いつの時代でもあると思うのですが、縁起等を気にした方が良いという人とそんなの気にしなくて良いという人、両方をそれなりに取り入れている人がいます。
両方をそれなりに取り入れている人は融通が利きやすいので、柔軟にその時々に合わせて生活に取り入れています。
時には振り回されながらも、自分なりの目安として使っていきますので、このタイプの人はとりあえず今回はおいときます。
ポイントは気にする人・気にしない人で、気にする人は気になりますし、気にしない人は気にしないです。
縁起や占いを重視した方が良いかどうかは、この両者にとっては重要ではありません。
気にする人にとっては「重視する」、気にしない人にとっては「重視しない」、これが答えです。
理屈ではありません。
私に相談される内容で依頼を受けているのは「どっちつかず」の内容です。
重視した方が良いのかな、しないでも大丈夫なのだろうか・・・という内容です。
占い師なのだから「重視するでは?」と感じられる人もいると思います。
これは占い師によるのですが、私は「重視しないほうが良いときもある」という見解があるため、いつでもどこでも縁起や占いを重視していたら、逆効果の時もあると考えています。
重視したほうが良い時は出来るだけ重視し、それほどでも無い時は自由に出来た方が人生が楽ちんです。
私はこういった考え方なので、「ガチで重視した方が良い」というご相談だと物足りない部分が出てきます。
「○○は自由にして良いですよ」って言われてしまうと、「〇〇した方が良い」と言われたい人にとっては満たされないです。
満たされる満たされないは良いから、縁起や占いを重視した方が良いのしなくても良いの?についての答えを提示するとすれば、押さえるところは押さえる程度で、後は自由で良いです。
縁起とは状況に合わせて行動する目安を教えてくれています。(そのほうがうまくいく)
占いはそれを更に個別に特化した感じです。
例えば仏滅の日に結婚式をする人は少ないです。
これは仏滅が悪いというのではなく、仏滅が凶日だからではなく、仏滅は動き回るのではなく、身の周りを整えるのに良い日だからです。(大安はこの逆)
外国の人は気にしないでしょうし、日本に居ても気にしない人は気にしません。
ただ、もし仏滅に何らかの影響があるとするなら、仏滅よりは大安に結婚式をした方が良いと判断できます。
実際の影響を立証できるモノではないので「縁起」みたいなものですし、だからこそ、それが全てではありません。
選択の余地があるなら選択をすると良い、ぐらいの認識です。
その日に結婚式をしないと様々な不具合が起きる場合は、そちらを優先したほうがうまくいきやすいです。
縁起を重視しようとする理由は、「問題を少なくして、うまくいかせたい」からです。
縁起を重視しようとしすぎて、問題を増やしていたら本末転倒です。
これは占いも同様です。
占い的な理想があるかもしれません。
実際に占いに合わせた方がうまくいく可能性が高まるかも知れませんが、それによって今が大変になるのであれば、その選択は「まだ早い」です。
縁起も占いも取り入れる事が出来る時は、見えない部分で問題を避けやすくしてくれる可能性があります。
そういう意味では重視したほうが良いです。
ただし、「見える部分」で問題を起こすことが分かっているなら、少なくとも今は重視しない方が良いです。
見える部分で問題が起きない、起きたとしても小さくて済むまで待つなり、取り入れるにしても影響の小さいところから取り入れた方が良いです。
白か黒かとはっきりとした答えを出したいのですが、縁起や占いは自分だけの時でも影響が大きいときがあります。
○○を取り入れた方がうまくいきやすくなるのか、保留にした方が良いのか、一度考えた上で判断するほうが穏便に進みます。
急激な変化は問題を起こしやすくなるので、「穏便な選択はどれだろう」ぐらいで考えるぐらいが丁度良いです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
縁起や占いがうまい具合に追い風になってくれるよう願っております♪