聞かれたら「凶方位と凶相・凶運のどれも嫌!」ってなりますが、現実にあり得る選択肢です。
凶方位・凶相・凶運に加えて運勢が悪いのを入れても良いです(良くないけど)。
全部が当てはまるケースもそこそこありますが、今回のポイントは「どれを重視するか」です。
引越しをするかしないかという選択肢があるなら、物件によっては「時期を待ちましょう」が良い時もあります。
では「引っ越した方が良い」「引っ越す必要がある時」にどうするかです。
立地が悪くなければ「吉」
凶方位を何とか出来ないか、凶方位を避けたいと相談されますが、最初に確認するのは「どこの物件に引っ越そうとしているか=立地の確認」です。
運勢が悪い、方位が悪い、家相・風水が悪い場合、もっとも長く影響をうけるのは家相・風水です。
運勢は周期で上下していますので、悪い時に始めたとしても、良い時に挽回することが可能です。
凶方位で運気が下がったとしても、現実でカバーしたり、運気を上げるために吉方位旅行という手がとれます。
「家」は・・・動けないので。
部分的に良くしても立地の影響は大きい
例えば、川の水面より低い立地の家はあまりよくないので、盛り土をして水面より高くしたとします。
でも、その周辺自体が低地ですので、何かあったとき巻き添えになりやすいです。
「家」は個別に対処しようとすれば出来ない事は無いけれど、費用も多く掛かりますし、費用を掛けても悪いものが普通になるぐらいでしかなく、しかも周りの影響は変わらずですので厄介です。
結果的に立地や家の良いところを押さえられるかどうかで、未来が苦労度合いが変わることが分かります。
運勢・方位でも未来は影響を受けますが、家に比べると融通が利きやすいのが特徴です。
だからこそ方位の相談を受けたときは、最初に「どこに住みますか?住みたいですか?」という話ばかりしています。
そして、何も考えないで家を選んでいるときの感覚は、結構当てになることも分かっています。
条件ではなく感覚で選ぶ
占い的に問題がある家・立地の場合、大抵、本人も「う~ん」と何かを感じています。
感じてはいるのだけど、いろいろと理由があって候補として残っています。
占いとか何も知らずに家を探す中で感覚に合った家を見てみると、うまく難を避けていたりするのは違和感を感じるからだと思います。
それなのに占いが入ってくると途端に妥協点が増え始め、「ここは避けた方が良い」ような家を選んだりします。
何をどこまで重視するのか難しいように見えるのですが、「占いを考慮しない」ことで自然と必要な選択をしやすくなります。
冷静になれない時は占いが役立つ
占いを考慮しない方が良い時もあれば、現実面でストレスが多く問題を抱えている場合と、何が何だか分からなくなって迷走している場合は、占いを参考にした方が良い時があります。
占いの良いところは今の自分の選択肢に対して、何らかの答えと理由を教えてくれます。
引っ越した後の不安やトラブルを解消したい気持ちは誰にでもありますが、解消は出来ないし問題は起きるものです。
だからこそ「どれだけそこに住みたいか」「住むことで得られるメリット」が重要になってきますし、そこに占いはほとんど関係無いです。
占い的な目線が役立つのは、自分の判断が出てからです。
最終的に自分の判断で家相・風水がイマイチな場所・物件になったとしても、それは「そこにする必然性」がどこかにあります。
それならばそれを避ける事自体が難しいことを意味しますので、少しでも良い形に出来るように微調整していくために占いを役立てます。
良くしよう、安心を得ようとしすぎて、今よりひどくなってしまうことがあるのは、自分の不安に自分と周りが振り回されてしまうからです。
それならばまずは「どこに住みたいか」の候補を挙げてから判断した方が、何を選んだとしても穏便に物事が進みやすくなります。