その伝え方に若干の不満が残る

悪かった・微妙という感想・口コミ

引っ越しに際して方位の鑑定をしていただきました。

ひとつ言えるのは、「感覚派」の方にはいいかもしれませんが、「理論派」の方だと鑑定方法とメールによるその伝え方に若干の不満が残る可能性があると思いました。

内田先生は「鑑定書の形ではなく、メールでやりとりする」という形を貫いていらっしゃるのですが、実際に鑑定を受けて思ったのは、鑑定書はなくても構わないから、せめてその人の本命星に合った年盤は最初の段階で出してほしい、ということです。

年盤の見方がまったくわからない人でも、少しの補足説明で鑑定内容をより深く納得できるようになると思うのです。

それから、平面のメルカトル図法の地図を用いて方位を出しているとの説明を途中で受けましたが、こちらの平面図法の場合、近距離の場合は問題ありませんが、海外など、距離が離れれば離れるほど方位があいまいになります。

海外移転の場合などは、そもそもの方位が違っている可能性があるため、参考にしない方がいいかもしれません。

最後に、非常に残念なのですが、鑑定結果に一部誤りがありました。「○年の○方位移転は可能」とのことでしたが、後から該当する年の年盤を確認してみたところ、私本人にとって月命殺となる方位で、家族の者にとっても相剋で吉方位とはならず、しかも年運が中宮となっていました。

これは私が素人ながらある程度年盤を読むことができるので気がつきましたが、まったく何の知識もない方ですと、その通りに移転してしまった可能性もあるのでは、と思いました。

やや厳しいことを申し上げてしまいましたので、こちらのコメントはサイト等に掲載していただかなくても構いません。ただ、今後のために、真摯に受け止めていただければ幸いに思います。

どうもありがとうございました。

【占術家内田和男よりお答え】
このたびはご利用を頂きありがとうございました。

不満があるという方のご感想でした。

不満の点についてお答え致します。

その人の本命星に合った年盤を出して欲しいということでしたが、不要な方位まで出してしまうと余計な選択肢が出てしまい迷ってしまいます。

それを避けるために、ご相談者に必要な方位・時期に合わせて、必要なことを鑑定をするようにしています。

また、年盤の見方についてですが、これはあまり重要ではありません。方位学の仕組みを知りたくて鑑定を受けているわけではないはずですし、必要のないものを知ることによって余計に迷うため、基本的に鑑定に関わりの無いことは伝えないです。

続いて方位の出し方となるメルカトル図法についてですが、当然ながら海外についての方位の取り方は、まずは私自身の経験を基準としています。

私自身がロシアに何度も行き来している経験から方位の基準を割り出すとともに、海外の方の鑑定を続けていく中で出している結論が今の基準になっています。

更に月命殺と相剋については、方位を鑑定する上で少なくとも今回は重要度が低いために考慮はしていません。

方位の出し方にしろ、九星の扱いにしろ、方位について鑑定を受けられるお客様には、知識を持っている人も持っていない人もいます。

このため必要な事は、お客様の状況に合わせて鑑定の基準を微調整し、一番良い形で鑑定の内容を提供していくことです。

その結果として、私の鑑定で一致しているところが多いならば、私の鑑定基準がご自身に合っているということです。

鑑定基準でもっとも大切なのは理屈ではなく、「現実はどうなのか」です。

タイトルとURLをコピーしました