離婚の想いは強くなったり弱くなったりします。
離婚をしたい人もいれば、離婚をしたくないけどずっと頭の中にある人もいます。
結果的にどちらも「まだ」離婚していません。
ご相談の中では離婚のお話はちょいちょい出てきます。
その後、実際に離婚をされる人もいれば、されない人もいます。
私が占う時は多くの場合、「現段階では離婚してもしなくても良い」という結果になることが多いです。
離婚に関して保留の結果になりやすいのは、「離婚の決断」までの心の準備が出来ていないからです。
実際に離婚をする人は「どうしようかな・・・」なんて考えてません。
もうどこで離婚をするかしか考えてないです。
「離れる事そのもの」が必要な状態です。
まだそこまでいっていない人、離婚するかどうするか悩んでいる人にとって、離婚に想いを巡らすこと自体が必要だったりします。
これが「自分を振り返るチャンス」です。
今は離婚の原因になっている事ばかり頭の中を巡っていると思いますし、それを脇に置くのは難しいでしょう。
離婚が頭の中を駆け巡りつつも、「自分は離婚後どうしたいのか」を考えていきます。
離婚で頭がいっぱいになっている時は「離れる」しか考えられないのですが、実際は「離れてからが本番」です。
離婚後の事は気持ちに余裕が無いので後回しにしがちですが、「離婚をするために必要な作業」になります。
どうにもならなくて離婚に突っ走ったとしても、悩みながら離婚をしたとしても、その先にも生活が続きます。
「生活の準備をしてから離婚をした方が良い」というお話ではありません。
生活の準備は出来てなくても良いです。
それ以上に「離婚したらどうしたいか」があるかないかです。
ここが「ない」とめっちゃ大変になります。
離婚が成立した直後は良いのですが、気持ちが落ち着いてきた頃にどうしたら良いか分からなくなって迷走し始めます。
離婚は「一人」でしてしまうことが多く、周りに理解を示してくれる人があまりいません。
幸せになるために離婚をしたのに、離婚をする前よりも「心がしんどい」という状態になることがあります。
幸運・不運は「心の状態」で決まります。
心が満たされていると全てが幸運になっていきますが、心がしんどいと全てが不運になりかねないです。
これを防ぐためにも「離婚をしたら何をしたいか」をおぼろげながらでも良いので考え、「そのために今出来ることは何か(←これが大事)」と周りを見渡し、着手していきます。
生活を大きく変える必要はありませんし、離婚をしたい気持ちを抑える必要もありませんし、「離婚出来ない」と諦めることもありません。
「離婚をする自分」に向き合うだけで良いです。
考えるのが面倒になることもあるでしょうし、見たくない部分もあると思います。
でも、未来を生きるあなた自身が笑顔でいられるように、今、自分を見つめることで必要な答えが出てきます。
ここを大事にしていれば、離婚をする時もした後も、幸せに繋げていけます。
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