家相が悪いのでは?と感じたとしても、まずは家相が悪いだけで判断しないことが大事です。
「家相が悪いと思うのですがどうしたら良いですか?」という相談を受けることがあります。
最初にお伝えするのは「心配しすぎないこと」とお伝えしています。
占い業界以外の人が「家相が悪い」と思う場合、家相の表面的な一部分だけ見て不安になっていることがあります。
テレビや雑誌・本、インターネットの影響が相当大きいです。
良い家相・悪い家相はありますが、100点となる全てが良い家相・全てが悪い家相は存在しません。
全てに良い、全てに悪いとは占いの原則から外れています。
占いの原則とは「良いも悪いも調和する」ところにあり、何かを良く(強く)すれば何かが悪く(弱く)なるものです。
だからこそ、良い事もあれば悪い事もあると言いますし、100%良い事もなければ、100%悪い事もないと言います。
このため家相が悪い家と思っても、見方によって全く違う答えが出ることがあります。
家相の影響かな?と思ってから気にしても良い
家相が悪いと思っても(言われても)、現実で問題が起きていないなら気にしなくて良いです。
占い師は起きてもいないことに対して「悪くなる」と言うことがありますが、これは「リスク」を予測するためです。
それは過去の実績を元に予測をしているのかもしれません。
でも、リスクの予測は大事ですが、それ以上に大切な事は実際に悪くなるかどうかです。
家相の影響は分かりくいことが多いです。
引っ越してからすぐに問題が起きてくれれば良いですが、家の影響はすぐにはありません。
住む人が家に馴染むのに合わせて、影響が見えやすくなってきます。
長年住み続けることでどうしたら良いかが分かる
家相の影響の判断は、住み始めてしばらくしてからが効果的です。
住んでいれば、問題が出やすい場所と出にくい場所、調子が良くなる場所とそうで無い場所が何となく感じられてきます。
実際に住んでいる人の調子を聞きながら、家の影響がどのように出ているかを占っていきます。
出てきた結果をもとにして、家相を調整していきます。
家相を調整すると言っても壁をぶち抜くわけでは無く、今ある状態で出来る事をやっていきます。
部屋がいくつかある場合は部屋替えなどで対処が出来る場合もあります。
良い家相・悪い家相で振り回されない
家相は家を一度建てたら変わらないものではなく、時の流れと共に運気が変わる部分もあります。
だからこそ長い年月で様々な事が起きます。
昔はリビングに人が集まっていたのに、今はみんな個室に引きこもってる、あるいはその逆のケースなどは分かりやすいです。
このため時の変化を考慮しつつ、家の良い場所悪い場所に合わせて必要な対処をします。
扱いやすい家(良い家)、扱いにくい家(悪い家)というのも確かにあります。
ただ、扱いやすくても扱いにくくても、今ある現状で心地よい空間を作るのことが占いに求められる本質ですし、占い師の仕事です。
家相が悪いからと単純に怖がる必要はありません。
悪い場所があるなら、その分良い場所がどこかにあるからです。
そこを見つけていくのも占い師の仕事です。
良い家相の家を探そうとしすぎない
家の家相に問題があるかどうかは占ってみないと分かりませんが、傾向はあります。
長年住んでいると、この家に引っ越すまではそうでも無かったのに、病気がちになったり、引きこもりになったり、鬱になったりしている場合、家相の影響を懸念します。
家相の厄介なところは、きれいにしていれば良いというものでは無い点です。
でも、家の性質を知っておけば、扱いにくいところは避けるように出来ますし、出来るだけ良い場所を使うようになります。
この「家の性質を知る=家相を知るタイミング」は住み始めてからで良いとお勧めしているのは、家相を意識し始めると、家探しがものすごく難しくなるからです。
家相には立地も含まれます。
立地も良くて家相も良くてとなれば、まず見つからないです。
そういった物件は空きにくいですし、空いてもすぐ埋まります。
気になる事の有無で家相を気にする
だからこそ、家相は後から調整していく方が楽です。
家を選ぶときに迷う場合は判断基準になってくれますが、家相が悪いことを恐がり過ぎる必要はありません。
気にしないで済むならそれでも良いと思います。
何かを良くしていきたい、あるいは何故今の様な感じなのだろうと原因を探りたいときに家相鑑定は役立ってくれます。
いつも読んでくださってありがとうございます。
一緒に読んでみてください↓
コメント