今、気をつけているのが、世の中、「正しい」「間違っている」の空気が強くなっていることです。
「正しい」が強すぎると、「正しい」以外は全て間違っているとなってきます。
何が「正しい」かなど立場によって違うにも関わらず、「正しい」が強くなりすぎると暴力にまで発展していく可能性もあります。
さらにたくさんの人がやっているから「正しい」と判断されるような事も目に付いてきています。
こういうのに巻き込まれないように気をつけてください。
また、自分自身も「正しさの押しつけ」をしていないかを気をつけたいです。
「正しい」「間違っている」が強くなると、白か黒かの世界になってしまい「余裕」がなくなっていきます。
余裕がなくなると、隣の公園で子供達が遊ぶ声が「うるさい」となります。
世の中が変わるときは、今までの「正しさ」が変わり、新しい「正しさ」が生まれ、基準となります。
これ自体は問題ではありませんし必要なことですが、行きすぎるとしんどくなります。
こういう時は出来れば「正しさ」から逃げてください。
正しいか間違っているかの線引きをせず、そこの判断をせず、一歩や二歩引いて受け止めるぐらいが良いです。
「正しさ」を押しつけられたら、「そういうのもありますよね」と受け流していきます。
真正面から「正しい」「間違っている」に向き合わない、近寄らないようにすることで、精神的な余裕が生まれます。(関わらないぞ~って思っていると更に効果的です)
周りは余裕が無くても、自分が余裕を持つことが出来れば、トラブルを避けやすくなります。
余裕があると周りでおかしな感じになっても気がつくからです。
余裕がなくなると、家族関係も友人関係もどんどんおかしくなっていきます。
しかも自分は「間違っていない」と思ってしまえば、土ツボにはまります。
本質は「正しい」か「間違っているか」ではなく、他の事を受け入れられる余裕が無くなっていくことに問題があります。
「正しい」にこだわることで正しくあるはずなのに、自分を苦しめてしまう可能性が出てきます。
正誤を付けようとすることで、傷つけ合うかもしれません。
誰にも得にならない危うい状態が増えてきています。
そこに巻き込まれないためにも、アンテナの感度を良くして近づかないように心がけます。
距離を取るだけでも避けられることがあると分かっているだけでも違ってきますので。
後は自分の中にある「正しい」感度も鈍くしておくと更に良いです。
過敏な状態の時は敢えて鈍感に。
平和に楽しく生きる秘訣かもしれません。