移動による吉方位や凶方位が、人生に影響を与えているかも知れないと気がついた時、移動の多い人も少ない人も急に方位の影響が気になることがあります。
理屈上、移動の多い人と少ない人では影響度合いが違います。
移動が多い人は一つ一つの方位の影響が小さいことがあり、移動の少ない人の方が方位の影響が強く出たりします。
今回は移動の多い人のケースで、方位の影響の有無、その強さを見ていきます。
移動が多いという意味合いで典型的な人は、パイロット・海外駐在、国内でも出張が多い方や転勤族、運送業にある方などは移動が多いです。
その人にとって日常的な動きに対する方位の影響は弱く、その人にとって大きいと感じる動きの方位の影響は強くなりやすいです。
方位の影響自体は誰で同じように受けると考えるのがルールですが、実際には気づきやすい人もいれば、気がつかない人もいます。
方位の影響に気がつかない人でも方位の事が気に掛かるのであれば対処の準備をした方が良いですが、それでも気にしすぎる必要はありません。
移動が多い人の方位の影響を把握するのは難しい
細かく動く人は細かく動くなりに方位の影響を受けるため、どこに焦点を当てて鑑定をするかが難しいです。
このため移動が多いときは、全体の運気の流れを見ながら個別に絞っていくやり方をとります。
また、移動が多くても全てを占うのでは無く、必要な移動をピックアップしていきます。
移動が多くても影響が強いものを占う事で、全体の流れが把握出来ます。
吉方位・凶方位の影響は運気に作用する?
全体の運気の流れを把握すると、その年がどんな年であったかが分かってきます。
移動が多い人でも、移動を振り分けていくと「その年がどんな年になるか」が出てきます。
吉方位の影響が強いときは良い年、満足度の高い年になりやすく、凶方位の影響が強いときは苦労が多くなりやすいです。
厄介な点はその運気の流れをコントロールすることが、ほぼ不可能なことです。
移動が多い人は必要だから移動しています。
行かないといけないから行っているわけで、行かなくて済むわけではありません。
方位の影響をコントロールするとは、行く行かないを選択出来ることです。
運気の影響はリアルな運勢を表している
移動の多い人の方位の状況は、その時の運勢に似てきます。
運勢は自分でコントロール出来るものではなく、時の流れ(運勢)に自分を合わせて行くことで人生をコントロールしていきます。
どうにもならないわけでなく、移動の多い人の方位の影響が分かってくると、その年をどうすれば良いかが分かります。
無理をして方位の影響をコントロールするよりも、受けている方位の影響を念頭に行動を微調整するやり方です。
占いで大事なことは「占いに人生を合わせる」ではなく、「占いの結果をもとに人生を快適に出来るかどうか」です。
移動の結果調子が良い年だと分かれば、もっと積極的に外に出ていって良いです。
悪い年だと思えば、足下を固めることが優先されます。
これに加えて目立った移動の方位の状況を把握することで、現状の対処をしやすくしていきます。
方位の影響を知ることは、迷いを少なくしてくれる
吉方位・凶方位だからと一喜一憂する必要はありません。
どうせ移動しないとだめなのですから、これを折り込んで調整していけば良いからです。
心配しすぎる必要はどこにもありません。
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