「凶方位の影響は怖い」というところから全てが不安がスタートしています。
その反対が吉方位の影響は「良いらしい」という期待です。
どちらも「想像」の人が多く、ネットや本の情報をもとに期待します。
このブログでは一貫して「実感が影響力を大きくする」とお話するようにしています。
想像の力もあるのですが、実感の力は更に強いからです。
何故か凶方位は想像だけでも怖くなり、吉方位は実感が無かったら「うそじゃん」ってなる場合もあります。
方位鑑定をする時は、こういう所も含めて解説をしながら占っていくようにしています。
100%確かなことは無いのですが、人によってはかなり影響を受けている時もありますし、そうじゃ無い場合もあるので、その辺を占いをしながら明らかにしていきます。
凶方位の持つ本質を占う
相談者は「凶方位をどうにかしたい」と相談されています。
その結果として、どうにか出来る・出来ないという鑑定結果を伝えることが一番最初の役割です。
そして、次に「実際はどういう状況にあるのか」を明らかにするステージに入ります。
凶方位も吉方位も何かを選択した結果です。
「なぜ今、その選択をしているのか?」を占って行くと、見えなくなっていた世界が浮き彫りになっていきます。
凶方位の本質はこうやって明らかになっていきます。
その結果、今は心配いらないとか、今すぐ対処した方が良いとかが分かります。
凶方位が確定しても、出来る事はいくらでもある
凶方位と分かった時にやることの一つはどの程度方位の影響を実感しているかです。
なにがどうであれ、凶方位の影響が大きいのか小さいのかでやることも変わっていきます。
凶方位と分かった時に出来る事はこんな感じです。
・凶方位に行かない(2回移動をする方違えも含む)(気学)
・凶方位に行く時期をずらして、凶方位を外す(気学)
・日時を選んで凶方位の影響を外す(気学とは違う手法)
・方位除け(気学とは違う手法)
・家の中の運気の良い場所を活用する(気学とは違う手法)
・吉方位旅行に行く(気学)
どの選択を取るかは相談者の状況によって分かれていきます。
凶方位の影響が怖いけれど、大きな影響が現実化していない場合は備えつつも様子を見る選択もあります。
方位の影響具合が分かってくれば、出来る事も具体的になっていきます。
凶方位の影響がどんな形になるかは相談者の中に答えがある
不安が強くて「どういうことが起きますか?」と相談されるのですが、具体的な答えはこちら側には分からないです。
ただ、話を色々と伺っていく中で凶方位の影響っぽいものが分かってくることがあります。
凶方位に行くということは、行く理由があります。
大抵は、無理をしやすいです。
凶方位の影響が大きいほど、無理も大きくなります。
その反動は既に起きているかも知れませんし、後から来るかも知れません。
こうやって整理して行くと何に凶方位が影響してきているのか、その可能性と原因が見えてきますので、そこがトラブルの元になることも予測が付きます。
凶方位の影響を予測して準備する
占いは現象をよむため、どういう現象になっているかを占って行く過程で、どうしたら良いかも分かってきます。
相談者の置かれている状況に合わせて対処法が出てくるので分かりやすいです。
これは方位の影響の実感があっても無くても有効です。
方位の影響の実感が無い場合は、急がなくて良い分だけ時間を掛けて対処をして行けば良いです。
でも、方位の影響を実感し始めたときに対処出来るように準備をしておきます。
これが出来るのも占いと現実を結び合わせているからです。
凶方位の実感が無いこともある
凶方位の影響について実感が沸かないこともあります。
実感があまりなく、占いの事もそこまで深刻に受け止めていない場合は、もうしばらく様子を見ていくので良いです。
無理に何とかしようとすると、大きなストレスになることもあるのでまずいです。
たとえば凶方位の影響を何とかしようとして毎月吉方位旅行に行くとか、2回引っ越しをする方違えをしようとするなどです。
どうしても気になるなら、その人に合わせて「これはやっておくと良い」という占いをしていくのが占い師の役割です。
どんな凶方位でもやることは一つ
凶方位がどういう感じであったとしても、一つだけ変わらない事があります。
何があっても対処は具体的に行うことです。
トラブルもストレスも全部現実の世界で起きます。
起きた事に対処する事が最も効果的な対処です。
それに備えて準備をするのが占いの役割です。
今やろうとしていること、やったことの未来を少しでも楽にする、凶方位を選んだとしても意外と何とかなるものです。


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