる方へ進みやすくなることです。

お金に困っているときに、儲け話を持ってこられたら、ついつい乗ってしまいませんか?

普段なら絶対に引っかかることがないのに・・・。

節約しようって目標を立てたとします。

吉方位の影響ならば、こういう時にわざわざ節約しようっていう目標を立てなくても、自然と節約するようになります。

凶方位の場合だと「今日は良いか♪」とか「今回は特別♪」とか「これはしかたないな♪」とか、理由をつけて節約とは違う方向に進みやすくなります。

現状を理解して対処をする

何のために節約することを決めたのか、節約することによって何が達成されるのかを理解し実践している場合は、凶方位の影響が強くなっても対処していけます。

しかし、そうでなければ、ついつい・・・。

ダイエットと同じです。

今日は別腹~なんてね(笑)

ただ、凶方位の中でも強い凶方位の影響を受けると、意志が固くとも難しい場合があります。

急な出費で今の運が表面化しやすい

突然、冷蔵庫が壊れたり、テレビが壊れたり、携帯電話がだめになったり・・・。

ものは壊れるものですが、同じ壊れるのでも吉方位で行動している場合で壊れるのとは違う事が多いです。

吉方位の場合は、物が壊れるのは一つの節目であったり、厄を受けてくれるなどのケースが多いです。

もう少し現実的な話をするなら、壊れても実害が少ないときに壊れてくれます

丁度買い換えようとしていたり、どうしようか迷っていたり、今壊れてくれるなら何とかなるというそういうタイミングです。

ところが凶方位の場合は、本人の負担を増やそう増やそうと作用するので、「今壊れたら困る」というときに「まとめて」起こりやすいです。

私が凶方位を嫌がる理由がなんとなく伝わりますでしょうか。

凶方位でも行く必要があることはざらですので、凶方位だからといって避けるのはおかしいです。

避けられるならそれはベストですが、そうじゃないときだってあります。

というか、そうじゃない方が多そうです。

方位を行動の目安にするときは、現状と優先度によってその重要度が変わります。

凶方位が全て悪いわけじゃ無い

凶方位に行くことで望んでいるものを手に入れられるケースもあります。

この判断が普通の人には難しいので占い師がいます。

占い師は、鑑定結果と相談者の状況をお聞きして、見えている部分と見えていない部分を相談者に分かるようにしていきます。

ここまでやって、ようやく次にどうしていったら良いかも見えてきます。

凶方位はその影響を受ける人にとっては結構厄介です。

しかし、それも状況を理解出来れば対処のしようもあります。

対処の仕方は「吉方位を取れば良い」ではダメなこともあるので、それらも踏まえて全体で対処していくために占いを受けるという感じです。

いつも読んでくださってありがとうございます。

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