占いの難しいところは、占い師の言っていることの内容を相談者が判断できないことです。
「それ本当なの?」と確認出来ないのです。
身に覚えが無ければ「私は信じない」で済むときもありますが、何となく当たっている気がすると信じてしまいます。
私は常に占いは疑いを持って見たほうが良いとお話します。
どういう占いであれ「現状がどうなのか」で受け止め方が変わります。
家相・立地が悪いと言われても、今、特に気に掛かる問題がなかったり、ごたごたしていても「いつものこと」みたいな感じであれば、急いでどうにかする必要はありません。
家相・立地の影響を気にしなくて良いというお話ではありません。
気に掛かる部分は気に掛けて良いけれど、「今すぐどうにかしようとする程では無い」という話です。
まあ占い師は「今すぐ」っていうと思います。
じゃないともっと大変になるとか言いそう。
でも、今すぐどうにかしようとして、そこにデメリットが無いかどうかです。
占い師の言っていることは分かるけれど、今すぐその通りにすることでストレスが莫大になる可能性があります。
家や立地から悪い影響を受けることで運が下がったり、現実が大変だったりすることがあります。
しかしそれでも、今すぐ何とかしようとして良いのかどうかです。
ここをしっかりと考える事です。
占い師が「こうした方が良い」と言っていたとしても、負担が大きくなるなら少なくとも「今じゃ無い」というのがあります。
知ることが出来た事は大事だけど、無理をした方が良いかどうかは別の話です。
猶予を持てるようならその方が良いですし、「やはりそうか!」とすぐに動いた方が良い時もあります。
そして、すぐに動いた方が良いと本人も思う時は、それが出来る時ですから良いのです。
動きたいけれど難しいと感じる時は、「今すぐ」じゃない方が結果的に良い感じになることも多いです。
占い師から「○○が悪い」と言われた時ほど、立ち止まりじっくり考えてください。
ここで時間を掛けることで、後々が好転しやすくなりますので。
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