方位の影響が気になる人は凶方位の影響で人生が悪い方に向かうことを気にします。
方位の影響もたくさんある占いの中の一つであり、その一つの占いが教えてくれる人生の一面です。
方位が凶方位かどうかが気になると思うのですが、占う側は複数の悪因が重なっていないかを気にします。
凶方位を選択するということは、運気が下がることの暗示です。
運気が下がるだけなら、まだ悪いという要素が一つだけです。
悪い要素が一つぐらいなら意外に大丈夫です。
私が占うときはいくつもの占いと現状をすり合わせて、見えない世界を浮かび上がらせていきます。
引っ越しや旅行で凶方位を選ぶのは良いとして、ほかに何か足を引っ張ろうとしていない?ということです。
特にやろうとしている事に対して運勢も悪い場合、問題が大きくなる場合があります。
ただし、これでもまだそこまで不安になる必要はありません。
ここまでは占い上の問題だからです。
一番しんどいのは、現実も悪い時です。
占いと現実が重なれば、悪い状況でも改善しやすくなる
この世の中は現実ありきです。
究極、占いでどのように出ていたとしても、現実が違うなら杞憂で済みます。
占い師がどのように言っても、現実を違うように感じるなら無いのと同じです。
現実を判断基準にすることが、占いを受ける上で大事な目安になります。
凶方位で運勢も悪くて現実も悪いとなれば、今がしんどい、あるいは将来がしんどくなるのは理にかなっています。
すごく怖い感じになりますが、怖さを伝えたいためにお話をしているわけではありません。
お伝えしたいのは「悪い」ということが分かって、現実も実際に悪いなら対処がしやすくなるのです。
現実の対処が具体的であるほどに回復も早い
占いで厄介なのは、現実と占いが一致していない時に対処しようとする場合です。
占いと現実が一致しないなら、対処しようとすることも的外れになりやすいからです。
冷静なときなら分かる理屈が不安になると分からなくなるから怖いです。
実感が無い時は備えるぐらいで良いのです。
不安が強くなると人生を左右するような選択をしやすいので、何かを判断する前に自分の現状を整理していきます。
占いが悪くて現実も悪い場合、占いと現実が一致しています。
占いと現実が一致しているなら、占いが教えてくれる「こうしたら良い」に合わせて動けば良いということが分かります。
これが占いと現実が一致している時のメリットです。
占いの通りに生きた方が良いというお話ではなく、どうしたら良いか分からない時に占いが力になってくれるという話です。
どうすれば良いかを知るために占いを使う
今の悪い状況も占ってみたら「やっぱり悪かった」となれば、対処も出来ます。
今の悪い状況が占いで分からない場合、占い以外の方法で解決策を模索します。
そういう判断が出来ることも大事になります。
何をどこまでやれば良いかが分からないと不安はどんどん強くなります。
凶方位というタイミング、運勢が下がるというタイミング、現実が良くないというタイミング、それらが重なって起きるとしんどいです。
でも、分かりやすい状況になる分だけ、対処もやりやすくなります。
凶方位という基準だけで悪いと判断すると、対処法は「行かない」という話がメインになります。
行かないという選択肢がとれるなら良いのですが、大抵は難しいです。
悩んでしまって行き止まりのように感じても、どこに問題があるのかが分かれば対処のしようがあります。
やらない選択肢よりもどうしたら良いかをはっきりさせてから考えていけば良いです。
行き詰まりを感じたら違う考え方を取り入れると安心出来ます。


コメント