滅多に無いですが、私も占いを受けることがあります。
占い師は「どんな占いの結果でも活用出来るコツ」を知っています。
今回はこれがテーマです。
占いが当たった!外れた!となることもあると思います。
占い師は占いが当たった!外れた!とは考えません。
これが普通の人と占い師との大きな違いです。
占い師にとって占いとは「シグナル」です。
占いの結果そのものよりも、その占いの中で出てきた言葉やヒント、気づき、変化などを重視します。
そして、その占いを受けた後、どのようになったかを最も大事にします。
私が占いで使っている占いの種類は、全て「何か影響があるみたい」という認識を持っています。
何らかの形で現実になっていることが多く、その現実を高い確率で目にしています。
現実化しなかった場合は、うまく回避出来た(またはうまく活用出来なかった)とみます。
それが何であれ、比較対象は占いで受けたものと現実です。
こういった背景を持ちながら占いを受けるので、たとえば「あなたは結婚出来ない」と言われても、結婚出来ない事よりも「なぜそういう結果が出たか」を重視します。
結婚の相談をしているのに結婚出来ないといわれればショックですが、そもそも相談しているのですから結婚は出来ていないのです。
そういう意味では当たっていますが、「なぜそういう結果が占いにも出たか」です。
結婚が出来ていないのは現実ですが、占いにまでそのように出るということは、「絶対に結婚が出来ない」わけではないということです。
占いは現実の鏡です。
「主」は現実ですので、占いがどのようになっていたとしても、現実が思った感じであるなら問題ありません。
一方で望んだ感じの現実でなくても、占いも同じような感じだった場合、その占いは目安に出来る事が分かります。
結婚が出来ていない現実と結婚出来ないという占いの結果が近いためです。
大事なのは望んだ現実であろうとなかろうと、占いも近い結果が出ているかどうかです。
結果が近いからこそ「じゃあ、どうすれば結婚が出来るか」も明らかに出来る事が分かります。
占い師によっては言い切ってしまって「どうすれば良い」を言ってくれない(分からない)人もいます。
でも、どのような占いの結果であれ、それに対してどうしたら良いかは、占い師としてある程度見えています。
このため占い師によっては「現状では結婚は難しいけれど、こういう形で修正していくと良い」的な感じを伝えてくれます。
その方向に向かうかどうかは相談者次第です。
大抵は難しいです。
小さな事ならまだしも、結婚や離婚、就職・転職など人生の節目の場合、その人の性質や本質が強く表に出てきます。
その結果が今の状況なので、この状況を変えるとなると、それなりの覚悟が必要になってきます。
「他の占い師にも似たようなことを言われた」とお話になるケースがありますが、それが答えです。
そこまでやれば漸く可能性が高まるけれど、そこまでやらないと現状が続いてしまう可能性が高いです。
結婚出来るか出来ないかは占い上では重要ではありません。
相談される方が結婚を望んでいるのに結婚出来ていない場合、何がネックになっているのかを知ることに価値があります。
そのネックが解決されれば、結婚が出来る可能性は高まるからです。
言ってみれば、占いは「どうしたら良いか」を教えてくれる情報源です。
どうするかは自分の判断ですので、その判断をするために情報を集め、その一つに占いがあります。
占いを信じるなんて!とか、占いに人生を左右されたくない!と感じる人は、この辺を勘違いされています。
占いは現実の鏡なので、現実に近い感じなら信じるも信じないもありませんし、現実から遠ければ尚更です。
決めるのは自分ですから、占いの結果がどうであれ、大切なのは「それを知った上でどうするか」です。
どのような選択をするか、その選択の先にある未来も占いは教えてくれます。
その未来が受け入れらる範囲なら、どういう選択をしても後悔は少ないです。
受け入れられない未来なのに、自分の好きにやりたいとやってしまったとしても、それも人生です。
ただ、その時に「あのときの占いで言われてたな~」と感じる事がある場合は、次の選択の時には参考にされると良いです。
このような感じで、本来占いの結果は受け手によって大きく解釈が変わります。
占いの結果そのものよりも、「なぜ今その結果なのか」が重要な理由も、現状と比較する上で大事なヒントになります。
占いを受ける最大のメリットは「今」に対するヒントを貰える事です。
だから、占いの結果がどんな感じであれ、そこからスタート出来る何かがあります。
それともう一つ大事な事は「占いを受ける姿勢を作っておく」です。
この占い師さんの話す内容は理解しやすいなど、事前に占いを受ける体制を整えます。
占い師の言葉は人の心の奥底に入ろうとします。
だから人生の上で大きく影響を受ける事があるのですが、その反面、聞く姿勢が出来ていないと「なんであなたにそんな事を言われないと行けないの!」みたいに反発してしまいます。
もしかしたら大切なシグナルが出ているかも知れないのに、それを拒否してしまう状態です。
こういうことを避けるためにも、私が相談する占い師さんは「相談しても良いと思える人間性」を大事にして選んでいます。
当たるか当たらないかは、これまでお話をしたように、自分次第のところが大きいです。
それなら、必要な事は自分のことを親身に考えてくれそうな占い師さんに相談するのが一番ってことに気づけます。
私が占いを受けるときは、このような感じで占いを受けています。