運命を変えられるかどうか、占い師はいろいろと考えます。
「変えたい運命」をどのように理解するか難しいのですが、「危うい未来」「望んでいない未来」に結びつく「選択と未来」のことを今回は意味しています。
良いことだったら放っておいても良いですが、そうじゃ無い場合にどうしたら良いかです。
人生の節目の一例は「このまま行ったらやばいよ!何とかした方が良いよ!」という状態の人です。
占い師に相談されているぐらいですから、本人も何かを感じています。
このままその流れに乗ってしまう人がほとんどで、選択を変えることは容易でなく、本人も変えることに乗り気ではないこと多いです。
ところが占い師側は焦ることがあります。
占い師の焦りは、過去の経緯と現実のすり合わせをした結果、これから先の未来が予測されるためです。
相談している人は「何とかならないかな~」程度ですが、占っている側はこのままではまずいと理解しています。
参考:「迷ったとき不安な時の対処法なら占いが効果的、もう迷わなくて済む時短に繋がる」
修正した方が良いと伝えて出来る人はほとんどいない
修正は運命を変えることに繋がります。
でも、それが出来る状況にある人は少ないため、こういう時に占いって無力なのかな~と思ったりします。
占いで暗示されていることを説明し、リスクを伝えても、その道に乗って行ってしまう。
まだ選択の余地がある人でも調整出来ないケースも多いです。
占い師がいう程度では難しいというのは分かります。
でも、何かを感じて相談されています。
その中で出てきている警告に対して、運命を変える選択がなかなか出来ません。
背景はみんな違い、条件も違うのにも関わらず、共通しているお返事が「それは難しい」というお返事です。
ほとんどの場合、占い師のもとに来ることなく、その人の運命の中で選択をされています。
そのうちの何%かが何かを感じて占い師に相談されます。
ほとんどの人は無理だけど一人か二人が運命を変えます
運命の選択時期に来ていると気がついても、これは占い師も同じで、選択しきれないことがあります。
今がそのときと理屈で分かっていても、現実には違う選択をしやすいです。
望んでいる事があるのに、変えられない事がある。
いえ、厳密には変えられないわけではありません。
変える選択肢はあります。
その選択をとったときの犠牲が大きいので、その選択肢がとれないのです。
一番大事なことが分かっているとどうしたら良いかも分かる

「これ以外は無くても良い」ということが明確に出来れば、選択肢は自然と一つしか無くなります。
これが出来るかどうかですが、占い師に相談する運はあるのですから出来る可能性はあります。
その重要さを伝えきれるかどうかが私の役目なのですが、難しいです。
それぐらい今選択をしようとしている事を変えるのは難しいです。
虫の知らせを大事にする人は運命も変えられる
何となく占い師に相談した程度では難しいのですが、何かを感じて相談された場合は変えられる可能性が高いです。
実際に占い師に相談をしてみたら、やっぱり厳しい状況だった場合、自分の感覚と見えない世界が一致しているわけです。
この受け止め方で、その人の今後の運命が分かれていきます。
もともと大きな流れに沿って選択をするのが普通です。
今回も同じように一番大きな流れに沿って選択をしようとしています。
そこにストップが掛かった場合、この段階での選択が自分の人生に大きく影響を与える可能性があります。
占いの結果をどう受け止めるかで人生が変わる
何を望むのか、何が必要なのか、そして、どうしたいのかが大事になります。
これを考える事が今は必要で、その上でどうするかを考える時期にあります。
何も変えない方が良い、今ある状況のままの方がいろいろと都合が良いように見えます。
だからこそ、運命は変えにくいです。
でも、変えることも出来るわけです。
痛みを伴う選択をする前の段階で微調整する方が楽ちん

運命の解釈はいろいろありますが、運命を良くしていくとは「自分と周りにとって幸せな人生を求めること」と私は理解しています。
幸せに生きたと言える人生のために、今を選択していく感じです。
運命が決まるような大きな節目のもっと前の段階であれば、どのようにでも選択肢を変えていけますし、選択肢を増やしていくことも出来ます。
早ければ早いほど選択肢も多くなります。
どこに向かって行ったら良いかは占いが教えてくれますし、もちろん、相談者本人の想いともすり合わせていけます。
占いが大事なのでは無く、相談者本人が思っていることを相談者以外の基準で整理して行くことで、幸せを確実なモノにしていくための手段です。
対処が早ければ早いほど良いのは受験と似ています
大学受験の準備を高校3年生から始めるのと、中学1年生から始めるのではその難易度も選択肢も違います。
大学選びは人生でいう幸せ選びと同じです。(良い大学に入ることが良いという意味ではありません)
どんな幸せでも早い段階なら選んで行くことが出来ますし、そこに向けて準備をしていく事が出来ます。
早くから自分で選択をしていくと、直前になって変更をすることも可能です。
それだけの準備が出来ているからです。
運命を変えたいと思うとき、それが転換期の直前であるほどに難しくなるのは、変更の余裕が無いからです。
それを避ける為に早い段階から選択肢を増やしていくようにします。
3年先ぐらいを目安にして今を作ると余裕が持てる
何年も先に目標を設定することは難しいです(出来る人は出来るのでうらやましい)。
私自身は大体1~3年ぐらいを想定して考えてます。
運命の選択が求められる時期だと難しいことが、その前であれば結構融通が利きます。
運命の選択を頭のどこかに置くことが出来れば、仮にその時が来ても違う選択が出来る事が多いです。
運命の選択は突然舞い込んでくることもあれば、そうじゃ無いこともあります。
大抵は予兆があって「やばいかも」という感覚が生まれてきます。
その時にすぐに対処が出来るかどうかも、早い段階で準備をしていれば可能となります。
どの運命が良いとか悪いとかはありません

「自分にとって」どういう運命が良いかはその人次第です。
占いと一致しているとか外れているとかは関係無いです。
参考:「占い師を信じて良い?占い師の言うとおりにやらないとダメ?占い師に合わせる意味はここにある」
それこそが自分の人生を生きるということに繋がるからです。
ただ、どうして良いか分からない時に、占いは「こういう生き方はあなたにとって楽かも知れないですね」と教えてくれる部分はあります。
それらも含めて目の前と3年先、5年先を想像して、今に取り組んで行くことで運命の選択をしやすくします。
目の前の運命を変えるのは難しい
時の流れの力は強いので、目先の何かを「今」変えようとするのは難しいです。
ただ、出来る事は限られているにせよ、今自分がどういう状況にあり、何を望むのか、それ次第でこれから先の運命との関わりが変わってきます。
運命と言うぐらいですから、これまでの環境ががらっと変わりやすいです。
スムーズにその流れに乗るか、流れに飲まれるか、流れを変えていけるかは「自分にとって何が必要なのか」を明確にするところから始まります。