大凶方位へ引っ越すことになったときどうするか

吉方位・凶方位の影響の実態

大凶方位への旅行や引っ越しは、大抵、どの占い師に相談してもダメという答えになります。

占い師としてはそれ以外に答えようがないです。

しかし、相談者にとってはそうはいかないです。

予定変更が出来るならばまだしも、なぜか「まだ引っ越してはいないけれど、そこに引っ越すことは確定している」という状態です。

いろいろと探して漸く物件が見つかった、ほっとした時に何故か分からないけれど方位の事が目に付くようになった、どうも方位というのは色々とやばいらしい、調べてみたら大凶だったって感じです。

このとき普通の選択肢は何が出てくるかというと、方違え(かたたがえ)か方位除け(ほういよけ)という事になります。

方違えとは要するに「2回」引越をすることです。

方位除けというのは気学の分野にはなく、寺社仏閣の世界でいわゆる厄払いのことです。

私自身は方位除けについて否定はしていません。

それも大切だと思っています。

方違えは容易ではないのですが、凶方位に行かない手を使うとしたら、これしかないです。

そもそも方違え自体いつでも誰でも出来るわけでは無いので、方違えが成立しそうというのも運がある証拠の一つになりますが、難易度は高いです。

また、現実問題として出来ないものは出来ない、いつかまた引越をするとしてもそれは今ではないっていうことが多いです。

それなら出来ない事で迷うよりも、出来る事、今やれることを優先した方が良い結果になりやすい事実もあります。

こういうとき、私は吉方位旅行をお勧めしています。(年盤月盤吉で3泊以上100km以上)

凶方位に引っ越した事実があっても毎日楽しく過ごしている人もいます。

人によって受け止め方が違うため、確認をしながら占いを進めていくことになります。

ただ、一般論として「なぜ今凶方位に引っ越そうとしているのか」+「なぜ今気になったのか」で見えていなかった不運が明らかになることがあります。

運命が節目を迎えている

今がとても楽しいのならば良いのですが、イマイチな状況の時の凶方位の引っ越しはリスクが暗示されます。

何らかのリスクがあるから凶方位が気になっている可能性があるからです。

安易に凶方位だから事故が起きるとか、病気になるとか、死ぬとかなんとかかんとかっていうのではなく、現状の把握をしておいた方が良いという話です。

凶方位は厄介なので、後々になって面倒に繋がることもありますが、「今知ることが出来た」=「注意することで起こるはずだった未来が変わる」ことでもあります。

吉方位旅行に行くのも運命を変えるための一つの手法です。

本来なら行くはずのなかった吉方位に「行った」ことで、新たな展開を作り出すことが出来るからです。

今は順調!という人でも凶方位はシグナルになり得ますが、今が大変な人ほど気を付けた方が良いシグナルになるのが凶方位を選択してしまう状態です。

やばい感じの人ほど凶方位に引っ越した後に相談される

引っ越しの前に相談しても、後に相談しても、やることは同じです。

引っ越した後に占い師に相談するような状態はしんどい事が多いのですが、そうだとしても凶方位の現象に対処しつつ、自分の状態を良くしていく必要があります。

凶方位に引っ越しをした時のキーマンは引っ越しを決めた人です。

その人が決めたから凶方位に引っ越すことになったわけです。

言い換えれば、その人のケアをしっかりすれば全体的に良くなっていくということでもあります。

凶方位に引っ越しをする時は凶方位そのものに加えて、そのきっかけとなっている人や状態を明らかにしていくことで対処がしやすくなります。

出来る範囲で出来る事を積み重ねていくと、自然と収まるところに収まってきて落ち着きます。

引っ越す前であっても後であっても出来る事をやりながら凶方位の影響を回避していく。

もしかするとこれが一番効果的な凶方位への対処法なのかも知れません。

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