私は「願いや望みがあるから運気アップをしたいのだ」と思っています。
ご相談を受ける時も「この人の願っていること、望んでいることは何だろうか」と考えています。
まれに相談されていることと、本当に望んでいることがズレている事があるからです。
占いは「願いを叶えるために何が必要かを教えてくれるもの」だと思っています。
占えば願いが叶うと思う人はあまりいないと思います
占いをどれだけ受けようとも、願いを叶えるには、結局、自分で何とかしないとダメだよね、と行き着くと思います。
見えている部分だけで判断すると「あの人はうまく行ってるな~」と思えても、実際には人それぞれです。
願いを叶えるには、願いを叶えるために何をすれば良いかを知り、取り組んで行くのが最短です。
そのための手法を教えてくれる手段の一つが占いです。
「凶方位に引っ越しをしそうだけどどうすれば良いだろうか?」というご相談の中にも、望んでいる何かがあります。
望んでいる内容によっては、凶方位の心配そのものは関係無いこともあります。
願う中で常識が出てくるとしんどい
願いの本質を理解するために、いつでも「大切なのは何かな」と考えることが役立ってくれます。
運気アップの手法は世の中にたくさんありますが、運気アップを目的にしていると迷走し始めます。
運気を意識しすぎることで、起きてることを強引に何かに関連づけようとしたり、日々の生活が見栄の塊になったりすることがあります。
運気を上げていれば「人生が幸せになるはずだ」というのも、思い込みから来るデメリットです。
運気アップは上げた運を使うための開運行動の一つ

運気アップは目的になりません。
家族団らんのために運気アップを願うなら、家族団らんのために(運気アップ以外で)何をしているのかが重要です。
楽しく食事をするようにしている、などが「何を」の部分に当たります。
仕事をうまくいかせるために運気アップをしたいなら、仕事をうまくいかせるために何をしているかが大事です。
願いを叶えたいときに、願いを叶えるために必要なことをするかしないか、ただそれだけが大事だったりします。
私が占うときも、願いは何か、そのために何をしているかを明確にし、必要な手順を明らかにすることが多いです。
何かを望むときに運気を上げるアプローチは理にかなっています
望んでいる事に対して必要なことをやりながら、合わせて運気を上げていくのは理にかなったやり方です。
後は、上げた運気をどうやって願っている事に繋げていくかが、開運の秘訣になります。
開運への繋げ方は、上でお話をしているように「願っている事に対して何が出来る?」という思考で見えてきます。
シンプルな願いならこのやり方で大体明らかになってきますが、複雑な状況にある人は一つずつ紐解いていく必要があります。
でも、共通することは願いを叶えるには、願いを叶えるために何をやっているかです。
ここがぶれなければ、今必要な事も分かりますし、これから先どうしたら良いかもハッキリしていきます。